大日本印刷株式会社

大日本印刷株式会社

7912
印刷業界
9,785Shinjuku, Tokyo1894年設立公式サイト

事業セグメント構成

スマートコミュニケーション部門49%
ライフ&ヘルスケア部門34%
エレクトロニクス部門17%
スマートコミュニケーション部門 (49%)ライフ&ヘルスケア部門 (34%)エレクトロニクス部門 (17%)

世界最大級の総合印刷会社。出版・商業印刷に加え、エレクトロニクス関連やリチウムイオン電池用資材など、独自の印刷・情報技術を活かし多角的に事業を展開。

収益

2025年3月期

1.5兆円

+2.3% 前年比

純利益

2025年3月期

1,107億円

+0.2% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

9.60%

大日本印刷株式会社とは — 会社解説

大日本印刷(DNP)は、1894年創業の世界最大級の総合印刷会社です。従来の出版・商業印刷の枠を超え、独自の「P&I(印刷と情報)」技術を基盤に、半導体用フォトマスクやリチウムイオン電池用外装材などの高機能部材、さらにはデジタルマーケティングや情報セキュリティなど、多角的な事業展開を行っています。近年は「高付加価値な部材メーカー」としての側面を強めており、特にエレクトロニクス部門の収益性が極めて高いのが特徴です。徹底した事業構造改革により、不採算事業の整理と成長分野への投資を加速させています。

事業モデル・収益構造

独自の印刷技術を応用した高機能製品の製造・販売を主軸としています。出版や包装などの安定収益源に加え、営業利益率が20%を超えるエレクトロニクス部門(半導体関連など)が全体の利益を牽引。また、リチウムイオン電池用部材を扱うライフ&ヘルスケア部門が急成長しており、BtoBの部材供給からBtoCに近い情報サービスまで、多層的な収益構造を構築しています。

大日本印刷の強み・特徴

  • 世界トップクラスのシェアを誇る半導体用フォトマスクやカラーフィルタ等の精密加工技術
  • リチウムイオン電池用外装材(バッテリーポーチ)で培った高度なラミネート・成型技術
  • 売上構成比約5割を占める顧客基盤を活かしたデジタル販促・情報セキュリティ等のIT解決力
  • 最新の営業利益率が6.8%に達するなど、構造改革による着実な収益性改善と筋肉質な経営体質

投資家が注目するポイント

  • 12026年3月期通期の営業利益予想を1,030億円へ上方修正。構造改革による利益成長が鮮明
  • 2ライフ&ヘルスケア部門が前年比約7割の増益(Q3)を達成するなど、成長分野への転換が成功
  • 3ROE 9.6%と資本効率が向上。株主還元と成長投資(次世代半導体基板等)のバランスが取れた財務戦略
  • 42025年稼働開始のガラスコア基板(TGV)パイロットラインなど、半導体パッケージ分野での将来性

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収829.8万円と印刷業界・製造業の中でトップクラスの水準。待遇面での満足度が高い
  • 2平均勤続年数20.9年、平均年齢44.6歳と極めて高い安定性を誇り、長期的なキャリア形成が可能
  • 3初任給272,000円と高水準。印刷からハイテク部材、ITまで幅広いフィールドで挑戦できる環境
  • 4「P&I」という独自の強みを持ち、既存の枠組みにとらわれないイノベーションに携われる機会

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

スマートコミュニケーション部門

49%

セキュア関連製品や販促支援、BPO、出版・商印事業を展開し、デジタル技術を活用した高付加価値な情報サービスで社会のDX化を推進する部門です。

収益7,155億円営業利益346億円営業利益率4.8%

ライフ&ヘルスケア部門

34%

高機能な包装材を中心に、医薬品・医療用資材や生活用品、エネルギー関連部材を提供し、健康で持続可能な社会の実現に向けた製品開発を行っています。

収益4,960億円営業利益237億円営業利益率4.8%

エレクトロニクス部門

17%

半導体用フォトマスクやディスプレイ関連部材など、高度な微細加工技術を駆使して、最先端のエレクトロニクス製品に不可欠な精密コンポーネントを供給します。

収益2,477億円営業利益573億円営業利益率23.1%

よくある質問(大日本印刷について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1.5兆円

営業利益予想

940億円

純利益予想

900億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#大日本印刷#7912#増収増益#上方修正

大日本印刷・2026年3月期Q3、営業利益21.8%増の763億円——ライフ&ヘルスケアが躍進、通期利益予想を上方修正

大日本印刷(DNP)が発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比 4.6%増 の 1兆1,282億円、営業利益が同 21.8%増 の 763億円 と大幅な増益を記録しました。独自の「P&I(印刷と情報)」の強みを活かした高付加価値製品の拡大に加え、徹底した事業構造改革が奏功し、収益性が大幅に改善しています。この好調な進捗を受け、同社は通期の営業利益予想を 1,030億円 へと上方修正しました。

+4.6%売上+21.8%営業利益-26.4%純利益

AIアナリスト視点

大日本印刷の今決算で特筆すべきは、かつての「印刷会社」というイメージを完全に脱却し、高付加価値な部材メーカーとしての地位を確立しつつある点です。 特に、ライフ&ヘルスケア部門の営業利益が前年比約7割増という数字は、不採算事業の整理と成長分野へのリソース集中という構造改革が、非常に高い精度で実行されていることを示しています。エレクトロニクス部門の利益が微減している点は懸念材料に見えるかもしれませんが、中身を見ると半導体関連の設備投資やR&D費によるものであり、次世代の柱を作るための健全なコストと評価できます。 今後は、2025年12月から稼働を開始したガラスコア基板(TGV)のパイロットラインなど、半導体パッケージ分野での「次の一手」がどれだけ早く収益に寄与するかが、投資家からの評価を左右する大きな焦点となるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1.5兆円936億円1,107億円1.9兆円+2.3%
2024
通期
1.4兆円755億円1,109億円2.0兆円+3.8%
2023
通期
1.4兆円612億円857億円1.8兆円+2.2%
2022
通期
1.3兆円668億円972億円1.9兆円+0.7%
2021
通期
1.3兆円495億円251億円1.8兆円

従業員データ

平均年収

829.8万円

業界平均: 823.3万円

初任給

27.2万円

月額 272,000

平均年齢

44.6

平均勤続年数: 20.9

従業員数

9,785

2025年09月時点

給与・待遇

平均年収
829.8万円
初任給(月額)
272,000

社員データ

従業員数
9,785
平均年齢
44.6
平均勤続年数
20.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年09月)

※当サイトのデータは入力時の誤りを含む可能性があります。個人の参考としてご利用ください。当サイトはデータの正確性について一切の責任を負いません。