業界ダイジェスト
LINEヤフー株式会社

LINEヤフー株式会社

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ITサービス業界
11,035Chiyoda, Tokyo1996年設立公式サイト

事業セグメント構成

コマース事業44%
メディア事業38%
戦略事業18%
その他0%
コマース事業 (44%)メディア事業 (38%)戦略事業 (18%)その他 (0%)

国内最大級のインターネット企業。検索、SNS、EC、金融を統合したエコシステムを展開。LINEとヤフーの統合により、圧倒的なユーザー基盤と膨大なデータを誇る。

収益

2025年3月期

1.9兆円

+5.7% 前年比

純利益

2025年3月期

1,677億円

-1.9% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

5.09%

LINEヤフー株式会社とは — 会社解説

LINEとヤフーの統合により誕生した、国内最大級のインターネット企業グループです。検索、SNS(LINE)、電子商取引(Yahoo!ショッピング)、金融(PayPay)を網羅した巨大なエコシステムを誇ります。1億人規模のユーザー基盤から得られる膨大なデータを活用し、広告事業だけでなく、決済や銀行などのFintech領域を新たな成長の柱に据えています。現在は国内の既存事業の再編を進めるとともに、アジア圏を中心とした海外展開と、生成AIを活用したサービス体験の革新を急ピッチで進めています。

事業モデル・収益構造

主な収益源は、検索広告やディスプレイ広告などの「メディア事業」、ECの販売手数料やアスクルを通じた「コマース事業」、そしてPayPayを中心とした決済・金融サービスの「戦略事業」です。特に、PayPayの連結子会社化や手数料収入の増加による、戦略事業の収益化が全体の利益成長を牽引しています。

LINEヤフーの強み・特徴

  • LINEとヤフーを合わせた国内圧倒的なユーザー接点と、クロスユース(併用)促進によるシナジー。
  • PayPayを軸とした国内最大級のキャッシュレス決済基盤と、そこから派生する金融サービスの拡張性。
  • 最新の営業利益率19%という高い収益性と、広告・EC・金融を組み合わせた強固な収益構造。
  • 生成AIを含む先端IT技術への投資力と、巨大なユーザーデータを活用したパーソナライズ技術。

投資家が注目するポイント

  • 1戦略事業(Fintech)の黒字化定着と、PayPayのさらなる収益貢献度の上昇。
  • 2広告事業における検索連動型広告の競争激化への対策と、AIによる広告精度の向上策。
  • 3アスクルのシステム障害などの突発的リスクに対する、コスト削減によるEBITDAの維持能力。
  • 4親会社(ソフトバンク・NAVER)との関係性や、グローバル展開における投資効率。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収884.4万円とIT業界トップクラスの給与水準に加え、多様な働き方を支援する人事制度。
  • 2国内最大級のサービスに関わり、大規模なトラフィックやデータに触れられる技術的なやりがい。
  • 3平均年齢38.4歳と若く活気があり、統合後の新しい企業文化を構築していくフェーズに参画可能。
  • 4エンジニア、マーケター、プランナーなど多様な職種で、高度な専門性を発揮できる環境。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

メディア事業

38%

ポータルサイトや専門情報の提供、インターネット広告、SNS運営などを通じて、デジタル空間での情報発信やユーザーのマッチングサービスを行います。

収益7,316億円営業利益2,168億円営業利益率29.6%

コマース事業

44%

インターネット通販サイトの運営やECプラットフォームの提供、決済サービスの代行など、オンライン上での商品の売買や取引の基盤を提供します。

収益8,483億円営業利益1,038億円営業利益率12.2%

戦略事業

18%

AI、IoT、DX推進などの最先端テクノロジーを活用した新領域の開発や、中長期的な収益の柱となるべく戦略的に投資を行う成長分野です。

収益3,412億円営業利益340億円営業利益率10.0%

その他

0%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益8億円営業利益-645百万円営業利益率-80.6%

よくある質問(LINEヤフーについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2.1兆円

詳細は通期決算短信(添付資料) 5ページ「1 【経営成績・財政状態に関する分析】(1)連結経営成績に関する定性的情報3. 次期の見通し(2025年4月1日~2026年3月31日)」をご覧ください。

決算レポート

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2026年3月期 通期
#増収増益#過去最高更新#PayPay#Fintech

LINEヤフー・2026年3月期通期、売上・利益ともに過去最高——PayPay・海外事業が牽引、次期は大幅増配へ

LINEヤフーが発表した2026年3月期通期決算は、売上収益が前期比6.2%増の2兆363億円、営業利益が8.3%増の3,413億円となり、主要指標で6期連続の過去最高を更新しました。戦略事業におけるPayPayの連結化やタイのLINE MAN子会社化が収益を押し上げ、親会社の所有者に帰属する当期利益は26.2%増の1,936億円と大幅な増益を記録。同社は次期の1株当たり配当を前期の7.3円から11円へと大幅に引き上げる方針を示し、株主還元姿勢を鮮明にしています。

+6.2%売上+8.3%営業利益+26.2%純利益

AIアナリスト視点

LINEヤフーの今回の決算は、旧LINEと旧ヤフーの統合シナジーが、既存事業の効率化よりも「Fintech(PayPay)」と「海外戦略(LINE MAN)」という新領域の爆発力によって証明された形です。特にPayPayが名実ともに収益の柱へと成長した点は、投資家にとって大きな安心材料となります。 懸念点としては、メディア・コマースという旧来の「稼ぎ頭」が投資フェーズにある、あるいは外部要因で減益となっている点です。特に生成AIへの投資は必須であるものの、広告単価への寄与には時間がかかる可能性があります。 一方で、次期の配当予想を11円へ引き上げた判断は非常にインパクトが強く、親会社であるソフトバンクグループの方針とも合致する「還元重視型」へのシフトを明確にしました。情報漏洩問題という重い課題を背負いつつも、財務数値と還元策で投資家の信頼を繋ぎ止め、次なる成長ステージ(AI×金融)へ舵を切った決算と言えます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1.9兆円3,150億円1,677億円9.2兆円+5.7%
2024
通期
1.8兆円2,082億円1,132億円9.0兆円+8.5%
2023
通期
1.7兆円3,145億円1,789億円8.6兆円+6.7%
2022
通期
1.6兆円1,895億円773億円7.1兆円+30.0%
2021
通期
1.2兆円1,621億円701億円6.7兆円

従業員データ

平均年収

884.4万円

業界平均: 920.2万円

平均年齢

38.4

平均勤続年数: 8.8

従業員数

11,035

2025年06月時点

給与・待遇

平均年収
884.4万円

社員データ

従業員数
11,035
平均年齢
38.4
平均勤続年数
8.8

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年06月)

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