業界ダイジェスト
三菱重工業株式会社

三菱重工業株式会社

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重工業業界
22,347Tokyo1950年設立公式サイト

事業セグメント構成

その他50%
エナジー18%
物流・冷熱・ドライブシステム13%
航空・防衛・宇宙10%
プラント・インフラ8%
その他 (50%)エナジー (18%)物流・冷熱・ドライブシステム (13%)航空・防衛・宇宙 (10%)プラント・インフラ (8%)

重工業の総合メーカー。航空宇宙、エネルギー、防衛、機械システムなど幅広い分野で技術力を発揮。高い技術力と開発力が強み。

収益

2025年3月期

5.0兆円

+7.9% 前年比

純利益

2025年3月期

2,454億円

+10.6% 前年比

平均年収

1,017.7万円

業界平均: 852.8万円

三菱重工業株式会社とは — 会社解説

日本最大の総合重工メーカーで、防衛、宇宙、エネルギー、プラントなど国家インフラを支える広範な技術力を有します。かつての「重厚長大」なイメージから脱却し、世界シェアトップクラスのガスタービンや次世代防衛装備品を主軸とする高収益体制へ移行。物流機器の構造改革や脱炭素技術(GX)への集中投資を通じて、技術力を利益に変える「ハイテク重工企業」へと変貌を遂げており、近年の業績は防衛予算の拡大や電力需要増を背景に過去最高水準で推移しています。

事業モデル・収益構造

大型機械・システムの開発、製造、そして長期メンテナンス(アフターサービス)が主軸です。特にエナジー事業ではガスタービンの保守点検で安定収益を稼ぎ、防衛事業では国との契約に基づく安定した受注を確保しています。売上収益の約36%を占めるエナジーと、約20%の航空・防衛が利益の両輪となっています。

三菱重工の強み・特徴

  • 世界最高効率を誇る大型ガスタービン技術と高いグローバルシェア
  • 戦闘機、ミサイル、艦艇など、日本の防衛産業における圧倒的な主導権
  • 水素燃焼タービンやCO2回収装置など、脱炭素領域での先行的な技術開発力
  • 三菱ロジスネクストの非公開化に見られる、機動的な事業構造改革の断行

投資家が注目するポイント

  • 1防衛予算の増額に伴う受注残高の積み上がりと、中長期的な利益成長の確実性
  • 2ガスタービンを中心としたエナジー事業の好調による通期予想の上方修正
  • 3営業利益率9.1%(最新)と、製造業として高い収益性を実現しつつある点
  • 4物流・冷熱事業の再編による低収益部門のテコ入れと資本効率の向上

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収1,017.7万円。重工メーカーとしてトップクラスの待遇と安定性
  • 2国家プロジェクトや宇宙開発など、他社では経験できない社会的意義の高い仕事
  • 3平均勤続年数18.9年。腰を据えて専門技術を磨ける、手厚い教育研修制度
  • 4防衛・エナジーという成長領域へのシフトにより、若手の挑戦機会が急増中

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

エナジー

18%

発電用タービンや原子力、再生可能エネルギー設備などの供給を通じて、持続可能なエネルギーインフラの構築と安定供給を支援する事業です。

収益1.8兆円営業利益2,054億円営業利益率11.4%

プラント・インフラ

8%

化学プラントや水処理施設、橋梁などの大規模インフラの設計・建設を行い、快適な生活環境や産業基盤の整備を支える事業を展開しています。

収益8,062億円営業利益596億円営業利益率7.4%

物流・冷熱・ドライブシステム

13%

自動倉庫などの物流システム、空調機器、エンジンやターボチャージャなどの動力伝達装置を一括して提供し、社会の利便性を高める事業です。

収益1.3兆円営業利益493億円営業利益率3.8%

航空・防衛・宇宙

10%

民間航空機の機体・エンジン部品の開発から、防衛機器や宇宙ロケットの開発まで、最先端技術を用いた航空宇宙防衛分野の事業です。

収益1.0兆円営業利益1,000億円営業利益率9.7%

その他

50%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益4.9兆円営業利益4,143億円営業利益率8.4%

よくある質問(三菱重工について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

5.4兆円

営業利益予想

4,200億円

純利益予想

2,600億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#三菱重工業#増収増益#防衛関連株#エネルギー

三菱重工業・2026年3月期通期、純利益35%増の3,321億円——防衛・エナジー好調で過去最高、受注高は7.6兆円に到達

三菱重工業が発表した2026年3月期連結決算は、売上収益が前期比 14.1%増 の 4兆9,741億円 、親会社の所有者に帰属する当期利益が同 35.3%増 の 3,321億円 と大幅な増収増益を記録した。地政学リスクの高まりを背景とした 防衛・宇宙関連の需要拡大 や、世界的な脱炭素シフトに伴うエナジーセグメントの好調が業績を強力に牽引した。連結受注高は前期を1.2兆円以上上回る 7兆6,536億円 と過去最高水準に達しており、中長期的な成長に向けた盤石な事業基盤を証明する内容となった。

+14.1%売上+21.8%営業利益+35.3%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、単なる「数字の良さ」ではなく、三菱重工の 事業ポートフォリオの劇的な純化 です。長年の課題であった三菱ロジスネクスト(物流事業)の非公開化・分離を決断したことで、防衛とエネルギーという「国家戦略的領域」への特化が完成しました。 - 強み: 防衛予算拡大という「国策」を直接的に利益へ変換できる唯一無二のポジション。特に受注高が7.6兆円を超え、数年先までの「食い扶持」が確定している点は圧倒的な安定感があります。 - 懸念点: 受注が旺盛すぎるがゆえの「消化能力(生産キャパシティ)」の限界がリスクになり得ます。特に防衛装備品の高度化に伴い、サプライチェーンの維持とエンジニアの確保が今後のボトルネックになる可能性があります。 - 投資判断の視点: キャッシュフローの劇的な改善(約9,400億円の営業CF)により、次世代エネルギー(水素・小型原子炉)への投資余力が格段に増しています。単なる「重厚長大企業」から、脱炭素・安全保障の「インフラ・プラットフォーマー」への変貌を遂げた決算と言えるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
5.0兆円3,832億円2,454億円6.7兆円+7.9%
2024
通期
4.7兆円2,220億円6.3兆円+10.8%
2023
通期
4.2兆円1,305億円5.5兆円+8.9%
2022
通期
3.9兆円1,135億円5.1兆円+4.3%
2021
通期
3.7兆円406億円4.8兆円

従業員データ

平均年収

1,017.7万円

業界平均: 852.8万円

初任給

27.5万円

月額 275,000

平均年齢

42.5

平均勤続年数: 18.9

従業員数

22,347

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
1,017.7万円
初任給(月額)
275,000

社員データ

従業員数
22,347
平均年齢
42.5
平均勤続年数
18.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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