株式会社商船三井

株式会社商船三井

9104
海運業界
1,329Minato, Tokyo1884年設立公式サイト

事業セグメント構成

製品輸送事業35%
エネルギー事業32%
ドライバルク事業23%
ウェルビーイングライフ事業6%
関連事業3%
その他1%
製品輸送事業 (35%)エネルギー事業 (32%)ドライバルク事業 (23%)ウェルビーイングライフ事業 (6%)関連事業 (3%)その他 (1%)

資源・エネルギー輸送に強みを持つ世界最大級の総合海運企業。LNG船保有数は世界トップクラスで、海洋事業や脱炭素ビジネスなど多角的な成長戦略を推進。

収益

2025年3月期

1.8兆円

+9.1% 前年比

純利益

2025年3月期

4,255億円

+62.6% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

16.90%

株式会社商船三井とは — 会社解説

1884年設立、世界最大級の総合海運企業です。鉄鉱石、石炭、穀物などを運ぶドライバルク船から、LNG(液化天然ガス)船、原油タンカー、自動車船まで多角的な船隊を保有しています。特にLNG船の保有数は世界トップクラスで、エネルギー輸送に強みを持ちます。近年は、海運市況の変動に左右されない安定収益を確保するため、不動産、洋上風力発電などの海洋事業、フェリー事業といった「非海運事業」の拡大にも注力しています。

事業モデル・収益構造

主に荷主との長期・短期の輸送契約に基づいて運賃収入を得るモデルです。収益源は、エネルギー輸送(LNG・油)、製品輸送(自動車・コンテナ)、ドライバルクの3本柱。特にコンテナ船事業は持分法適用会社「ONE」を通じて展開しており、好況時には莫大な利益をもたらします。最近は、脱炭素に向けた風力活用やアンモニア輸送など、次世代エネルギー分野への投資も強化しています。

商船三井の強み・特徴

  • 世界最大級のLNG船・タンカー船隊を保有し、エネルギー安全保障に不可欠な輸送能力を保持
  • 海運市況の変動を吸収する、多角化された事業ポートフォリオと長期契約による安定収益
  • ダイビル(不動産)や商船三井フェリーなど、非海運分野での安定したキャッシュフロー創出力
  • 風力推進装置「ウインドチャレンジャー」の開発など、環境規制を先取りした脱炭素技術の先行導入

投資家が注目するポイント

  • 1コンテナ船バブルは沈静化したものの、ドライバルクやタンカーの底堅い推移により通期予想を上方修正
  • 2ROE 16.9%と極めて高く、EPSも1,186.6円と高い収益性を維持。株主還元への積極姿勢も注目
  • 3紅海情勢などの地政学リスクが供給制約を生み、短期的には運賃市況を下支えする要因となっている
  • 4非海運事業(ウェルビーイングライフ)の利益貢献をいかに高め、市況変動耐性を強めるかが長期的な論点

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収1436.8万円は国内トップクラス。初任給33.7万円と、圧倒的な待遇の良さが魅力
  • 2世界経済の根幹を支えるスケールの大きな仕事が可能で、グローバルな活躍の場が豊富
  • 3平均勤続年数13.4年と定着率が高く、人を大切にする企業文化と手厚い人材育成制度
  • 4脱炭素や海洋エネルギー開発など、社会課題解決に直結するダイナミックな新規事業に携われる

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

ドライバルク事業

23%

鉄鉱石、石炭、穀物などのばら積み貨物を、専用のバルクキャリアを用いて世界各地の産業拠点やエネルギー施設へ輸送する事業です。

収益400000.0兆円営業利益0百万円営業利益率0.0%

上期に好況を維持したケープサイズ市況による改善効果はありましたが、前年度計上した貸倒引当金の戻し入れによる利益が剥落した影響という特殊要因もあり、前期比で減益となりました。

エネルギー事業

32%

石油、天然ガス、石炭などの化石燃料の輸出入および国内販売、海外での資源開発プロジェクトへの投資や運営を主導しています。

収益571500.0兆円営業利益0百万円営業利益率0.0%

タンカー事業全体としては前期比で増益となりました。オフショア事業においては、三井海洋開発(株)の持分法適用化に伴う株式再評価による、持分法による投資利益の計上もあり、前期比で増益となりました。LNG船事業は、既存の長期貸船契約や新造船竣工に伴い安定的な利益を確保しましたが、管理船の入渠等による一時的な費用増により前期比で減益となりました。LNGインフラ事業は、新規プロジェクトの開始や既存プロジェクトの安定操業により、前期比で増益となりました。

