業界ダイジェスト
キッコーマン株式会社

キッコーマン株式会社

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食品・飲料業界
623Noda, Chiba1917年設立公式サイト

事業セグメント構成

海外 食料品卸売54%
海外 食料品製造・販売22%
国内 食料品製造・販売21%
国内 その他3%
海外 食料品卸売 (54%)海外 食料品製造・販売 (22%)国内 食料品製造・販売 (21%)国内 その他 (3%)

しょうゆで世界首位のシェアを誇る大手食品メーカー。海外売上比率が高く、世界的なブランド力を確立。豆乳などの飲料やバイオ事業も手掛ける。

収益

2025年3月期

7,090億円

+7.3% 前年比

純利益

2025年3月期

617億円

+9.3% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

12.34%

キッコーマン株式会社とは — 会社解説

キッコーマンは1917年設立、千葉県野田市に本社を置く世界最大のしょうゆメーカーです。国内シェア首位はもちろん、米国を中心とした海外市場での圧倒的なブランド力が最大の強みです。2025年3月期決算では売上高約7,090億円を記録し、海外売上比率は約7割に達しています。近年は豆乳など飲料事業やバイオ事業も手掛ける多角的な食品企業へと進化。2026年3月期第3四半期決算では、過去最高の売上収益を更新するなど、日本食ブームを追い風にグローバルな成長を続けているトップランナーです。

事業モデル・収益構造

主要な収益源は、グローバルでの「しょうゆ・食料品製造販売」と、主に北米・欧州での「日本食材卸売」の2軸です。特に海外製造事業は営業利益率約24%と極めて高く、高付加価値なブランド戦略を展開。一方で、海外卸売事業(JFC)は現地のレストランやスーパーへの流通網を握ることで、盤石な収益構造を構築しています。国内では豆乳などの健康志向製品やバイオ事業での収益多角化を図っています。

キッコーマンの強み・特徴

  • 世界100カ国以上で展開される「KIKKOMAN」の圧倒的なブランド知名度
  • 海外製造事業で営業利益率23.8%を誇る、極めて高い収益性と価格決定力
  • 北米・欧州における強固な日本食材卸売ネットワーク(JFCグループ)の保有
  • 「いつでも新鮮」シリーズなど、酸化を防ぐ容器開発に見る高い技術革新力

投資家が注目するポイント

  • 1ROE 12.34%と食品業界で高い資本効率。209億円規模の自社株買いなど株主還元に積極的
  • 2海外売上比率が高く、円安局面でメリットを享受しやすい一方で為替感応度には注視が必要
  • 3国内の「節約志向」による主力品の伸び悩みを、高付加価値商品へのシフトでカバーできるか
  • 4持続的な配当成長を続けており、海外市場のさらなる開拓が中長期的な株価のドライバー

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収823.2万円、初任給26.7万円と、食品業界内でもトップクラスの給与水準
  • 2平均勤続年数14.2年、離職率の低さが示す安定した職場環境と穏やかな企業文化
  • 3グローバル展開が加速しており、海外駐在や世界を舞台にしたキャリア形成の機会が豊富
  • 4創業100年を超える伝統を持ちながら、バイオや新規事業に挑戦するイノベーティブな側面

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

国内 食料品製造・販売

21%

日本国内の工場で製造した食料品を、スーパーや小売店を通じて国内市場へ販売する事業です。

収益1,543億円営業利益85億円営業利益率5.5%

国内 その他

3%

日本国内における物流、資材調達、不動産管理など、主要事業以外の付随業務を行います。

収益216億円営業利益12億円営業利益率5.4%

海外 食料品製造・販売

22%

海外の拠点で食料品を製造し、現地の消費者や企業向けに製品を直接販売する事業です。

収益1,672億円営業利益399億円営業利益率23.8%

海外 食料品卸売

54%

海外の日本食レストランやスーパーに対し、日本食を含む多種多様な食材を卸売りする事業です。

収益4,075億円営業利益304億円営業利益率7.5%

よくある質問(キッコーマンについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

7,445億円

営業利益予想

752億円

純利益予想

596億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#キッコーマン#食品業界#増収増益#海外展開

キッコーマン・2026年3月期通期、売上収益5.2%増の7,455億円——海外事業が牽引、300億円の自社株買い発表

キッコーマンは24日、2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)の連結決算を発表した。主力である海外のしょうゆ販売と卸売事業が堅調に推移し、売上収益は前年比 5.2%増 の 7,455億円、営業利益は 3.0%増 の 759億円 となった。原材料価格の高騰を価格改定で補い、増収増益を確保した。また、株主還元の強化を目的に最大300億円の自社株買いを実施することも併せて公表した。

+5.2%売上+3.0%営業利益-0.1%純利益

AIアナリスト視点

キッコーマンの決算は、まさに「グローバル食文化のインフラ」としての強さが際立つ内容です。 - 海外利益率の高さ: 国内の事業利益率が約6%なのに対し、海外製造事業は約23%と極めて高い収益性を誇っています。日本食ブームを一時的な流行で終わらせず、現地の「調味料のスタンダード」へと昇華させたブランド力が源泉です。 - 資本効率への意識: 今回発表された300億円規模の自社株買いは、同社としては非常に思い切った決断です。キャッシュを溜め込まず、ROEの向上(目標12%以上)に向けて舵を切ったことは、就活生にとっても「守りだけでなく攻めの財務戦略を持つ会社」として魅力的に映るでしょう。 - 次なる成長エンジン: 2026年秋の米国第3工場稼働は、今後の北米シェア拡大の決定打となります。為替の追い風が弱まったとしても、数量ベースでの成長を維持できる体制を整えている点が評価ポイントです。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
7,090億円737億円617億円6,794億円+7.3%
2024
通期
6,608億円667億円564億円6,679億円+6.8%
2023
通期
6,189億円554億円437億円5,664億円+19.8%
2022
通期
5,164億円507億円389億円5,031億円+17.5%
2021
通期
4,394億円417億円312億円4,385億円

従業員データ

平均年収

823.2万円

業界平均: 899.1万円

初任給

26.7万円

月額 267,000

平均年齢

43.5

平均勤続年数: 14.2

従業員数

623

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
823.2万円
初任給(月額)
267,000

社員データ

従業員数
623
平均年齢
43.5
平均勤続年数
14.2

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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