京成電鉄株式会社

京成電鉄株式会社

9009
陸運・輸送業界
1,926Ichikawa, Chiba1909年設立公式サイト

事業セグメント構成

運輸業55%
流通業16%
建設業10%
不動産業10%
レジャー・サービス業5%
その他の事業3%
運輸業 (55%)流通業 (16%)建設業 (10%)不動産業 (10%)レジャー・サービス業 (5%)その他の事業 (3%)

成田空港へのアクセス路線「スカイライナー」を運営。オリエンタルランドの筆頭株主として知られ、千葉・東京を中心に鉄道・不動産・レジャー事業を展開。

収益

2025年3月期

3,193億円

+7.7% 前年比

純利益

2025年3月期

700億円

-20.2% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

14.57%

京成電鉄株式会社とは — 会社解説

京成電鉄は、東京と成田空港を結ぶ「スカイライナー」を運行する、空港アクセスの要となる大手私鉄です。千葉県北部から東京都東部を地盤とし、鉄道、不動産、レジャー、建設など多岐にわたる事業を展開しています。特筆すべきは東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(OLC)の筆頭株主である点で、同社からの持分法投資利益が財務基盤を強力に支えています。近年はインバウンド需要の爆発的な増加を取り込み、空港アクセス路線の収益性が飛躍的に向上しています。

事業モデル・収益構造

成田空港アクセスという「空港特化型」の運輸モデルで高い収益を上げつつ、OLC株などの膨大な資産背景を持つ独自のモデルです。売上の6割以上を運輸業が占めますが、利益面では不動産業(営業利益率29.6%)やOLC等からの投資収益が大きく貢献しており、極めて堅実な財務構造を持っています。

京成電鉄の強み・特徴

  • 成田空港への最速アクセスを誇る「スカイライナー」による独占的な地位と高い客単価
  • オリエンタルランドの筆頭株主として保有する、含み益の大きい巨額の資産背景
  • 不動産事業における29.6%という、電鉄業界トップクラスの圧倒的な営業利益率
  • ROE 14.57%という極めて高い資本効率と、インバウンド回復による強い成長性

投資家が注目するポイント

  • 1第3四半期時点で通期営業利益予想を100%超え(進捗率101%)しており、業績の勢いが強い
  • 2株主からの資本効率改善要求に対し、OLC株の部分売却や自己株買いを検討・実施する姿勢
  • 3新京成電鉄の吸収合併など事業再編による効率化が進んでおり、コスト構造の最適化が期待される
  • 4純利益の変動はOLC株売却の反動によるもので、本業のキャッシュ創出力は依然として好調

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収751.6万円、勤続年数17.4年と、安定した待遇と長期的なキャリア形成が可能
  • 2「日本の玄関口(成田空港)」を支えるという社会的使命感の大きい仕事に携われる
  • 3新京成との合併などグループ再編が進んでおり、組織の統合や変革を経験できる機会がある
  • 4千葉・東京東部を拠点としており、地域に密着しながらグローバルな人流を支える独自性がある

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

運輸業

55%

鉄道、バス、船舶などを用いた旅客輸送や、トラックによる貨物輸送を行い、人やモノの安全かつ円滑な移動を支える中核事業です。

収益1,983億円営業利益209億円営業利益率10.6%

流通業

16%

駅構内や沿線での百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストアの運営を通じて、利便性の高い買い物環境を提供する事業です。

収益577億円営業利益3億円営業利益率0.6%

不動産業

10%

駅周辺の開発やオフィスビル・マンションの賃貸・分譲を行い、沿線の価値向上と安定した収益基盤の構築を目指す事業です。

収益356億円営業利益105億円営業利益率29.6%

レジャー・サービス業

5%

観光施設の運営やゴルフ場、フィットネスクラブなど、健康と娯楽を提供する多様なサービス事業です。

収益191億円営業利益16億円営業利益率8.6%

建設業

10%

鉄道施設の補修、駅ビルの建設、沿線インフラの整備を行い、輸送の安全と街づくりをハード面から支える事業です。

収益363億円営業利益24億円営業利益率6.5%

その他の事業

3%

主力のモビリティ事業以外の、住宅、船舶、航空機事業などの周辺領域や、将来の成長を見据えた新領域のビジネスを指します。

収益118億円営業利益5億円営業利益率4.1%

よくある質問(京成電鉄について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#京成電鉄#増収減益#インバウンド#成田空港

京成電鉄・2026年3月期Q3、売上高3.9%増も営業利益4.1%減の315億円――新京成合併の費用重なり、純利益は前年の株売却益反動で3割減

京成電鉄が発表した2026年3月期第3四半期決算は、インバウンド需要の旺盛な取り込みにより増収を確保したものの、事業再編に伴う一時的なコスト増が利益を押し下げる結果となった。売上高(営業収益)は 2,475億7,400万円(前年同期比 +3.9%)となったが、営業利益は 315億3,500万円(同 △4.1%)の減益となった。特に前年同期に計上したオリエンタルランド株などの関係会社株式売却益が剥落した影響で、親会社株主に帰属する四半期純利益は 423億6,900万円(同 △30.2%)と大幅な減益を記録している。

+3.9%売上-4.1%営業利益-30.2%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算は、表面上の「大幅な純利益減」という数字に惑わされないことが重要です。純利益の減少は、前期のOLC株売却に伴う特大の利益の「反動」であり、本業のキャッシュ創出力が悪化しているわけではありません。 注目すべきは、営業利益が通期予想を既に第3四半期で超過(進捗率101%)している点です。会社側が予想を据え置いているのは、新京成の合併費用やシステム統合コストを第4四半期に保守的に見積もっているためと考えられます。 - 強み: 成田空港というドル箱路線を持ち、インバウンド回復の恩恵を最も受けやすい鉄道会社であること。 - 懸念点: 営業利益率が運輸業で低下傾向にあり、コスト増を運賃改定や効率化でどこまで吸収できるかが課題です。 - 戦略的視点: 株主からの資本効率改善要求に対し、OLC株のさらなる活用や資産の再配分をどう進めるかが、中長期的な株価の鍵を握るでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3,193億円360億円700億円1.1兆円+7.7%
2024
通期
2,965億円252億円877億円1.1兆円+17.5%
2023
通期
2,523億円102億円269億円9,656億円+17.8%
2022
通期
2,142億円9,003億円+3.1%
2021
通期
2,078億円9,007億円

従業員データ

平均年収

751.6万円

業界平均: 770.3万円

初任給

26.1万円

月額 260,900

平均年齢

41.6

平均勤続年数: 17.4

従業員数

1,926

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
751.6万円
初任給(月額)
260,900

社員データ

従業員数
1,926
平均年齢
41.6
平均勤続年数
17.4

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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