製品輸送事業

35%

コンテナ船、自動車船、物流事業などを統合し、最終製品や部品の輸送に関わる多様なニーズにワンストップで対応する事業領域です。

収益615900.0兆円営業利益0百万円営業利益率0.0%

新造船大量竣工による船腹供給量の増加が見られましたが、喜望峰経由の輸送による供給制約や欧米航路の力強い荷動きにより引き締まった需給環境が続き、スポット運賃市況も高水準で推移しました。その結果、当社持分法適用会社であるOcean Network Express Pte. Ltd. においても前期比で大幅な増益となりました。完成車輸送需要は堅調に推移し、港湾混雑の発生や紅海の避航継続による影響を受けたものの、運航効率の向上や為替の影響等により、前期比で増益となりました。

ウェルビーイングライフ事業

6%

客船事業や不動産、フェリー・内航事業などを通じて、顧客の生活の質(QOL)を向上させる体験やサービスを提供する新しい事業領域です。

収益114700.0兆円営業利益0百万円営業利益率0.0%

当社グループの不動産事業の中核であるダイビル(株)の業績が堅調に推移し、持分法適用会社の増加に伴う持分法による投資利益の計上等により前期比で増益となりました。急激なコストインフレ影響を受けながらも、貨物事業はモーダルシフトの進行により積高が前期比で大幅に増加しました。(株)商船三井さんふらわあにおいては旅客事業も好調で、5年ぶりにコロナ禍前の乗船客数まで回復し、前期比で増益となりました。堅調な旅行需要を捉え、利用客数は好調であったものの、MITSUI OCEAN FUJI就航に向けた費用が先行し、クルーズ事業は前期比で減益となりました。

関連事業

3%

船舶代理店、港湾運送、給糧業務、不動産管理など、海運・物流の周辺領域においてグループの事業を補完・強化する多様な業務を指します。

収益53600.0兆円営業利益0百万円営業利益率0.0%

曳船事業及び商社事業を含む関連事業は前期比で減益となりました。

その他

1%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益19400.0兆円営業利益0百万円営業利益率0.0%

船舶運航業、船舶管理業、金融業等がありますが、前期比で減益となりました。

よくある質問(商船三井について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1.7兆円

営業利益予想

1,000億円

純利益予想

1,700億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#商船三井#9104#海運業界#コンテナ船

商船三井・2026年3月期Q3、純利益51%減の1,805億円――コンテナ船好況の反動受けるも通期予想を上方修正

商船三井が発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比 2.0%増 の 1兆3,454億円 となった一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益は 51.2%減 の 1,805億円 と大幅な減益を記録しました。これは主に持分法適用会社「OCEAN NETWORK EXPRESS(ONE)」を通じたコンテナ船事業の運賃市況が、前年同期の歴史的な高水準から正常化したことが要因です。しかし、ドライバルク船やタンカー市況が想定を上回って推移していることから、同社は通期の業績予想を上方修正し、底堅い収益力を示しています。

+2.0%売上-16.2%営業利益-51.2%純利益

AIアナリスト視点

商船三井の今回の決算は、「コンテナ船バブル」の完全な沈静化と、それに代わる「実力値」としての収益構造への移行を示す象徴的な内容です。 - 強み: コンテナ船への過度な依存から脱却し、LNG船やタンカー、自動車船といった多角的なポートフォリオが機能しています。特にエネルギー事業の安定感は、競合他社と比較しても同社の大きな武器です。 - 注目点: 純利益の大幅減益という表面的な数字に惑わされず、営業利益が前年比で健闘している点に注目すべきです。持分法利益(ONE)に頼らない「稼ぐ力」が向上しています。 - 今後の焦点: 紅海情勢による供給制約がいつまで続くかが、短期的には最大の変数です。また、不動産(ダイビル)やフェリー事業を含む「ウェルビーイング」セグメントの利益貢献が、投資家が期待する「非海運事業の強化」として形になるかが中長期的な課題でしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1.8兆円1,509億円4,255億円5.0兆円+9.1%
2024
通期
1.6兆円1,031億円2,617億円4.1兆円+1.0%
2023
通期
1.6兆円1,087億円7,961億円3.6兆円+27.0%
2022
通期
1.3兆円550億円7,088億円2.7兆円+28.0%
2021
通期
9,914億円901億円2.1兆円

従業員データ

平均年収

1,436.8万円

業界平均: 1,296.7万円

初任給

33.7万円

月額 337,000

平均年齢

38.5

平均勤続年数: 13.4

従業員数

1,329

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
1,436.8万円
初任給(月額)
337,000

社員データ

従業員数
1,329
平均年齢
38.5
平均勤続年数
13.4

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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