業界ダイジェスト
ライオン株式会社

ライオン株式会社

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日用品業界
3,068Taito, Tokyo1918年設立公式サイト

事業セグメント構成

一般用消費財事業52%
海外事業36%
産業用品事業12%
一般用消費財事業 (52%)海外事業 (36%)産業用品事業 (12%)

国内大手の日用品メーカー。オーラルケア製品で国内首位。洗剤、薬品など幅広い商品を展開し、生活習慣の向上を通じたウェルビーイングへの貢献に強みを持つ。

収益

2025年12月期

4,221億円

+2.2% 前年比

純利益

2025年12月期

276億円

+30.1% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年12月期

9.00%

ライオン株式会社とは — 会社解説

ライオン株式会社は、1918年設立の大手日用品メーカーです。「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニー」を掲げ、歯ブラシ・歯磨き粉などのオーラルケア製品では国内首位の地位を築いています。洗剤、薬品、調理用品など多岐にわたる商品を展開。近年は中期経営計画「Vision2030」のもと、高付加価値戦略へのシフトと海外事業の拡大を加速させており、特にアジア市場でのブランド認知向上に注力しています。株主還元では累進配当を導入するなど、投資家重視の姿勢も鮮明にしています。

事業モデル・収益構造

ハミガキなどの「オーラルケア」や「ビューティケア」を中心とした一般用消費財が売上の約6割を占めます。近年は高価格帯・高機能商品へのシフトを進め、利益率を向上させる戦略をとっています。また、売上の約4割を占める海外事業(主にアジア)が第2の収益源として成長しています。

ライオンの強み・特徴

  • オーラルケア分野における圧倒的な国内シェアとブランド認知度
  • 「キレイキレイ」に代表される、生活習慣を創出する商品開発力
  • タイや韓国など、アジア諸国における強固な販売ネットワーク
  • 構造改革による収益性の改善(営業利益率8.6%)と強固な財務基盤

投資家が注目するポイント

  • 1減配しない「累進配当」を基本方針とし、株主還元の予見可能性を向上
  • 2調理用品ブランド「リード」の譲渡など、不採算事業の整理と選択と集中
  • 3原材料価格の変動に対する価格改定の浸透度と利益率の改善状況
  • 4海外事業における利益率向上と、M&Aによる新市場開拓の進捗

就活生・転職希望者向けポイント

  • 126.7万円という日用品業界トップクラスの高い初任給水準
  • 2「ライオン流ウェルビーイング」を掲げ、従業員の健康や成長を重視する文化
  • 3平均勤続年数17.1年と長く、ワークライフバランスに配慮された職場環境
  • 4国内の安定した基盤に加え、海外市場で挑戦できるキャリアパスの多様性

事業セグメント別解説2025年12月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

一般用消費財事業

52%

国内の一般消費者向けに、オーラルケア、ファブリックケア、ヘルスケアなどの生活必需品を包括的に提供する事業です。

収益2,589億円営業利益216億円営業利益率8.4%

全体の売上高は、前期比1.6%の増加となりました。事業利益は、収益構造改革施策等の推進により、前期比21.3%の増加となりました。

産業用品事業

12%

界面活性剤や高機能性樹脂など、産業界の製造プロセスや製品性能を向上させる高付加価値な化学品や素材を提供しています。

収益583億円営業利益29億円営業利益率5.0%

全体の売上高は、前期比5.7%の増加となりました。事業利益は、前期比3.2%の増加となりました。

海外事業

36%

海外市場において現地の商習慣に合わせた金融サービス、投資活動、および多様な事業展開をグローバルに推進します。

収益1,780億円営業利益82億円営業利益率4.6%

全体の売上高は、前期比3.6%の増加(為替変動の影響を除いた実質前期比は1.5%の増加)となりました。事業利益は、前期比25.5%の増加となりました。

よくある質問(ライオンについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

4,300億円

営業利益予想

400億円

純利益予想

250億円

次期の連結業績見通しは、売上高4,300億円(前期比1.9%増)、事業利益350億円(同13.8%増)、営業利益400億円(同10.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益250億円(同9.4%減)を予想しております。

決算レポート

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2026年12月期 第1四半期
#ライオン#増収増益#オーラルケア#海外展開

ライオン・2026年12月期Q1、営業利益11.6%増の62億円——海外事業が大幅増益、オーラルケアの高付加価値化が寄与

ライオンが12日に発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月)連結決算は、売上高が前年同期比 5.3%増 の 992億円、営業利益が同 11.6%増 の 62億円 となった。国内でのオーラルヘルスケア分野における高付加価値品の育成が奏功したほか、東南アジアを中心とした海外事業の収益力が大幅に向上したことが全体を牽引した。同社は現在、2030年に向けた中期経営計画の第2ステージにあり、オーストラリア企業の買収や化学品子会社の譲渡など、事業ポートフォリオの刷新を加速させている。

+5.3%売上+11.6%営業利益+4.5%純利益

AIアナリスト視点

ライオンの今回の決算で特筆すべきは、国内での「広告投資を緩めない攻めの姿勢」と、海外での「圧倒的な利益成長」のコントラストです。 - 国内では「デントヘルス」のような高単価品へシフトすることで、人口減少による数量減を単価増で補う戦略が明確に見えます。短期的には広告費が利益を削っていますが、これは将来のブランド力維持に不可欠な先行投資と評価できます。 - 海外事業(特に東南アジア)が営業利益の大きな柱となっており、もはや「日本のライオン」から「アジアのライオン」へと収益構造が変化しています。 - 「リード」ブランドの譲渡やオーストラリア企業の買収など、事業の入れ替えスピードが従来の日系化学・日用品メーカーに比べて非常に速い点は、資本効率を重視する現在の経営陣の強い意志を感じます。投資家にとっては、このポートフォリオ刷新が通期の利益目標達成にどう寄与するかが今後の焦点となります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
4,221億円364億円276億円5,286億円+2.2%
2024
通期
4,129億円284億円212億円4,972億円+2.5%
2023
通期
4,028億円205億円146億円4,864億円+3.3%
2022
通期
3,899億円288億円219億円4,693億円+6.5%
2021
通期
3,662億円312億円238億円4,280億円

従業員データ

平均年収

673.8万円

業界平均: 782.2万円

初任給

26.7万円

月額 266,980

平均年齢

44.5

平均勤続年数: 17.1

従業員数

3,068

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
673.8万円
初任給(月額)
266,980

社員データ

従業員数
3,068
平均年齢
44.5
平均勤続年数
17.1

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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