株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

7532
小売業界
3,580Meguro, Tokyo1980年設立公式サイト

事業セグメント構成

国内事業84%
北米事業12%
アジア事業4%
国内事業 (84%)北米事業 (12%)アジア事業 (4%)

「ドン・キホーテ」を中核とする総合小売大手。独自の店舗作りや深夜営業、積極的な海外展開で急成長。PB「情熱価格」などの独創的な商品展開が強み。

収益

2025年6月期

2.2兆円

+7.2% 前年比

純利益

2025年6月期

905億円

+2.0% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年6月期

15.80%

ROA: 10.50%

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスとは — 会社解説

PPIH(旧ドンキホーテHD)は、国内最大級の総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を中核とする小売大手です。1980年設立以来、35期連続で増収増益を達成中。店舗に権限を委譲する「個店主義」や、深夜営業、圧縮陳列などの独自の店舗作りで知られます。2025年実績では売上高2.2兆円を超え、海外でも「DON DON DONKI」ブランドでアジア・北米へ積極展開。直近ではインバウンド需要の爆発的な取り込みとアジア事業の黒字化定着により、目覚ましい成長を遂げています。

事業モデル・収益構造

店舗スタッフに仕入れや価格設定を任せる「個店主義」により、地域ニーズに即した機動的な運営を行うモデルです。収益源は、NB商品の圧倒的な安売りによる集客と、高利益率なPB「情熱価格」の販売。また、金融事業(majica)や不動産開発、さらには「カネ美食品」連結化による中食(惣菜)強化など、バリューチェーン全体で利益を最大化する構造を築いています。

PPIHの強み・特徴

  • 「情熱価格」をはじめとする、顧客の声を反映した独創的かつ高利益なPB商品の展開力
  • 現場に仕入れ権限を与える「個店主義」により、変化の激しい市場への超高速対応が可能
  • 免税売上で国内トップシェアを誇る、訪日外国人観光客を惹きつける圧倒的な集客ノウハウ
  • 不採算店閉鎖とDX推進により、利益率が劇的に改善したアジア・北米の海外事業基盤

投資家が注目するポイント

  • 135期連続の増収増益を継続中。ROE 15.8%と小売業として異例の高水準を維持
  • 2インバウンド需要の回復により免税売上が急増。観光客増加の直接的な恩恵を受ける銘柄
  • 3アジア事業の営業利益が前年比約5倍に増加するなど、海外での「稼ぐ力」が第2の柱に成長
  • 4積極的な出店戦略とM&Aを継続しつつ、株式分割や増配による株主還元も着実に実施

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収690.2万円、実力主義の社風で、若手から数億円規模の予算を動かす裁量権がある
  • 2「主権在現」の理念のもと、現場の意見が最優先されるため、スピード感ある意思決定を体感できる
  • 3平均年齢42.5歳、平均勤続16.2年と意外にも安定した就業環境で、中途採用比率も高い
  • 4海外店舗展開の拡大に伴い、グローバルに活躍したい小売・流通経験者にとってチャンスが多い

事業セグメント別解説2025年6月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

国内事業

84%

日本国内の市場において小売や関連サービスを展開するセグメントです。地域のニーズに合わせた店舗運営を行い、国内における収益基盤の維持と拡大を担っています。

収益1.9兆円営業利益1,581億円営業利益率8.3%

免税売上の伸長、PB/OEM商品の収益貢献、季節商品やトレンド商品の好調、メディア露出の強化及び価格戦略などの様々な施策により、既存店売上高成長率は5.9%増となったことから、売上高及び営業利益は増加

北米事業

12%

米国やカナダ等の北米地域において、小売店舗の運営や商品の卸売、現地市場に合わせた物流網の構築を行う事業セグメントです。

収益2,594億円営業利益23億円営業利益率0.9%

南カリフォルニアの山火事の影響により1店舗の焼失がありましたが、新規出店や製造オペレーションの改善、新たな営業施策の奏功により、売上高及び売上総利益率が伸長した一方で、新規出店に関わる費用の増加や株式取得に伴うアドバイザリー費用の計上等により、販売費及び一般管理費が増加したことから、営業利益は減少

アジア事業

4%

中国や東南アジア諸国を中心に店舗展開を行い、現地の消費者ニーズに基づいた商品の企画・販売やサービスの提供を担います。

収益912億円営業利益19億円営業利益率2.1%

円安進行及び積極的な出店施策により売上高、販売費及び一般管理費は増加しておりますが、人件費の管理、業務の内製化及びバックオフィス業務など、生産性改善による効率改善を進めたことにより、営業利益は増加

よくある質問(PPIHについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2.3兆円

営業利益予想

1,700億円

純利益予想

1,055億円

2026年6月期(予想)の1株当たり当期純利益については、「2. 配当の状況」に注記した株式分割を考慮した額を記載しています。なお、当該株式分割を考慮しない場合の2026年6月期(予想)の1株当たり当期純利益は176.63円となります。

決算レポート

1
2026年6月期 第2四半期
#PPIH#ドン・キホーテ#上方修正#インバウンド

PPIH・2026年6月期 第2四半期、純利益18.1%増の637億円——インバウンド好調とアジア事業の劇的改善で通期予想を上方修正

ドン・キホーテなどを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が12日に発表した2026年6月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比 7.2%増 の 1兆2,101億円、純利益が 18.1%増 の 637億円 となった。国内でのインバウンド需要の取り込みに加え、不採算店閉鎖を進めたアジア事業の収益性が急改善したことが利益を押し上げた。好調な進捗を受け、同社は通期の業績予想を上方修正している。

+7.2%売上+4.7%営業利益+18.1%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で特筆すべきは、アジア事業の「稼ぐ力」が劇的に向上した点です。これまで先行投資フェーズとして赤字や低利益率が続いていた同セグメントですが、不採算店の整理と徹底したDX(セルフレジ等)による販管費削減により、営業利益が前年比約5倍に跳ね上がっています。これは一時的な要因ではなく、構造的な収益力の改善と捉えることができ、国内市場に次ぐ第2の収益の柱として期待が持てる内容です。 また、国内事業でも単なる「免税売上頼み」ではなく、PB商品の強化や会員限定サービスの「マジ価格」戦略により、既存店売上高をしっかりと伸ばしている点が強みです。人件費上昇という小売業界共通の重荷がある中で、カネ美食品の連結化による「中食」領域の強化も、今後の売上総利益率の維持・向上に向けた戦略的な一手と言えるでしょう。投資家にとっては、株式分割による買いやすさと、着実な増配・業績拡大が両立しているポジティブな決算であったと評価できます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2.2兆円1,623億円905億円1.5兆円+7.2%
2024
通期
2.1兆円1,402億円887億円1.5兆円+8.2%
2023
通期
1.9兆円1,053億円662億円1.5兆円+5.8%
2022
通期
1.8兆円887億円619億円1.4兆円+7.2%
2021
通期
1.7兆円812億円537億円1.4兆円

従業員データ

平均年収

690.2万円

業界平均: 715.8万円

初任給

26.5万円

月額 265,000

平均年齢

42.5

平均勤続年数: 16.2

従業員数

3,580

2025年05月時点

給与・待遇

平均年収
690.2万円
初任給(月額)
265,000

社員データ

従業員数
3,580
平均年齢
42.5
平均勤続年数
16.2

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年05月)

※当サイトのデータは入力時の誤りを含む可能性があります。個人の参考としてご利用ください。当サイトはデータの正確性について一切の責任を負いません。