日野自動車株式会社

日野自動車株式会社

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自動車業界
11,950Hino, Tokyo1942年設立公式サイト

事業セグメント構成

日本61%
アジア22%
その他17%
日本 (61%)アジア (22%)その他 (17%)

トヨタグループのトラック・バス製造大手。国内の商用車市場で高いシェアを誇り、物流の効率化を支える先進技術と高品質な大型車両の提供に強みを持つ。

収益

2025年3月期

1.7兆円

+11.9% 前年比

純利益

2025年3月期

-217,753百万円

-1374.4% 前年比

平均年収

655.4万円

業界平均: 792.1万円

日野自動車株式会社とは — 会社解説

日野自動車株式会社は、1942年設立のトヨタグループに属する国内最大手の商用車(トラック・バス)メーカーです。東京都日野市に本社を置き、「トントントントン日野の2トン」のCMでも知られる高い知名度と、国内大型トラック市場での圧倒的なシェアを誇ります。2022年のエンジン認証不正問題以降、厳しい経営再建の過程にありますが、徹底したコスト削減とトヨタグループの支援のもと、物流インフラを支える社会的責任を果たしながら、次世代の電動化技術や自動運転技術の開発に取り組んでいます。

事業モデル・収益構造

大型・中型・小型トラックおよびバスの製造・販売が主軸です。日本国内だけでなく、東南アジアを中心とした海外市場でも高いシェアを持ち、車両販売後のアフターサービスや純正部品の提供によるストック型ビジネスでも収益を上げています。現在は生産効率の向上と固定費削減により、販売台数が減少しても利益を出せる「筋肉質な体質」への転換を進めています。

日野の強み・特徴

  • 国内大型トラック市場における長年のトップシェアと、強固な顧客基盤および販売網。
  • トヨタグループとしての技術連携背景。電動化や燃料電池など次世代技術へのアクセス。
  • 危機管理下での徹底したコスト削減能力。売上減を上回る営業増益を実現した実行力。
  • 平均勤続年数19.3年という、従業員の高い熟練度と製品に対する厚い信頼性。

投資家が注目するポイント

  • 1不正問題に伴う特別損失の一巡と、黒字転換による財務の正常化プロセス。
  • 2自己資本比率15%台からの回復。資産売却やコスト削減を通じた財務基盤の再構築。
  • 3国内販売台数の回復ペース。供給不足の解消とブランド力の再構築が今後の焦点。
  • 4三菱ふそうトラック・バスとの統合交渉の進展など、業界再編による合理化期待。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1初任給27万円と、製造業の中でも比較的高水準の給与設定。若手の待遇改善に注力。
  • 2平均勤続年数19.3年が示す、安定した雇用環境と福利厚生の充実度。
  • 3不祥事からの再生というフェーズ。組織文化の変革に直接関与できる歴史的転換点。
  • 4大手トヨタグループのスケールメリットを活かした、先進技術への挑戦機会。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

日本

61%

国内における完成車の製造、販売、および研究開発活動を統括し、日本市場のニーズに応じた製品とサービスの提供を担当します。

収益1.2兆円営業利益284億円営業利益率2.4%

アジア

22%

中国やASEAN諸国を含むアジア地域において、現地の需要に即した車両の生産・販売、および地域密着型の事業展開を推進します。

収益4,246億円営業利益246億円営業利益率5.8%

その他

17%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益3,347億円営業利益65億円営業利益率1.9%

よくある質問(日野について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1.5兆円

営業利益予想

400億円

純利益予想

200億円

親会社株主に帰属する当期純利益200億円を計上する見込みですが、認証不正により傷んだ財務体質の強化が喫緊の課題であることから2026年3月期配当予想額は未定です。

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#日野自動車#7205#黒字浮上#上方修正

日野自動車・2026年3月期Q3、営業利益39.3%増の627億円——販売台数減もコスト削減で増益、通期予想を上方修正

日野自動車が発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比 10.9%減 の 1兆1,412億円 となった一方、営業利益は同 39.3%増 の 627億円 と大幅な増益を達成しました。国内での小型トラック供給不足や海外市場の停滞で販売台数は落ち込んだものの、徹底した固定費の削減と価格改善が奏功し、採算性が大きく向上しました。前年同期に巨額の特別損失を計上した反動もあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は 305億円 と、前年の赤字から大きく黒字に浮上しています。

-10.9%売上+39.3%営業利益

AIアナリスト視点

今回の決算は、日野自動車にとって「過去の膿を出し切り、本業の稼ぐ力を取り戻しつつある」転換点と言える内容です。 - 特筆すべきは営業利益率の改善です。売上高が1割以上減り、主力車種の販売が2割以上落ち込むという、通常であれば「赤字転落」してもおかしくない状況下で、大幅な営業増益を達成しました。これは、不祥事を受けて進めてきた「筋肉質な組織への改造」が、為替の追い風もあって数字に表れた結果です。 - 懸念点は、依然として「供給不足」が解消されていない点です。国内販売の24%減は、需要がないのではなく「作れない・出せない」ことに起因しており、ブランド力の低下が長期化するリスクを孕んでいます。また、純利益の大幅な上方修正は資産売却などの一過性要因も大きいため、額面通りに受け取るのではなく、来期以降も営業利益ベースでこの水準を維持できるかが焦点となります。 - 投資家・就活生への視点: 財務数値上は最悪期を脱したように見えますが、自己資本比率15%台は製造業としては依然として低く、信頼回復に向けた道のりはまだ半ばです。今後は、新型エンジンや電動化への投資を再開できるだけの余力を、いつまでに確保できるかが重要になります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1.7兆円575億円-217,753百万円1.5兆円+11.9%
2024
通期
1.5兆円171億円1.5兆円+0.6%
2023
通期
1.5兆円174億円1.4兆円+3.3%
2022
通期
1.5兆円338億円1.3兆円-2.6%
2021
通期
1.5兆円123億円1.2兆円

従業員データ

平均年収

655.4万円

業界平均: 792.1万円

初任給

27.0万円

月額 270,000

平均年齢

41.8

平均勤続年数: 19.3

従業員数

11,950

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
655.4万円
初任給(月額)
270,000

社員データ

従業員数
11,950
平均年齢
41.8
平均勤続年数
19.3

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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