デンカ株式会社

デンカ株式会社

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化学業界
4,369Chuo-ku, Tokyo1915年設立公式サイト

事業セグメント構成

ポリマーソリューション35%
エラストマー・インフラソリューション29%
電子・先端プロダクツ24%
ライフイノベーション11%
ポリマーソリューション (35%)エラストマー・インフラソリューション (29%)電子・先端プロダクツ (24%)ライフイノベーション (11%)

100年超の歴史を持つ総合化学メーカー。電子材料、ライフサイエンス、インフラの3分野を核に、独自の無機・有機合成技術を活かした高付加価値製品をグローバルに展開。

収益

2025年3月期

4,003億円

+2.8% 前年比

純利益

2025年3月期

-12,300百万円

-203.0% 前年比

平均年収

751.5万円

業界平均: 868万円

デンカ株式会社とは — 会社解説

デンカ株式会社は、1915年の創立から100年以上の歴史を持つ日本を代表する総合化学メーカーです。独自の無機・有機合成技術を基盤に、現在は「電子・先端プロダクツ」「ライフイノベーション」「エラストマー・インフラソリューション」「ポリマーソリューション」の4事業を展開しています。特に半導体パッケージ向けの球状シリカでは世界トップシェアを誇り、生成AI市場の急拡大を背景とした先端素材の需要増が収益の柱となっています。近年は低採算の汎用品から高付加価値なスペシャリティ製品への事業ポートフォリオ転換を加速させており、環境・エネルギー、ヘルスケア分野での成長を目指しています。

事業モデル・収益構造

独自の電炉技術や合成技術を源泉とし、川上の原料から川下の高機能製品まで一貫して手掛けるモデルです。特にAIサーバーや電気自動車(EV)に不可欠な放熱材料や導電助剤などの「電子材料」、インフルエンザワクチン等の「ライフサイエンス」、特殊混和剤等の「インフラ」の3分野に資源を集中し、高利益率な製品のグローバル販売によって収益を上げています。

デンカの強み・特徴

  • 半導体封止材用球状シリカで世界トップシェアを誇る圧倒的な技術力と供給体制
  • カーボンブラックやクロロプレンゴムなど、独自の電炉・合成技術による高付加価値製品群
  • 100年超の歴史で培った無機・有機両面の化学技術を融合させる研究開発能力
  • 生成AI市場の成長を直接的な利益成長に繋げられる先端素材ポートフォリオ

投資家が注目するポイント

  • 12026年3月期Q3で営業利益54%増を達成。AI向け素材が低採算品の不振をカバーする構造
  • 2米国事業の減損など過去の負の遺産整理が進み、今後は純利益のV字回復が期待される
  • 3「エラストマー・インフラ」部門の黒字化が焦点。ここが改善すれば全社利益が一段と加速
  • 4DOE(自己資本配当率)を基準とした安定的な配当方針と、機動的な資産売却による経営効率化

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収751.5万円、平均勤続年数16年と、安定した処遇と腰を据えて働ける環境が魅力
  • 2新卒初任給が25.6万円超と高く、若手から専門性を活かせる化学メーカーとしての厚遇
  • 3AI素材やバイオ、環境エネルギーなど、社会的貢献度の高い最先端プロジェクトに携わる機会
  • 4歴史ある企業ながら、事業ポートフォリオの大胆な刷新に挑む変革期の刺激的な社風

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

電子・先端プロダクツ

24%

最先端の半導体プロセス材料や電子デバイス向け特殊部材など、テクノロジーの最前線で求められる高精度な製品を提供しています。

収益922億円営業利益92億円営業利益率9.9%

ライフイノベーション

11%

ライフサイエンスと化学技術を融合させ、ヘルスケア、食品、環境など様々な分野で人々の豊かな暮らしに直結する新技術を提供しています。

収益433億円営業利益10億円営業利益率2.2%

エラストマー・インフラソリューション

29%

合成ゴムや各種樹脂、土木建築用資材の提供を通じて、自動車産業や都市インフラ整備の発展と安全性向上を支援しています。

収益1,117億円営業利益-7,962百万円営業利益率-7.1%

ポリマーソリューション

35%

高性能なエンジニアリングプラスチックや機能性樹脂を軸に、家電、自動車、包装材料など多様な用途に合わせた加工材料を提供しています。

収益1,354億円営業利益12億円営業利益率0.9%

よくある質問(デンカについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

4,100億円

営業利益予想

250億円

純利益予想

150億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#デンカ#生成AI#半導体素材#増益

デンカ・2026年3月期Q3、営業利益54%増の181億円——AI向け先端素材が牽引、通期売上高を下方修正

デンカが発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比 3.6%減 の 2,907億74百万円 となった一方、営業利益は 54.0%増 の 181億98百万円 と大幅な増益を記録しました。生成AI市場の急拡大を背景に、半導体パッケージ向けの球状シリカなどの先端素材が好調に推移したことが利益を押し上げました。一方で、原燃料価格の下落に伴う販売価格の下落やエラストマー需要の低迷を受け、通期の売上高予想を 100億円 下方修正しています。

-3.6%売上+54.0%営業利益+114.7%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で特筆すべきは、AI市場の恩恵を直接的に利益へ変換できている点です。売上高こそ下方修正されましたが、これは低採算な汎用品から高付加価値品へのポートフォリオ転換が進んでいる証左とも取れます。 - 強み: 半導体封止材用シリカで世界トップシェアを誇る技術力。AIサーバー需要が同社の利益率を押し上げています。 - 懸念点: 米国事業の特別損失計上など、過去の負の遺産の整理が完全には終わっていない点。ただし、今回の大船工場の売却益でこれを相殺できたのは、経営判断として機敏でした。 - 今後の焦点: 「エラストマー・インフラ」部門の黒字化のタイミングです。ここが底を打てば、AI関連の成長がダイレクトに利益全体を押し上げる「成長フェーズ」への完全移行が期待できます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
4,003億円144億円-12,300百万円6,555億円+2.8%
2024
通期
3,893億円134億円119億円6,162億円-4.5%
2023
通期
4,076億円323億円128億円5,922億円+5.9%
2022
通期
3,848億円401億円260億円5,576億円+8.6%
2021
通期
3,544億円347億円228億円5,260億円

従業員データ

平均年収

751.5万円

業界平均: 868万円

初任給

25.7万円

月額 256,570

平均年齢

40.6

平均勤続年数: 16

従業員数

4,369

給与・待遇

平均年収
751.5万円
初任給(月額)
256,570

社員データ

従業員数
4,369
平均年齢
40.6
平均勤続年数
16

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