業界ダイジェスト
三井不動産株式会社

三井不動産株式会社

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建設・不動産業界
1,928Chuo, Tokyo1941年設立公式サイト

事業セグメント構成

賃貸33%
分譲29%
マネジメント19%
その他11%
施設営業9%
賃貸 (33%)分譲 (29%)マネジメント (19%)その他 (11%)施設営業 (9%)

日本最大手の総合不動産デベロッパー。オフィスビル、商業施設、住宅、ホテルなど多角的に展開し、日本橋や六本木などの大規模再開発で圧倒的な実績を誇る。

収益

2025年3月期

2.6兆円

+10.2% 前年比

純利益

2025年3月期

2,488億円

+10.8% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

8.00%

三井不動産株式会社とは — 会社解説

日本最大の売上高を誇る総合不動産デベロッパーです。1941年の設立以来、三井グループの中核として日本の都市開発を牽引してきました。オフィスビル「三井の本館」、商業施設「ららぽーと」「アウトレットパーク」、住宅「パークホームズ」など、多角的なポートフォリオを構築しています。近年は日本橋エリアの「残しながら、蘇らせながら、創っていく」をコンセプトとした大規模再開発や、アセットライト戦略(保有から管理・運営へのシフト)を推進しており、不動産業界のプラットフォーマーとしての地位を盤石なものにしています。

事業モデル・収益構造

オフィスや商業施設の「賃貸」、マンション等の「分譲」、プロパティマネジメントや仲介の「マネジメント」、ホテル・リゾート等の「施設営業」の4本柱で構成されます。保有資産から安定した賃料を得つつ、物件の売却益や管理手数料を組み合わせることで、景気変動に強い多角的な収益構造を実現しています。

三井不動産の強み・特徴

  • 日本橋や六本木などの都心一等地における圧倒的な開発実績とブランド力
  • 「ららぽーと」を筆頭とする、国内屈指の集客力を誇る商業施設運営ノウハウ
  • 仲介事業「三井のリハウス」で30年連続取扱件数1位を維持する顧客基盤
  • アセットライト戦略による高い資本効率と、変化に強い収益ポートフォリオ

投資家が注目するポイント

  • 12026年3月期は分譲・仲介が極めて好調で、通期営業利益予想を3,950億円に上方修正
  • 2ROE 8%超を目指す資本効率重視の経営と、積極的な株主還元方針への転換
  • 3金利上昇局面における賃料改定交渉力と、物価上昇を価格転嫁できるブランドの強さ
  • 4投資家向けマンション売却の爆発的成長に見られる、資産入れ替えサイクルの高速化

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収1,756万円と国内最高水準の待遇であり、若手から責任ある仕事を任される
  • 2単なるビル建設ではなく、街全体の価値を高める「街づくり」に深く携わることができる
  • 3平均勤続年数16.4年と長く、人を大切にする三井の文化が根付いた安定した環境
  • 4海外事業やデジタル化、新産業創造など、既存の不動産業を超えた挑戦機会が豊富

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

賃貸

33%

自社で保有するオフィスビル、商業施設、賃貸住宅などの不動産を賃貸し、賃料収入を得る事業です。

収益8,723億円営業利益1,764億円営業利益率20.2%

国内外オフィスの賃貸収益や既存商業施設の売上の伸長等により、セグメント全体では573億円の増収、73億円の増益となりました。

分譲

29%

宅地造成やマンション、戸建住宅の開発・建設を行い、一般顧客や投資家へ販売する事業セグメントです。

収益7,581億円営業利益1,671億円営業利益率22.0%

国内住宅分譲は、「パークタワー勝どきサウス」「三田ガーデンヒルズ」等の引渡しの進捗等により増収増益となりました。

マネジメント

19%

建物の清掃、警備、設備保守などのプロパティマネジメントや、施設運営の受託を行う事業です。

収益4,863億円営業利益716億円営業利益率14.7%

プロパティマネジメントは、リパーク(貸し駐車場)における前期比での稼働向上の一方で、システム関係費用の増加等により増収微減益となりました。

施設営業

9%

ホテル、ゴルフ場、フィットネスクラブ、介護施設などの運営およびサービス提供を行う事業セグメントです。

収益2,241億円営業利益386億円営業利益率17.2%

ホテル・リゾートのADRが大幅に上昇したことや、東京ドームにおける稼働日数・来場者数の増加等により、セグメント全体では、295億円の増収、122億円の増益となりました。

その他

11%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益2,846億円営業利益66億円営業利益率2.3%

よくある質問(三井不動産について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2.7兆円

営業利益予想

3,800億円

純利益予想

2,600億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#三井不動産#過去最高益#不動産#増収増益

三井不動産・2026年3月期通期、純利益12%増の2,786億円——4期連続で過去最高を更新、分譲の利益伸長とホテル好調が寄与

三井不動産が13日に発表した2026年3月期連結決算は、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比 12.0%増 の 2,786億円 となり、4期連続で過去最高を更新した。主力とする賃貸事業の空室率が低水準で推移したほか、都心の高額分譲マンションの引き渡しや、インバウンド需要を取り込んだホテル・リゾート事業が業績を大きく牽引した。同社は好調な業績とグループ長期経営方針に基づき、年間配当を前期の31円から 35円 へ増配し、同時に自己株式の取得も決議している。

+3.2%売上+6.7%営業利益+12.0%純利益

AIアナリスト視点

三井不動産の決算は、まさに「死角なし」と言える盤石な内容でした。特に注目すべきは、分譲セグメントにおける利益率の向上です。売上が微減しながらも利益が15%以上伸びている点は、同社が「量」よりも「質(利益率)」を重視し、都心の超高額物件や投資家向け売却を巧みにコントロールしている証左です。 - ホテル事業の躍進も目覚ましく、単なる「場所貸し」から、インバウンドの購買力を取り込む「サービス業」としての収益力が開花しています。 - 懸念点としては、10兆円を超える資産規模ゆえに、金利上昇局面での利払い負担と資産評価への影響が挙げられますが、現状のキャッシュフロー創出力を見れば十分コントロール可能な範囲と評価できます。 - 株主還元に対しても非常に前向きで、累進配当の導入と自社株買いの組み合わせは、投資家にとって非常に魅力的なメッセージとなっています。就活生にとっても、国内トップ企業の圧倒的な資本力と戦略性を再認識させる決算といえるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2.6兆円3,727億円2,488億円9.9兆円+10.2%
2024
通期
2.4兆円3,397億円2,246億円9.5兆円+5.0%
2023
通期
2.3兆円3,054億円1,970億円8.8兆円+8.0%
2022
通期
2.1兆円2,450億円1,770億円8.2兆円+4.6%
2021
通期
2.0兆円2,038億円1,296億円7.7兆円

従業員データ

平均年収

1,756.2万円

業界平均: 992.4万円

初任給

32.0万円

月額 320,000

平均年齢

42.4

平均勤続年数: 16.4

従業員数

1,928

2024年12月時点

給与・待遇

平均年収
1,756.2万円
初任給(月額)
320,000

社員データ

従業員数
1,928
平均年齢
42.4
平均勤続年数
16.4

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2024年12月)

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