業界ダイジェスト
BIPROGY株式会社

BIPROGY株式会社

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ITサービス業界
4,254Koto, Tokyo1958年設立公式サイト

事業セグメント構成

システムサービス33%
アウトソーシング23%
ハードウェア17%
サポートサービス15%
ソフトウェア12%
システムサービス (33%)アウトソーシング (23%)ハードウェア (17%)サポートサービス (15%)ソフトウェア (12%)

独立系システムインテグレーターの先駆。金融、流通、製造などの幅広い顧客基盤を持ち、DX支援や社会課題解決型のプラットフォーム提供に強み。

収益

2025年3月期

4,040億円

+9.2% 前年比

純利益

2025年3月期

270億円

+6.8% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

16.08%

BIPROGY株式会社とは — 会社解説

BIPROGY(旧日本ユニシス)は、特定のメーカーに縛られない「独立系」の強みを活かした国内有数のシステムインテグレーター(SIer)です。1958年の設立以来、金融、流通、製造など多岐にわたる業界の基幹システムを支えてきました。現在は単なる受託開発から脱却し、顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する「ビジネスエコシステム」の構築に注力。社名変更を経て、リテールメディア大手を買収するなど、データ利活用を中心としたプラットフォーム企業へと進化を続けています。

事業モデル・収益構造

システムサービス(開発)、サポートサービス(保守)、アウトソーシング、ソフトウェア、ハードウェアの5つの領域で収益を上げます。特に利益率30%を超えるシステム開発とサポートが利益の柱です。最近では、自社でプラットフォームを運営し、利用料を得るストック型のビジネスモデルや、データを活用したマーケティング支援など、非SI領域の拡大を急いでいます。

ビプロジーの強み・特徴

  • 特定のハードウェアに依存せず、最適なソリューションを組み合わせるマルチベンダー能力
  • 金融・小売業界における長年のシステム構築実績と、深い業務知識に基づくコンサルティング力
  • ROE 16%超という、日本のITサービス業界でも際立って高い資本効率と収益性
  • カタリナマーケティングジャパン買収による、国内最大規模の購買データ活用基盤

投資家が注目するポイント

  • 1DX需要の継続による売上高・営業利益の順調な拡大と、過去最高益圏での推移
  • 2調整後営業利益率が10%に到達するなど、収益構造の高度化(高収益案件へのシフト)
  • 3データビジネス(リテールメディア等)への参入が、将来的な成長にどう寄与するか
  • 4積極的なM&Aに伴う有利子負債の増加と、投資回収のスピード感に対する評価

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収846万円、平均勤続年数20.8年と、IT業界の中では極めて安定した雇用環境
  • 2旧来のSIerから「データ利活用企業」へ変貌する過渡期にあり、新規事業に携わるチャンスが多い
  • 3リモートワークや柔軟な働き方が浸透しており、ワークライフバランスを重視する文化
  • 4若手から大規模なプロジェクトや、社会課題解決型のプラットフォーム開発に参画可能

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

システムサービス

33%

顧客の要望に合わせた情報システムの受託開発や、要件定義から設計・開発、導入支援までを一貫して提供するSI(システムインテグレーション)事業です。

収益1,304億円営業利益447億円営業利益率34.3%

サポートサービス

15%

システムの安定稼働を支援する運用・保守サービスや、ヘルプデスク、ハードウェアの修理・点検など、導入後の継続的な技術支援を提供します。

収益584億円営業利益194億円営業利益率33.3%

アウトソーシング

23%

顧客のシステム運用やデータセンター運営、ビジネスプロセス(BPO)などを一括して請け負い、高度な専門性と効率的な業務運営を提供します。

収益906億円営業利益182億円営業利益率20.1%

ソフトウェア

12%

自社開発のパッケージソフトや他社製ソフトウェアのライセンス販売、および導入に伴うカスタマイズやバージョンアップなどの関連サービスを行います。

収益451億円営業利益92億円営業利益率20.3%

ハードウェア

17%

サーバー、ストレージ、PC、ネットワーク機器などの情報関連機器の調達・販売を行い、システム構築に必要なインフラ機器をトータルで提供します。

収益674億円営業利益114億円営業利益率16.9%

よくある質問(ビプロジーについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

4,200億円

営業利益予想

426億円

純利益予想

290億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#BIPROGY#増収増益#DX投資#M&A

BIPROGY・2026年3月期、純利益15.7%増の312億円——DX需要とM&Aが寄与、次期140円へ増配予想

IT大手のBIPROGY(旧日本ユニシス)が発表した2026年3月期連結決算は、売上収益が前期比 7.3%増 の 4,336億8,600万円 、親会社の所有者に帰属する当期利益が同 15.7%増 の 312億900万円 と増収増益を達成しました。旺盛な企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資を背景に、システム開発やアウトソーシングが好調に推移したほか、戦略的なM&Aが収益を押し上げました。好調な業績を背景に、年間配当は前期から 20円増 の 130円 とし、次期はさらに 140円 への増配を計画するなど、積極的な株主還元姿勢を鮮明にしています。

+7.3%売上+9.1%営業利益+15.7%純利益

AIアナリスト視点

BIPROGYの今回の決算は、旧来のシステムインテグレーター(SIer)からの脱却を鮮明にした象徴的な内容です。 注目すべきは「カタリナマーケティングジャパン」の買収です。約400億円という投資規模は同社にとって極めて大きく、単なるシステム開発の受託にとどまらず、顧客のデータそのものを握り、ビジネスモデルを変革しようとする強い意志が感じられます。 - 強み: 金融や小売といった強固な顧客基盤に対し、クラウド(BankVision等)やAIを組み合わせた高付加価値なサービスを提供できており、利益率が向上している点。 - 懸念点: 自己資本比率が4.1ポイント低下しているように、大型買収に伴う財務的な重みは増しています。今後は「のれん」に見合う利益成長を、買収先とのシナジーで早期に証明できるかが市場の焦点となるでしょう。 - 投資家・就活生の視点: 配当性向を40%以上に引き上げ、増配を継続している点は非常にポジティブです。就活生にとっては、単なるIT企業ではなく「社会課題を解決するプラットフォーマー」への変革期にある、非常にエキサイティングなフェーズとして映るはずです。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
4,040億円391億円270億円3,309億円+9.2%
2024
通期
3,701億円333億円252億円3,142億円+8.9%
2023
通期
3,399億円297億円202億円2,804億円+7.0%
2022
通期
3,176億円274億円205億円2,686億円+3.0%
2021
通期
3,084億円246億円166億円2,540億円

従業員データ

平均年収

846.2万円

業界平均: 920.2万円

初任給

27.2万円

月額 272,000

平均年齢

46.4

平均勤続年数: 20.8

従業員数

4,254

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
846.2万円
初任給(月額)
272,000

社員データ

従業員数
4,254
平均年齢
46.4
平均勤続年数
20.8

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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