株式会社小松製作所

株式会社小松製作所

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重工業業界
12,344Tokyo1921年設立公式サイト

事業セグメント構成

建設機械・車両92%
産業機械他5%
リテールファイナンス3%
建設機械・車両 (92%)産業機械他 (5%)リテールファイナンス (3%)

建設機械・鉱山機械で世界トップクラス。ICTを活用したソリューション「スマートコンストラクション」を推進。

収益

2025年3月期

4.1兆円

+6.2% 前年比

純利益

2025年3月期

4,396億円

+11.7% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

14.20%

株式会社小松製作所とは — 会社解説

株式会社小松製作所(コマツ)は、建設機械・鉱山機械で世界第2位のシェアを誇る日本を代表する重工業メーカーです。1921年の創業以来、石川県小松市から世界へと躍進し、現在は売上の約9割を海外で稼ぐグローバル企業です。同社の最大の特徴は、ICTを活用した「スマートコンストラクション」や、無人ダンプトラック(AHS)などの先端技術によるソリューション提供力にあります。単なる「機械売り」から、現場の安全性・生産性を向上させる「パートナー」へと進化を遂げており、DXの先駆者としても知られています。

事業モデル・収益構造

主力である建設機械・車両の販売に加え、稼働データを活用した部品販売・保守サービスによる「アフターマーケット収益」が強固な収益源です。また、自社でリテールファイナンス(割賦販売等)を提供することで、顧客の導入ハードルを下げつつ利息収入を得るモデルも確立。さらに半導体製造用の露光装置向けレーザーなどの産業機械分野も、利益率を下支えする重要な柱となっています。

コマツの強み・特徴

  • 世界中の機械の稼働状況を把握する「KOMTRAX」による、高精度な需要予測と保守提案力
  • 鉱山向けの無人ダンプトラックシステム(AHS)における、圧倒的な導入実績と技術的優位性
  • 売上高営業利益率16%を達成する、高付加価値製品へのシフトと徹底したコスト管理能力
  • 世界各地に開発・生産・販売拠点を分散配置し、為替や地政学リスクに対応する柔軟な供給体制

投資家が注目するポイント

  • 1ROE 14.2%という高い資本効率を維持しており、株主への利益還元意欲も高い
  • 2建機需要の波を、保守サービスやリテールファイナンス、産業機械部門で相殺する多層的な収益構造
  • 3半導体市場の成長を取り込む、子会社ギガフォトンによるエキシマレーザー事業の収益貢献
  • 4脱炭素化に向けた電動建機の開発や、鉱山向け環境負荷低減ソリューションによるESG対応の先行

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1海外売上比率が極めて高く、エンジニアから営業まで世界を舞台に活躍できるチャンスが豊富
  • 2平均勤続年数16.9年と長く、人を大切にする企業文化と充実した福利厚生・教育制度
  • 3「ダントツ製品・サービス・ソリューション」を掲げ、常に業界最先端の技術開発に携われる環境
  • 4平均年収約859万円に加え、初任給も28.7万円と製造業の中でトップクラスの待遇

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

建設機械・車両

92%

油圧ショベルや鉱山用機械、特装車両などの開発・製造を行い、世界中のインフラ整備や資源開発現場を支える機械製品を提供しています。

収益3.8兆円営業利益5,989億円営業利益率15.8%

リテールファイナンス

3%

建設機械や産業車両等の販売において、顧客向けにリースや割賦販売、レンタルなどの金融サービスを提供し、製品導入を支援する事業です。

収益1,232億円営業利益294億円営業利益率23.9%

産業機械他

5%

製鉄機械や工作機械、コンプレッサなどの生産設備から、多岐にわたる産業機械の開発、製造、メンテナンスまで幅広く手がける事業です。

収益2,236億円営業利益274億円営業利益率12.3%

よくある質問(コマツについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

3.7兆円

営業利益予想

4,780億円

純利益予想

3,090億円

建設機械・車両部門では、販売量の増加や販売価格の改善を見込むものの、円高及び米国の関税政策の影響により、減収となる見通しです。利益については、販売価格の改善とコストの低減を進めますが、円高及び米国の関税政策の影響に伴うコストの増加により減益となる見通しです。 リテールファイナンス部門では、円高の影響により減収減益となる見通しです。 産業機械他部門では、自動車向け大型プレスや半導体産業向けエキシマレーザー関連事業のメンテナンス売上げの増加が見込まれることから、増収増益となる見通しです。 これにより、2026年3月期の連結業績は減収減益となる見通しです。

決算レポート

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2026年3月期 第3四半期
#減収減益#建設機械#半導体関連#円高影響

コマツ・2026年3月期第3四半期、営業利益10.1%減の4,190億円——円高とアジア市場の販売減が響く

建設機械大手のコマツが30日に発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)の連結決算は、売上高が前年同期比 1.4%減 の 2兆9,154億円、営業利益は 10.1%減 の 4,190億円 と減収減益となりました。主力である建設機械・車両部門において、販売価格の改善を進めたものの、前年同期比での円高進行やアジア市場における販売量の減少 が利益を押し下げる要因となりました。一方で、半導体関連の需要を背景とする産業機械部門は大幅な増益を達成しており、事業ポートフォリオによる下支えも見られます。

-1.4%売上-10.1%営業利益-13.0%純利益

AIアナリスト視点

コマツの決算は、世界経済の「踊り場」を象徴する内容となりました。注目すべきは、主力建機部門の落ち込みを、産業機械部門(特に半導体向けエキシマレーザー)が補完している点です。これは単なる建機メーカーから、先端産業のインフラを支える多角化企業への変貌 を示唆しています。 投資家視点では、アジア市場のV字回復が見込みにくい中、北米での一般建機の粘りと、鉱山機械の無人ダンプトラック(AHS)などの高付加価値化がどこまで利益を下支えできるかが焦点となるでしょう。就活生にとっては、景気変動に左右されやすい建機一本足打法ではなく、リテールファイナンスや精密加工機といった多層的な収益構造 を持つ企業の安定性を評価する材料になります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
4.1兆円6,571億円4,396億円5.8兆円+6.2%
2024
通期
3.9兆円6,072億円3,934億円5.6兆円+9.1%
2023
通期
3.5兆円4,907億円3,264億円4.9兆円+26.4%
2022
通期
2.8兆円3,170億円2,249億円4.3兆円+28.0%
2021
通期
2.2兆円1,673億円1,062億円3.8兆円

従業員データ

平均年収

859.1万円

業界平均: 852.8万円

初任給

28.7万円

月額 287,300

平均年齢

41.5

平均勤続年数: 16.9

従業員数

12,344

2025年06月時点

給与・待遇

平均年収
859.1万円
初任給(月額)
287,300

社員データ

従業員数
12,344
平均年齢
41.5
平均勤続年数
16.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年06月)

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