川崎重工業株式会社

川崎重工業株式会社

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重工業業界
14,597Kobe, Hyogo1896年設立公式サイト

事業セグメント構成

パワースポーツ&エンジン29%
航空宇宙システム27%
エネルギーソリューション&マリン19%
精密機械・ロボット11%
車両10%
その他4%
パワースポーツ&エンジン (29%)航空宇宙システム (27%)エネルギーソリューション&マリン (19%)精密機械・ロボット (11%)車両 (10%)その他 (4%)

陸・海・空・宇宙の広範な技術を持つ総合重工大手。航空宇宙、鉄道車両、モーターサイクルに加え、水素エネルギーの商用化をリード。

収益

2025年3月期

2.1兆円

+15.1% 前年比

純利益

2025年3月期

880億円

+230.7% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

13.20%

川崎重工業株式会社とは — 会社解説

1896年創業、神戸に本社を置く日本を代表する総合重工メーカーです。陸・海・空・宇宙の全領域で高度な技術を有し、航空宇宙、鉄道車両、モーターサイクル、船舶、精密ロボットなど多角的に事業を展開しています。近年は「カーボンニュートラル」への貢献を掲げ、世界に先駆けて液化水素運搬船を開発するなど、水素エネルギーチェーンの商用化を強力にリード。最新決算では航空宇宙事業の好調や円安効果もあり、営業利益が前年比約3倍と劇的な成長を遂げています。

事業モデル・収益構造

多様なセグメントを持つ分散型収益構造です。航空宇宙(防衛・民間航空機エンジン)やエネルギーソリューションが安定的な収益基盤となる一方、パワースポーツ(カワサキブランドのバイク)がグローバルで高い利益率を誇ります。BtoBの受注生産型ビジネスを主軸としつつ、水素などの新規事業開発により、将来のストック型収益やインフラ構築による中長期的な成長を目指しています。

川崎重工の強み・特徴

  • 液化水素を-253℃で極低温維持する、世界唯一の水素サプライチェーン技術
  • 防衛省向け航空機やエンジン製造で培った、国内トップクラスの航空宇宙技術
  • 産業用ロボットや精密機械における高い内製化率と高度な制御技術
  • 「Kawasaki」ブランドを冠したモーターサイクルの圧倒的なファンベース

投資家が注目するポイント

  • 12025年度は売上高15.1%増、純利益230.7%増と爆発的な業績回復を達成
  • 21株を5株にする株式分割と増配を発表。資本効率の向上と株主還元に積極的
  • 3営業利益率10%超を誇るエネルギー事業が新たな収益の柱として完全に定着
  • 4過去の不適切事案に伴うガバナンス体制の刷新と信頼回復の進捗が注視される

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収は約793万円、初任給は27.5万円と重工大手の中でも高水準な給与体系
  • 2「技術の川崎」として知られ、若手から数千億円規模のインフラプロジェクトに携われる
  • 3平均勤続年数15.4年と長く、福利厚生や教育制度が充実した安定的な就業環境
  • 4水素やロボティクスなど、社会課題解決に直結する先端領域でのキャリア構築が可能

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

航空宇宙システム

27%

民間・防衛向け航空機やヘリコプター、宇宙機器の開発・製造を行う。機体構造体や航空エンジン、人工衛星打ち上げ用のロケット部品などの提供を通じて航空宇宙産業を支える。

収益5,678億円営業利益558億円営業利益率9.8%

車両

10%

新幹線や通勤電車、地下鉄などの鉄道車両の設計・製造を一貫して手掛ける。日本国内のみならず北米やアジアなどの海外市場へも、安全性と信頼性の高い輸送システムを供給している。

収益2,223億円営業利益84億円営業利益率3.8%

エネルギーソリューション&マリン

19%

発電プラントや水素関連インフラ、LNG運搬船などの開発・製造を行う。カーボンニュートラル社会の実現に向け、再生可能エネルギー設備や環境負荷の低い船舶の提供に注力する。

収益3,981億円営業利益442億円営業利益率11.1%

精密機械・ロボット

11%

産業用ロボットや建設機械・船舶向けの油圧機器を製造する。自動車工場や半導体製造での自動化ソリューションのほか、医療や物流分野でのロボット活用を推進している。

収益2,415億円営業利益70億円営業利益率2.9%

パワースポーツ&エンジン

29%

モーターサイクル、四輪バギー、パーソナルウォータークラフト、汎用エンジンの製造・販売を行う。世界各地のレジャーや作業現場に向け、高性能な動力源と乗り物を提供している。

収益6,093億円営業利益478億円営業利益率7.8%

その他

4%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益901億円営業利益52億円営業利益率5.8%

よくある質問(川崎重工について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2.3兆円

営業利益予想

1,450億円

純利益予想

820億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#川崎重工業#7012#増収増益#株式分割

川崎重工業・2026年3月期Q3、純利益49%増の658億円——航空宇宙が牽引、1対5の株式分割も発表

川崎重工業が2月9日に発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上収益が前年同期比 10.9%増 の 1兆5,614億円 、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同 49.1%増 の 658億円 と大幅な増益を達成しました。主力の航空宇宙事業が堅調に推移したほか、エネルギー関連事業の利益貢献が全体を押し上げました。同社は併せて、投資家層の拡大を目的とした 1株につき5株の株式分割 と、年間配当の増額修正を発表しており、成長と株主還元の両立を強調する内容となっています。

+10.9%売上+4.3%営業利益+49.1%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、過去数年の重荷となっていた「ワシントン地下鉄問題」の包括合意と、その直後に出されたポジティブな資本政策(5分割・増配)の組み合わせです。負の遺産を整理しつつ、市場の期待を株式分割という形で喚起する、非常に戦略的なアナウンスとなっています。 業績面では、防衛予算の拡大を背景とした航空宇宙の堅調さと、脱炭素の流れを汲んだエネルギー事業が完全に利益の柱に育っていることが確認できました。特にエネルギー事業の利益率(13.1%)は、従来の重厚長大産業のイメージを塗り替える高水準です。 懸念点は、やはり相次いで発覚した不正事案に伴うガバナンス体制への信頼です。調査が完了し再発防止フェーズに入ったとはいえ、防衛・公共性の高いインフラを担う企業として、今後どのような具体的な「文化変革」を示せるかが、ESG(環境・社会・ガバナンス)を重視する投資家からの真の評価を左右するでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2.1兆円1,431億円880億円3.0兆円+15.1%
2024
通期
1.8兆円254億円2.7兆円+7.2%
2023
通期
1.7兆円530億円2.5兆円+15.0%
2022
通期
1.5兆円126億円2.2兆円+0.8%
2021
通期
1.5兆円2.0兆円

従業員データ

平均年収

792.6万円

業界平均: 852.8万円

初任給

27.5万円

月額 275,000

平均年齢

41.5

平均勤続年数: 15.4

従業員数

14,597

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
792.6万円
初任給(月額)
275,000

社員データ

従業員数
14,597
平均年齢
41.5
平均勤続年数
15.4

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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