業界ダイジェスト
株式会社クボタ

株式会社クボタ

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機械業界
15,472Osaka, Osaka1890年設立公式サイト

事業セグメント構成

機械87%
水・環境12%
その他1%
機械 (87%)水・環境 (12%)その他 (1%)

農業機械・建設機械の世界的メーカー。トラクタやコンバインで高い世界シェアを誇り、エンジンや水環境ソリューション事業もグローバルに展開。

収益

2025年12月期

3.0兆円

+0.1% 前年比

純利益

2025年12月期

2,168億円

-16.5% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年12月期

7.32%

株式会社クボタとは — 会社解説

株式会社クボタは、1890年に鋳物メーカーとして創業し、現在は農業機械、建設機械、および水・環境ソリューションの分野で世界をリードするグローバルメーカーです。特に小型トラクタやコンバインでは世界屈指のシェアを誇り、北米やインドを中心に海外売上比率は約8割に達します。また、日本の食と水を支えるインフラ企業としての側面も持ち、「食料・水・環境」という人類共通の課題解決を軸とした強固なビジネスモデルを展開しています。直近では北米の在庫調整や関税の影響を受けつつも、過去最高の売上高3兆円を達成しています。

事業モデル・収益構造

トラクタやエンジンなどの機械製品の製造・販売が主軸(売上の約87%)です。世界各国の気候や作物に合わせた製品開発と、きめ細やかな販売代理店網を通じたメンテナンスサービスが収益源です。これに加え、水道管や水処理施設などの公共性の高いインフラ事業(水・環境部門)が安定した利益を下支えしています。

クボタの強み・特徴

  • 世界シェアトップクラスを誇る小型トラクタの圧倒的なブランド力と信頼性
  • 「水・環境」事業との両輪経営による、景気変動に左右されにくい強固な事業ポートフォリオ
  • インドの農機大手エスコーツ社を子会社化するなど、成長市場での戦略的な拠点展開
  • 環境規制に対応したエンジン技術や、自動運転農機などのDX分野における先行開発力

投資家が注目するポイント

  • 1売上高3兆円超を達成しつつ、次期は米国関税コスト等の悪材料を織り込み、13.0%の営業増益を見込む回復シナリオ
  • 2北米の在庫調整完了後の反転攻勢と、堅調なインド市場の成長が今後の株価の鍵
  • 3水・環境部門が利益率を改善させており、公共投資の拡大が安定的なキャッシュフローに寄与
  • 4ROE 7.3%と堅実な経営を行いつつ、グローバル競争力を維持するための積極的な設備投資を継続

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収824.8万円、平均勤続年数13.5年と、メーカーの中でも高い待遇水準と働きやすさが両立
  • 2大阪に本社を置きつつ、海外売上比率が高いため、グローバルな環境で社会貢献性の高い仕事に携われる
  • 3スマート農業や水インフラのデジタル化など、最先端技術を用いた社会課題の解決に挑戦できるキャリアパス
  • 4創業130年を超える歴史がありながら、若手の提案を尊重する「自由闊達」な社風が特徴

事業セグメント別解説2025年12月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

機械

87%

建設機械、工作機械、産業用ロボット等の輸出入、販売、リース、メンテナンスなど、機械関連の多様なソリューションを提供します。

収益2.6兆円営業利益2,536億円営業利益率9.6%

水・環境

12%

上下水道施設の建設、廃棄物処理プラントの運用、水処理関連の機能材提供を行う環境エンジニアリング事業。

収益3,744億円営業利益330億円営業利益率8.8%

その他

1%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益159億円営業利益8億円営業利益率5.2%

よくある質問(クボタについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

3.1兆円

営業利益予想

3,000億円

純利益予想

2,100億円

決算レポート

2
2026年12月期 第1四半期
#クボタ#増収増益#北米需要#農業機械

クボタ・2026年12月期Q1、営業利益59.1%増の980億円——北米の建機需要と為替改善が寄与、国内農機も回復鮮明

農業機械大手のクボタが発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月)連結決算は、売上高が前年同期比 13.7%増 の 8,100億円、営業利益が同 59.1%増 の 980億円 と大幅な増収増益となった。北米市場における建設機械の堅調な需要に加え、円安に伴う為替改善効果や価格改定の浸透が利益を大きく押し上げた。タイ市場での足踏みはあるものの、インドの成長や北米の住宅投資需要を背景に、主軸の機械部門が業績を牽引している。

+13.7%売上+59.1%営業利益+77.2%純利益

AIアナリスト視点

クボタの今期Q1決算は、表面的な数字以上の稼ぐ力の強さを感じさせる内容です。特に営業利益率が前年同期の8.6%から 12.1% へと大幅に改善しており、コスト増を価格転嫁と為替で完璧にカバーしています。 - 注目点: タイの減速をインドの成長で補う「アジア戦略の多角化」が機能しています。北米での建機シフトも、農機特有の市況変動リスクを分散させる効果を生んでいます。 - 懸念点: 連結業績予想を据え置いたのは、米国の金利高止まりによる住宅投資への影響や、大統領選を控えた通商政策の不確実性を慎重に見極めているためでしょう。 - 就活生・投資家への視点: 世界的な人口増や食料問題という構造的な追い風を持つ企業ですが、足元ではテクノロジー(自動運転農機)への投資も加速させており、「単なる機械メーカー」から「DX企業」への変貌が今後の企業価値向上の鍵になりそうです。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3.0兆円2,655億円2,168億円6.2兆円+0.1%
2024
通期
3.0兆円3,156億円2,304億円6.0兆円-0.1%
2023
通期
3.0兆円3,288億円2,385億円5.4兆円+12.8%
2022
通期
2.7兆円2,144億円1,565億円4.8兆円+21.9%
2021
通期
2.2兆円2,446億円1,748億円3.8兆円

従業員データ

平均年収

824.8万円

業界平均: 786.7万円

初任給

29.0万円

月額 290,000

平均年齢

39.9

平均勤続年数: 13.5

従業員数

15,472

2025年06月時点

給与・待遇

平均年収
824.8万円
初任給(月額)
290,000

社員データ

従業員数
15,472
平均年齢
39.9
平均勤続年数
13.5

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年06月)

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