業界ダイジェスト
大阪瓦斯株式会社

大阪瓦斯株式会社

9532
電気・ガス業界
1,283Osaka, Osaka1897年設立公式サイト

事業セグメント構成

国内エネルギー81%
ライフ&ビジネス ソリューション13%
海外エネルギー6%
国内エネルギー (81%)ライフ&ビジネス ソリューション (13%)海外エネルギー (6%)

近畿地方を基盤とする国内2位の大手ガス会社。海外エネルギー事業や電力事業を強化し、脱炭素化に向けた多角的なエネルギーサービスを展開。

収益

2025年3月期

2.1兆円

-0.7% 前年比

純利益

2025年3月期

1,344億円

+1.3% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

8.23%

大阪瓦斯株式会社とは — 会社解説

大阪瓦斯(Daigasグループ)は、1897年に設立された近畿地方を地盤とする国内第2位の大手ガス会社です。伝統的なガス供給事業にとどまらず、電力事業や海外エネルギー事業、さらには不動産や情報システムなどの「ライフ&ビジネス ソリューション」へと事業を多角化しています。特に海外事業の収益貢献が著しく、現在は「地方のガス会社」から「グローバルなエネルギー投資企業」へと変貌を遂げています。2050年のカーボンニュートラル実現に向け、e-methane(合成メタン)などの革新技術の開発にも注力しています。

事業モデル・収益構造

国内でのガス・電力販売による安定したキャッシュフローを基盤に、米国のシェールガス事業や豪州のLNG事業、再生可能エネルギーへの投資で高いリターンを得るモデルです。海外エネルギー事業の営業利益率は50%を超え、グループ全体の利益を牽引しています。

大阪ガスの強み・特徴

  • 関西圏における強固な顧客基盤と、高い信頼性を誇る供給インフラ
  • セグメント利益で国内エネルギー事業を上回る規模に成長した海外事業
  • メタネーション技術や水素など、脱炭素領域における高い技術開発力
  • 不動産(大阪ガス都市開発)や材料開発など、非エネルギー分野の収益貢献

投資家が注目するポイント

  • 1原料価格の変動を吸収する海外事業のポートフォリオ効果
  • 2配当利回りの安定性と、120円を軸とした株主還元方針の維持
  • 3e-methane等の新技術による、ガス事業のカーボンニュートラル化の進捗
  • 4ROE 8.23%を維持する、公益企業としては高い収益性と資本効率

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収738.2万円に加え、関西圏での圧倒的な知名度と社会的信頼
  • 2ガス・電力だけでなく、海外投資や新規事業など幅広いキャリアパス
  • 3充実した教育研修体系と、平均勤続年数15.9年の安定した職場環境
  • 4脱炭素という社会の大きな課題に、技術とビジネスの両面から挑戦できる

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

国内エネルギー

81%

日本国内におけるガスや電気の製造・供給・販売を主軸とする事業です。都市ガスや液化天然ガス(LNG)の安定供給を中心に、国内のエネルギー需要に確実に応えます。

収益1.7兆円営業利益775億円営業利益率4.5%

海外エネルギー

6%

海外におけるエネルギー資源の上流開発から発電、ガス供給事業まで幅広く従事します。グローバルなエネルギーチェーンの構築により、収益基盤の拡大と安定を図ります。

収益1,281億円営業利益719億円営業利益率56.1%

ライフ&ビジネス ソリューション

13%

不動産や生活サポートサービス、ITソリューションなどを提供する非エネルギー事業です。顧客のライフスタイル向上やビジネスの効率化に寄与する多様なサービスを展開します。

収益2,824億円営業利益287億円営業利益率10.2%

よくある質問(大阪ガスについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2.0兆円

営業利益予想

1,390億円

純利益予想

1,270億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#増収増益#海外展開#配当増額#自社株買い

大阪ガス・2026年3月期、純利益13.6%増の1,527億円——海外事業と都市開発が牽引、800億円の自社株買いも発表

大阪瓦斯(Daigasグループ)が発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比 1.9%減 の 2兆303億円 となったものの、親会社株主に帰属する当期純利益は同 13.6%増 の 1,527億円 と増益を確保しました。国内のガス販売単価の下落が減収要因となりましたが、米国を中心とした海外エネルギー事業の成長や、好調な国内不動産事業が全体の利益を押し上げています。同社は併せて、上限 800億円 の大規模な自社株買いと、次期の大幅増配方針を公表し、積極的な株主還元姿勢を鮮明にしました。

-1.9%売上+8.8%営業利益+13.6%純利益

AIアナリスト視点

大阪ガスの決算で最も注目すべきは、「ガス会社からの脱却」が数字に現れている点です。国内ガス事業が単価下落で減収減益となる中、海外のLNG事業と国内不動産事業が力強く成長し、グループ全体の増益を支えています。 特に海外事業のセグメント利益(883億円)が国内エネルギー事業(719億円)を上回ったことは、同社のグローバル化が決定的なステージに入ったことを示唆しています。 また、投資家視点では、800億円もの自社株買いと130円への増配予想という強気な還元策は、財務基盤の自信の表れと評価できます。来期の減益予想は発電所の償却費という会計上の要因が大きく、キャッシュを生む力自体は損なわれていないと考えられます。就活生にとっては、安定したインフラ企業という側面に加え、グローバル投資や都市開発というダイナミックな側面を併せ持つ企業としての魅力が一段と高まった決算と言えるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2.1兆円1,607億円1,344億円3.2兆円-0.7%
2024
通期
2.1兆円1,726億円1,327億円3.0兆円-8.4%
2023
通期
2.3兆円600億円571億円2.8兆円+43.0%
2022
通期
1.6兆円992億円1,304億円2.6兆円+16.6%
2021
通期
1.4兆円1,125億円809億円2.3兆円

従業員データ

平均年収

738.2万円

業界平均: 843.2万円

初任給

24.3万円

月額 243,000

平均年齢

43.8

平均勤続年数: 15.9

従業員数

1,283

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
738.2万円
初任給(月額)
243,000

社員データ

従業員数
1,283
平均年齢
43.8
平均勤続年数
15.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

※当サイトのデータは入力時の誤りを含む可能性があります。個人の参考としてご利用ください。当サイトはデータの正確性について一切の責任を負いません。