業界ダイジェスト
大塚ホールディングス株式会社

大塚ホールディングス株式会社

4578
製薬業界
183Chiyoda, Tokyo2008年設立公式サイト

事業セグメント構成

医療関連事業71%
ニュートラシューティカルズ関連事業23%
その他の事業5%
消費者関連事業1%
医療関連事業 (71%)ニュートラシューティカルズ関連事業 (23%)その他の事業 (5%)消費者関連事業 (1%)

医療関連と『ニュートラシューティカルズ』の2本柱を展開。精神疾患分野の医薬品やポカリスエット等の消費者製品に強みを持ち、独自の多角化経営を行う。

収益

2025年12月期

2.5兆円

+6.0% 前年比

純利益

2025年12月期

3,632億円

+5.8% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年12月期

12.59%

大塚ホールディングス株式会社とは — 会社解説

大塚ホールディングス株式会社は、医療関連事業(Medical)とニュートラシューティカルズ関連事業(NC:日々の健康を維持する製品)の2本柱を持つ、独自の多角化経営を展開する持ち株会社です。「サムスカ」や「レキサルティ」といった精神疾患領域の世界的医薬品と、「ポカリスエット」や「カロリーメイト」などの消費者向けヒット商品を併せ持つのが最大の特徴です。製薬のハイリスク・ハイリターンをNC事業の安定収益が支えるバランスの取れた収益構造を構築し、2025年12月期には売上高2.4兆円と過去最高を更新しました。

事業モデル・収益構造

医療関連事業では、精神疾患やがん、循環器領域で画期的な新薬を世界展開。NC関連事業では、科学的根拠に基づいた飲料や食品を開発し、一般消費者の健康に寄与するモデルです。この「両輪経営」により、特許切れ(パテントクリフ)に伴う収益変動を緩和しつつ、長期持続的な成長を実現しています。

大塚HDの強み・特徴

  • 医薬品(Medical)とニュートラシューティカルズ(NC)のハイブリッドによる盤石な収益構造
  • 中枢神経系(CNS)および腎領域における、世界トップクラスの創薬開発力と販売網
  • 「ポカリスエット」等に象徴される、0から市場を創出する独自のブランド構築・マーケティング力
  • 営業利益率19.4%を支える、高付加価値製品のグローバル展開能力と研究開発投資

投資家が注目するポイント

  • 1売上高2.4兆円超で過去最高を更新。主力薬の成長に加え、ADC技術などの外部技術取り込みも加速
  • 22026年度は投資拡大により一時的な減益予想だが、実力ベースの収益力は向上しており、将来の成長への期待が高い
  • 3年間配当20円増配の140円、500億円の自社株買い発表など、積極的な株主還元姿勢が鮮明
  • 4サムスカのパテントクリフ影響を、新製品の成長と多角化経営で十分に相殺できている点

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収1063.4万円(ホールディングス)と極めて高く、実力主義で多様なキャリアパスが存在
  • 2「大塚だからこそできる」独創的な研究開発やマーケティングを重視する、自由闊達でユニークな企業文化
  • 3医薬品から飲料・食品まで幅広い事業領域があり、自身の専門性を異なるフィールドで活かす機会も豊富
  • 4グローバル展開が加速しており、海外拠点での活躍を志向する人材にとって魅力的なフェーズ

事業セグメント別解説2025年12月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

医療関連事業

71%

医療用医薬品の創薬研究、開発、製造、および医療機関への情報提供活動を行うグループの中核事業です。

収益1.7兆円営業利益4,453億円営業利益率25.5%

ニュートラシューティカルズ関連事業

23%

科学的根拠に基づき、人々の日常的な健康維持・増進をサポートする飲料や食品の展開を行う事業です。

収益5,777億円営業利益577億円営業利益率10.0%

消費者関連事業

1%

一般用医薬品(OTC医薬品)や日用品など、消費者が直接購入する健康関連商品の製造・販売を行います。

収益346億円営業利益252億円営業利益率72.6%

その他の事業

5%

主力のモビリティ事業以外の、住宅、船舶、航空機事業などの周辺領域や、将来の成長を見据えた新領域のビジネスを指します。

収益1,159億円営業利益80億円営業利益率6.9%

よくある質問(大塚HDについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2.5兆円

営業利益予想

3,600億円

純利益予想

2,650億円

2024年2月14日の取締役会で導入が決議され、2024年3月28日開催の株主総会で承認いただいた譲渡制限付株式報酬制度に基づき、次期においても、株式報酬としての自己株式の処分 (払込金額の総額:8億円見込み)を予定しております。具体的な内容については、2026年3月27日開催予定の取締役会において最終的に決定の上、公表する予定です。

決算レポート

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2026年12月期 第1四半期
#大塚ホールディングス#4578#増収増益#M&A

大塚ホールディングス・2026年12月期Q1、純利益15.7%増の983億円——主力医薬品が牽引、PTSD新薬企業を1,000億円超で買収

大塚ホールディングスが発表した2026年12月期第1四半期決算は、売上収益が前年同期比 8.2%増 の 6,303億円 、親会社の所有者に帰属する四半期利益が 15.7%増 の 983億円 と増収増益となりました。主力とする抗精神病薬「レキサルティ」などのグローバル展開が加速したほか、米国の輸液事業開始が寄与し、成長を牽引しています。同社は同時に、精神疾患領域の強化に向けて 米バイオ企業の買収 を発表し、成長投資を加速させる姿勢を鮮明にしました。

+8.2%売上+1.5%営業利益+15.7%純利益

AIアナリスト視点

大塚HDの今期決算は、主力医薬品の世代交代が非常にスムーズに進んでいる印象を受けます。特に「サムスカ」の特許切れという大きな減収要因がありながら、増収を確保できた点は、ポートフォリオの多角化が成功している証拠でしょう。 注目すべきは Transcend 社の買収です。約1,100億円(最大約1,900億円)という巨額投資は、同社の「精神疾患領域で勝負する」という覚悟の現れです。PTSD市場は巨大でありながら競合が少ないブルーオーシャンであり、ここでの新薬上市に成功すれば、次の10年の成長基盤となる可能性があります。 懸念点としては、パイプラインの一部中止が発表された点です。製薬ビジネスの宿命ではありますが、R&D費が増加傾向にある中で、投資効率をいかに維持できるかが、投資家が今後最も注視すべきポイントとなるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2.5兆円4,794億円3,632億円4.2兆円+6.0%
2024
通期
2.3兆円3,236億円3,473億円3.7兆円+15.4%
2023
通期
2.0兆円1,396億円1,216億円3.4兆円+16.1%
2022
通期
1.7兆円1,503億円1,339億円3.1兆円+16.0%
2021
通期
1.5兆円1,545億円1,255億円2.8兆円

従業員データ

平均年収

1,063.4万円

業界平均: 999.3万円

平均年齢

44.4

平均勤続年数: 3.2

従業員数

183

2024年12月時点

給与・待遇

平均年収
1,063.4万円

社員データ

従業員数
183
平均年齢
44.4
平均勤続年数
3.2

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2024年12月)

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