業界ダイジェスト
花王株式会社

花王株式会社

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日用品業界
7,861Chuo, Tokyo1887年設立公式サイト

事業セグメント構成

ハイジーンリビングケア事業24%
ケミカル事業20%
ヘルスビューティケア事業19%
ファブリック&ホームケア製品17%
化粧品事業11%
サニタリー製品7%
ビジネスコネクティッド事業2%
ハイジーンリビングケア事業 (24%)ケミカル事業 (20%)ヘルスビューティケア事業 (19%)ファブリック&ホームケア製品 (17%)化粧品事業 (11%)サニタリー製品 (7%)ビジネスコネクティッド事業 (2%)

国内最大手の日用品・化粧品メーカー。高い技術力を背景に洗剤からスキンケア、化学品まで多角的に展開。30年を超える連続増配記録を持つ日本屈指の優良企業。

収益

2025年12月期

1.7兆円

+3.7% 前年比

純利益

2025年12月期

1,201億円

+11.4% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年12月期

11.30%

花王株式会社とは — 会社解説

1887年創業の国内最大手日用品・化粧品メーカーです。洗剤「アタック」や紙おむつ「メリーズ」など数多くのトップシェアブランドを保有し、独自の界面科学技術を核に清潔・美・健康の分野でグローバルに展開しています。近年はブランドの選択と集中を行う構造改革を断行し、特に課題であった化粧品事業(「Curel」「KANEBO」等)の収益性が劇的に改善。37期連続増配という日本記録を更新し続ける、極めて株主還元意識の高い優良企業として知られています。

事業モデル・収益構造

洗剤・住居用掃除用品等のファブリック&ホームケア、化粧品、生理用品等のハイジーン&リビングケア、そして産業用ケミカル製品の4事業が柱です。BtoCでは高いブランド力と研究開発力を背景とした高付加価値製品の販売で収益を上げ、BtoCで培った技術をBtoBのケミカル事業へ展開する循環型の収益構造を持っています。

花王の強み・特徴

  • 国内トイレタリー市場で圧倒的なシェアと強力なブランド認知度を保持
  • 独自の油脂・界面科学技術をベースにした、他社が模倣困難な製品開発力
  • 37期連続増配が象徴する、極めて強固な財務基盤と高い株主還元意欲
  • 「KANEBO」等の戦略ブランドへの集中による化粧品事業のV字回復

投資家が注目するポイント

  • 137期連続増配に加え、1対2の株式分割を実施するなど積極的な株主還元姿勢が継続
  • 2構造改革により化粧品事業の営業利益が100億円台を回復し、収益の柱として再成長
  • 3原材料価格高騰に対し、高付加価値化と適切な価格改定を浸透させる収益維持能力
  • 4中計「K27」に向けたグローバル展開の加速と、ケミカル事業の利益寄与度

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収810万円、平均勤続年数17年と、安定して長く働ける日本屈指の環境
  • 2「花王ウェイ」に基づく誠実な企業文化で、研究開発や品質へのこだわりが強い
  • 3男性の育休取得推進や柔軟な働き方など、ワークライフバランスへの先進的な取り組み
  • 4若手から海外拠点のプロジェクトに携わるチャンスがあり、グローバルな経験が可能

事業セグメント別解説2025年12月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

ファブリック&ホームケア製品

17%

衣料用洗剤や柔軟剤に加え、台所用洗剤や住居用掃除用品など、衣類と住まいの清潔を保つための製品を幅広く扱っています。

収益3,891億円営業利益741億円営業利益率19.0%

サニタリー製品

7%

ベビー用・大人用紙おむつや生理用ナプキンなど、高い吸収技術を用いた衛生維持に欠かせない消耗品の提供を行っています。

収益1,602億円営業利益71億円営業利益率4.4%

ハイジーンリビングケア事業

24%

衣料用洗剤や住居用掃除用品、サニタリー製品を統合し、家庭内における清潔で安全な暮らしを支える事業を展開しています。

収益5,493億円営業利益813億円営業利益率14.8%

ヘルスビューティケア事業

19%

スキンケア、ヘアケア、パーソナルヘルス製品を通じ、消費者の美容と心身の健やかなライフスタイルの実現をサポートしています。

収益4,329億円営業利益391億円営業利益率9.0%

化粧品事業

11%

カウンセリング化粧品やセルフ化粧品を中心に、肌の美しさを引き出し、消費者の多様な美意識に応えるブランドを提供しています。

収益2,616億円営業利益104億円営業利益率4.0%

ビジネスコネクティッド事業

2%

飲食店やホテル、介護施設などの法人顧客向けに、専門的な衛生管理ソリューションや業務用洗浄剤の提供を行っています。

収益392億円営業利益23億円営業利益率5.9%

ケミカル事業

20%

油脂製品や界面活性剤、機能材料など、幅広い産業分野の原材料として活用される化学製品の開発・供給を行っています。

収益4,515億円営業利益302億円営業利益率6.7%

よくある質問(花王について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1.8兆円

営業利益予想

1,820億円

純利益予想

1,300億円

決算レポート

2
2026年12月期 第1四半期
#花王#増収増益#化粧品黒字化#株式分割

花王・2026年12月期Q1、営業利益45%増の449億円——化粧品が黒字浮上、構造改革に伴う土地売却益も寄与

花王が発表した2026年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比 6.0%増 の 4,132億円、営業利益が同 45.3%増 の 449億円 と大幅な増益を達成しました。国内を中心としたコンシューマーケア事業が価格改定や高付加価値製品の投入により堅調に推移したほか、ロジスティクス最適化の一環として計上した土地売却益115億円が利益を大きく押し上げました。一方で、原材料費高騰の影響を受けたケミカル事業が苦戦するなど、セグメント間で明暗が分かれる結果となっています。

+6.0%売上+45.3%営業利益+35.7%純利益

AIアナリスト視点

今回の花王の決算で最も注目すべきは、長らく課題とされていた「化粧品事業の黒字化」と「構造改革の具体化」です。 - 化粧品事業は「Curél」など強いブランドにリソースを集中させた結果が出ており、収益構造が改善しつつあります。 - 営業利益の伸びの約4分の1を土地売却益(115億円)が占めている点は割り引いて見る必要がありますが、これは「ロジスティクス最適化」という「K27」戦略が着実に実行されている証拠でもあります。 - 一方で、ケミカル事業の利益激減は想定以上の逆風と言えます。原材料コストの変動をいかに迅速に価格転嫁できるかが、第2四半期以降の焦点となるでしょう。 - 株式分割と実質増配の発表は、資本効率の改善と株主重視の姿勢を示すもので、投資家からはポジティブに受け止められる可能性が高いです。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1.7兆円1,641億円1,201億円1.9兆円+3.7%
2024
通期
1.6兆円1,466億円1,104億円1.9兆円+6.3%
2023
通期
1.5兆円600億円439億円1.8兆円-1.2%
2022
通期
1.6兆円1,101億円860億円1.7兆円+9.3%
2021
通期
1.4兆円1,435億円1,096億円1.7兆円

従業員データ

平均年収

810.8万円

業界平均: 782.2万円

初任給

24.7万円

月額 247,100

平均年齢

40.8

平均勤続年数: 17

従業員数

7,861

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
810.8万円
初任給(月額)
247,100

社員データ

従業員数
7,861
平均年齢
40.8
平均勤続年数
17

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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