株式会社IHI

株式会社IHI

7013
重工業業界
7,911Koto, Tokyo1853年設立公式サイト

事業セグメント構成

航空・宇宙・防衛34%
産業システム・汎用機械30%
資源・エネルギー・環境25%
社会基盤10%
航空・宇宙・防衛 (34%)産業システム・汎用機械 (30%)資源・エネルギー・環境 (25%)社会基盤 (10%)

総合重工業大手。航空エンジン分野で国内首位級のシェアを誇り、世界的なエンジン開発にも参画。資源・エネルギー、社会基盤、産業機械など幅広い領域で技術を提供。

収益

2025年3月期

1.6兆円

+23.0% 前年比

純利益

2025年3月期

1,127億円

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

26.29%

株式会社IHIとは — 会社解説

1853年創業の総合重工業大手です。航空エンジン、宇宙開発、資源・エネルギー、社会基盤、産業機械の4セグメントを展開しています。特に航空エンジン分野では国内首位級のシェアを誇り、民間機用エンジンの国際共同開発にも深く参画しています。近年は、従来の「重工」の枠組みを超え、高収益な航空・防衛事業と、保守・点検などのライフサイクルビジネスを核とした企業体への大胆な構造改革を断行中。不採算事業の売却を進める一方で、防衛予算の拡大を追い風に受注を伸ばしており、技術力に裏打ちされた変革期にあります。

事業モデル・収益構造

大型機械やエンジンの製造・販売(フロー型)に加え、納入後の保守、部品供給、運用支援を行う「ライフサイクルビジネス(ストック型)」を強化しています。特に利益率の高い航空エンジンのスペアパーツ需要や、防衛関連の長期案件が安定した収益源となっています。資源・環境分野ではカーボンニュートラル対応の技術提供も行っています。

IHIの強み・特徴

  • 航空エンジン分野における国内圧倒的シェアと、世界的な開発プロジェクトへの参画実績。
  • 防衛予算拡大を背景とした、宇宙・防衛セグメントにおける強力な受注残高と成長性。
  • 営業利益率22%を超える航空・宇宙事業を筆頭とした、高度な技術付加価値による収益力。
  • 祖業の造船から続く広範な技術基盤と、ライフサイクルビジネスへの転換による収益の安定化。

投資家が注目するポイント

  • 1ROE 26.29%と極めて高い資本効率を実現しており、株主還元への期待が高まっている点。
  • 2PW1100G-JMエンジンの追加検査費用という既知のリスクに対し、他部門の増益でカバーする経営力。
  • 3低収益事業(運搬機械、建材工業等)の相次ぐ売却による、ポートフォリオの徹底した高収益化戦略。
  • 4航空需要の回復に伴うスペアパーツの利益貢献と、為替変動に対する耐性の構築。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収813.5万円、平均勤続年数15.8年と、高い水準の待遇と安定した就業環境を両立。
  • 2伝統ある重工メーカーから、航空宇宙・防衛のテクノロジー企業へと変革するダイナミズムを体感可能。
  • 3初任給285,000円という業界内でも高水準のスタートラインと、専門性を磨けるキャリアパス。
  • 4平均年齢41.1歳とベテランの層が厚く、高度な技術継承と若手への機会提供が図られている。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

資源・エネルギー・環境

25%

電力プラント、ボイラ、原動機、化学プラントなどの建設・保守を行い、エネルギーの安定供給と脱炭素化、環境負荷低減に資する製品・サービスを提供します。

収益4,114億円営業利益161億円営業利益率3.9%

社会基盤

10%

橋梁、水門、シールド掘進機、都市開発などのインフラ整備に加え、洋上風力発電などの海洋開発を通じ、安全で持続可能な社会基盤を構築します。

収益1,623億円営業利益94億円営業利益率5.8%

産業システム・汎用機械

30%

物流システム、パーキング、ターボチャージャ、圧縮機、運搬機械などの多岐にわたる機械製品を提供し、産業の効率化や高度化を幅広く支援します。

収益4,848億円営業利益108億円営業利益率2.2%

航空・宇宙・防衛

34%

航空機エンジン、宇宙開発関連機器、防衛装備品などの開発・製造を担い、高い技術力で安全保障の確保や宇宙利用の拡大、航空輸送の発展に貢献します。

収益5,557億円営業利益1,227億円営業利益率22.1%

よくある質問(IHIについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1.6兆円

営業利益予想

1,500億円

純利益予想

1,200億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#IHI#7013#航空機エンジン#防衛事業

IHI・2026年3月期Q3、純利益10.7%増の850億円——航空エンジン需要拡大と事業売却益が寄与、通期受注予想を上方修正

株式会社IHIが2026年2月10日に発表した2026年3月期第3四半期(2025年4月〜12月)決算は、親会社の所有者に帰属する四半期利益が前年同期比 10.7%増 の 850億1,400万円 となりました。主力の航空機エンジン事業におけるスペアパーツ需要の拡大に加え、事業ポートフォリオ改革 に伴う運搬機械事業などの売却益が利益を押し上げました。一方で、一部航空機エンジンの追加検査費用の発生や、資源・エネルギー事業での海外案件の採算悪化が重なり、営業利益は 1,025億3,600万円(前年同期比 0.9%減)と微減での着地となりました。

-1.8%売上-0.9%営業利益+10.7%純利益

AIアナリスト視点

IHIの今決算で最も注目すべきは、かつての「総合重工」から、高収益な 航空・防衛 と ライフサイクルビジネス を核とした企業体へと、なりふり構わず脱皮を図っている点です。 当期に断行された「運搬機械」や「建材工業」などの相次ぐ事業売却は、単なる資金捻出ではなく、低収益・低成長事業を切り離す ポートフォリオの徹底的な選別 を示唆しています。特に産業システム分野での大幅な増益は、不採算事業の整理と価格転嫁が功を奏した形であり、経営の規律が高まっている印象を受けます。 懸念点は引き続き、PW1100G-JMエンジンの追加検査費用です。為替が円高に振れた際のコスト増リスクや、整備リソースの確保によるコスト増は通期でも重石となります。しかし、それ以上に防衛予算の拡大に伴う受注増が強力で、受注高の上方修正は、将来的な成長の確度が高まっていることを裏付けています。就活生にとっても、伝統的な重工メーカーから「航空・宇宙・防衛のテクノロジー企業」へ変革するダイナミズムを感じ取れる内容といえます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1.6兆円1,435億円1,127億円2.2兆円+23.0%
2024
通期
1.3兆円2.1兆円-2.2%
2023
通期
1.4兆円820億円445億円1.9兆円+15.3%
2022
通期
1.2兆円815億円661億円1.9兆円+5.4%
2021
通期
1.1兆円280億円131億円1.8兆円

従業員データ

平均年収

813.5万円

業界平均: 852.8万円

初任給

28.5万円

月額 285,000

平均年齢

41.1

平均勤続年数: 15.8

従業員数

7,911

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
813.5万円
初任給(月額)
285,000

社員データ

従業員数
7,911
平均年齢
41.1
平均勤続年数
15.8

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

※当サイトのデータは入力時の誤りを含む可能性があります。個人の参考としてご利用ください。当サイトはデータの正確性について一切の責任を負いません。