日本郵船株式会社

日本郵船株式会社

9101
海運業界
1,336Chiyoda, Tokyo1885年設立公式サイト

事業セグメント構成

物流事業30%
ドライバルク事業22%
自動車事業20%
その他事業8%
航空運送事業7%
ライナー&定期船事業7%
エネルギー事業7%
物流事業 (30%)ドライバルク事業 (22%)自動車事業 (20%)その他事業 (8%)航空運送事業 (7%)ライナー&定期船事業 (7%)エネルギー事業 (7%)

三菱グループ中核の日本最大級の海運会社。コンテナ船、不定期専用船、物流など多角的に展開。世界有数の運航規模を誇り、環境技術への投資を強化。

収益

2025年3月期

2.6兆円

+8.4% 前年比

純利益

2025年3月期

4,777億円

+109.0% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

17.20%

日本郵船株式会社とは — 会社解説

日本郵船株式会社は、1885年創業の三菱グループ中核企業であり、日本最大級の総合海運会社です。コンテナ船、自動車運搬船、ドライバルク船、LNG船など、世界最大級の艦隊を保有・運航しています。海運業だけでなく、物流(郵船ロジスティクス)やターミナル運営、不動産業も展開する多角化経営が特徴です。近年は、脱炭素に向けたアンモニア燃料船の開発や、海運の市況変動に左右されない非海運事業(物流・不動産等)の強化に注力し、安定収益基盤の構築を進めています。

事業モデル・収益構造

世界各国の荷主から貨物を預かり、船舶で運ぶ「運賃」が主な収益源です。定期船(コンテナ船)は持ち分法適用会社の「Ocean Network Express (ONE)」を通じて運営。不定期船では自動車、石炭、鉄鉱石、原油、LNGなど多種多様な資源・製品を運びます。長期契約に基づいた安定収益(エネルギー・自動車)と、市況連動型の収益(コンテナ・バルク)を組み合わせたポートフォリオを組んでいます。

日本郵船の強み・特徴

  • 世界最大級の運航規模と、多種多様な船種を保有する総合的な輸送対応力
  • 三菱グループとしての強固な顧客基盤と、140年に及ぶ海運業の運営ノウハウ
  • 自動車運搬船で世界トップクラスのシェアを誇り、完成車メーカーとの強固な信頼関係を維持
  • 業界に先駆けた環境技術への投資。アンモニア燃料船など「海運の脱炭素化」でのリーダーシップ

投資家が注目するポイント

  • 1「海運バブル」後の正常化局面にあるが、エネルギー輸送の長期契約により利益下支えが効いている
  • 2株主還元に積極的であり、2026年度までの中期経営計画で配当性向30%かつ下限200円を明記
  • 3航空事業(NCA)の売却や欧州物流会社の買収など、事業ポートフォリオの最適化による収益安定化を推進
  • 4PBR1倍割れ改善に向けた自己株式取得や、資本効率(ROE 17.2%)を意識した経営姿勢

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収約1,435万円と日本屈指の高年収。初任給も33.3万円とトップクラスの待遇
  • 2「地球を舞台にする」文字通りのグローバルキャリア。海外駐在の機会が非常に多い
  • 3少数精鋭組織。従業員約1,300人で数兆円規模のビジネスを動かす、ダイナミズム溢れる仕事
  • 4伝統ある大企業ながら、DXやグリーンイノベーションなど、変革期の最前線に携わることができる

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

ライナー&定期船事業

7%

コンテナ船による定期的な海上輸送サービスを提供し、生活物資や工業製品を世界各地へ計画的に輸送する海運業界の基幹事業です。

収益1,804億円営業利益27億円営業利益率1.5%

航空運送事業

7%

航空機を使用して、半導体や電子部品、生鮮食品などの緊急性の高い貨物や高付加価値商品を国際間で迅速に輸送する事業を展開しています。

収益1,857億円営業利益2億円営業利益率0.1%

物流事業

30%

海上・航空貨物のフォワーディング、倉庫保管、陸上輸送などを組み合わせ、顧客のサプライチェーンを最適化する包括的なサービスを提供します。

収益8,121億円営業利益2億円営業利益率0.0%

自動車事業

20%

四輪車や二輪車、商用車などの開発、製造、販売および保守部品の提供を行う、グループ収益の柱となる基幹事業です。

収益5,323億円営業利益11億円営業利益率0.2%

ドライバルク事業

22%

鉄鉱石、石炭、穀物などのばら積み貨物を、専用のバルクキャリアを用いて世界各地の産業拠点やエネルギー施設へ輸送する事業です。

収益6,072億円営業利益2億円営業利益率0.0%

エネルギー事業

7%

石油、天然ガス、石炭などの化石燃料の輸出入および国内販売、海外での資源開発プロジェクトへの投資や運営を主導しています。

収益1,785億円営業利益5億円営業利益率0.3%

その他事業

8%

住宅事業、産業機器、情報通信関連など、主要な自動車・金融セグメントに分類されない多角的な周辺事業が含まれます。

収益2,046億円営業利益69百万円営業利益率0.0%

よくある質問(日本郵船について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2.4兆円

営業利益予想

1,350億円

純利益予想

2,500億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#日本郵船#9101#海運業#減収減益

日本郵船・2026年3月期Q3、純利益62%減の1,469億円——航空事業売却と運賃下落響くも、通期予想を上方修正

日本郵船が4日に発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)決算は、売上高が 1兆8,120億円(前年同期比 8.3%減)、純利益が 1,469億円(同 62.8%減)と大幅な減収減益となった。前年に記録した歴史的なコンテナ運賃高騰の反落に加え、日本貨物航空(NCA)の連結除外や為替の円高推移が利益を押し下げた。一方で、エネルギー事業の堅調な推移を背景に、通期の経常利益予想を従来の1,900億円から 1,950億円へと上方修正している。

-8.3%売上-43.8%営業利益-62.8%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算は、パンデミック以降の「海運バブル」が完全に収束したことを裏付ける内容となりました。特筆すべきは、利益が急減する中で実施した 「攻めの事業ポートフォリオ入れ替え」 です。赤字が続いていた日本貨物航空(NCA)を切り離す一方で、約2,000億円を投じて欧州のヘルスケア物流を買収した点は、ボラティリティの激しい運賃市況に依存しない安定収益基盤を作ろうとする経営の強い意志を感じます。 - 強み: エネルギー事業(タンカー・LNG船)が市況を捉えて利益を支える「バランサー」として機能している点。 - 懸念点: コンテナ船(ONE社)からの持ち分利益が大幅に減少しており、以前のような数千億円規模の利益貢献が当面期待できないこと。 - 注目: 年間配当下限200円の維持と、記念配当による還元姿勢。投資家にとっては、利益減の中でも「配当の持続性」が示されたことが安心材料となるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2.6兆円2,108億円4,777億円4.3兆円+8.4%
2024
通期
2.4兆円1,747億円2,286億円4.3兆円-8.7%
2023
通期
2.6兆円2,964億円1.0兆円3.8兆円+14.7%
2022
通期
2.3兆円2,689億円1.0兆円3.1兆円+41.8%
2021
通期
1.6兆円715億円1,392億円2.1兆円

従業員データ

平均年収

1,435.4万円

業界平均: 1,296.7万円

初任給

33.3万円

月額 333,000

平均年齢

38.1

平均勤続年数: 14.4

従業員数

1,336

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
1,435.4万円
初任給(月額)
333,000

社員データ

従業員数
1,336
平均年齢
38.1
平均勤続年数
14.4

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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