サンケン電気株式会社

サンケン電気株式会社

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半導体業界
881Niiza, Saitama1946年設立公式サイト

パワー半導体のグローバルリーダー。自動車や家電、産業機器向けの電源管理ICやモジュールに強み。米国子会社アレグロ・マイクロシステムズが世界的に高いシェアを持つ。

収益

2025年3月期

1,216億円

-48.3% 前年比

純利益

2025年3月期

509億円

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

38.18%

サンケン電気株式会社とは — 会社解説

サンケン電気は1946年設立、埼玉県新座市に本社を置くパワー半導体のグローバルリーダーです。自動車の電動化(EV化)や家電の省エネ化に欠かせない電源管理ICやモーター駆動用モジュールに強みを持ちます。近年は米国子会社アレグロ・マイクロシステムズの持分法適用会社化に伴う連結除外という大きな転換期にありますが、次世代パワー半導体(GaN等)への注力と、大胆な資本政策を通じて「新生サンケン」としての再構築を急いでいます。

事業モデル・収益構造

パワー半導体デバイスおよび電源ユニットの設計・製造・販売が主軸です。特に車載向けや白物家電向けのインバータ制御技術に強みがあります。これまでは連結子会社のアレグロ社が利益の大部分を稼ぐ構造でしたが、現在はサンケン単体およびグループの収益力強化を図り、高付加価値なパワーモジュールへのシフトを進めることで利益率の改善を目指しています。

サンケン電気の強み・特徴

  • パワー半導体分野での長い歴史と、高電圧・大電流を制御する独自のアナログ技術
  • 世界的なEVシフトを背景とした、車載向け電源管理ICにおける高い技術的プレゼンス
  • 次世代素材であるGaN(窒化ガリウム)パワーデバイスの実用化に向けた先行投資
  • 資本効率を重視した経営姿勢(自己株式の消却等、市場との対話を重視した財務戦略)

投資家が注目するポイント

  • 1アレグロ社の連結除外により数値上の売上は減少したが、持分法投資利益として利益貢献する構造へ変化
  • 2発行済株式の約16%を消却するなど、ROE向上に向けた極めて意欲的な株主還元姿勢
  • 3中国の家電市場低迷などの逆風に対し、産業機器や車載向けの高付加価値品へのシフトが課題
  • 42025年FYは一時的な赤字となったが、構造改革後の収益回復シナリオとGaNの市場投入が焦点

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1初任給27.3万円と業界内でも高水準。専門性を評価する報酬体系が整備されている
  • 2平均勤続年数17.4年と非常に長く、技術者が長期的に研究開発に取り組める安定した土壌
  • 3グローバルな事業展開を行っており、海外拠点との連携や世界最先端の半導体技術に触れる機会が多い
  • 4現在、第二の創業期とも言える構造改革中にあり、変革を主導したい若手にとって挑戦的な環境

よくある質問(サンケン電気について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

892億円

営業利益予想

4億円

純利益予想

-4,400百万円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#サンケン電気#6707#営業赤字#自己株消却

サンケン電気・2026年3月期Q3、売上高38.4%減の591億円——アレグロ連結除外と中国家電市場の苦戦で営業赤字継続

サンケン電気が発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比 38.4%減 の 591億5,700万円、営業損益は 17億4,600万円の赤字 となりました。主力の米国子会社アレグロ・マイクロシステムズ(以下、アレグロ社)が持分法適用会社へ移行し連結対象から外れたことが減収の主因ですが、中国市場における白物家電向けの苦戦 も響いています。同社は現在、次世代パワー半導体への投資と大規模な自社株買いによる 経営再建と資本効率の向上 を急いでいます。

-38.4%売上

AIアナリスト視点

サンケン電気の今期決算は、長年の「稼ぎ頭」であったアレグロ社を連結から外すという、経営の大きな転換点を象徴しています。数値上の大幅減収は想定内ですが、懸念されるのはサンケン本体の稼ぐ力、特に中国家電市場での苦戦です。ローカル勢との価格競争が激化する中、汎用品からいかに高付加価値品へシフトできるかが問われています。 一方で、発行済株式の約16%を消却するという異例の規模の資本政策は、市場からの圧力に対する強い姿勢の表れと言えます。投資家にとっては、短期的には赤字継続による「痛み」が伴いますが、GaNデバイスなどの成長投資と資本効率の改善が、アレグロ依存を脱却した「新生サンケン」として花開くかどうかが、中長期的な評価の分かれ道になるでしょう。 就活生にとっては、同社が現在、構造改革の真っ只中にあり、次世代技術(GaN)へのシフトという挑戦的なフェーズにある点は注目に値します。安定よりも、半導体業界のパラダイムシフトに挑む環境を求める層に適した企業と言えるかもしれません。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1,216億円-3,788百万円509億円2,591億円-48.3%
2024
通期
2,352億円195億円3,836億円+4.4%
2023
通期
2,254億円262億円95億円3,020億円+28.3%
2022
通期
1,757億円137億円32億円2,447億円+12.0%
2021
通期
1,568億円2,337億円

従業員データ

平均年収

684.6万円

業界平均: 773.4万円

初任給

27.3万円

月額 273,000

平均年齢

46.9

平均勤続年数: 17.4

従業員数

881

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
684.6万円
初任給(月額)
273,000

社員データ

従業員数
881
平均年齢
46.9
平均勤続年数
17.4

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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