業界ダイジェスト
株式会社セブン銀行

株式会社セブン銀行

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銀行業界
703Chiyoda-ku, Tokyo2001年設立公式サイト

事業セグメント構成

国内事業(銀行業その他)65%
海外事業20%
クレジットカード・電子マネー事業15%
国内事業(銀行業その他) (65%)海外事業 (20%)クレジットカード・電子マネー事業 (15%)

セブン&アイ傘下の銀行。全国のセブン-イレブン等に設置された2万7千台超のATM網が最大の強み。手数料収入を主軸とする独自のビジネスモデルを展開。

収益

2025年3月期

2,144億円

+8.3% 前年比

純利益

2025年3月期

182億円

-43.0% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

6.60%

ROA: 1.80%

株式会社セブン銀行とは — 会社解説

株式会社セブン銀行は、2001年にセブン&アイ・グループの銀行として設立された独自のビジネスモデルを持つ銀行です。全国のセブン-イレブン等に設置された2万7千台を超えるATM網を最大の武器とし、提携金融機関からの「ATM受入手数料」を主収益とする手数料ビジネスを展開しています。近年では、伊藤忠商事との資本業務提携を発表し、従来のグループ戦略から「オープンな金融インフラ」への転換を図っています。また、米国や東南アジアでのATM展開、顔認証技術を活用した次世代ATMの開発など、国内外でイノベーションを推進しています。

事業モデル・収益構造

収益の約7割をATM利用に伴う「受入手数料」が占めています。銀行、証券、事業会社など600社以上の提携先顧客がセブン銀行ATMを利用することで、提携先から手数料を受け取る仕組みです。貸出リスクが極めて低く、高い営業利益率を維持できるのが特徴です。また、海外事業(米国・インドネシア等)や、売掛金決済サービス、顔認証による本人確認(KYC)などの法人向けサービスも新たな収益源として成長しています。

セブン銀行の強み・特徴

  • 全国2.7万台以上の圧倒的なATM設置台数と、24時間365日の高稼働率
  • セブン-イレブンの集客力を背景とした、年間10億件を超える圧倒的な利用件数
  • 顔認証やマイナンバーカード読取など、世界最高水準の機能を備えた自社開発ATM
  • 伊藤忠商事との提携による、セブン&アイ以外の流通・経済圏への拡大余地

投資家が注目するポイント

  • 1伊藤忠商事との資本提携により、新たな事業シナジーと成長戦略が期待される
  • 2キャッシュレス化の進展に対し、スマホ決済への現金チャージ需要を取り込み利用件数を維持
  • 3クレジットカード事業の減損処理を完了し、今後の利益構造の改善が見込まれる
  • 4インドネシア等の海外事業が順調に拡大しており、中長期的な成長の柱となりつつある

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1銀行の枠組みを超えた「IT・テクノロジー企業」としての側面が強く、DX推進に携われる
  • 2平均年収は約695万円で、銀行業界の中で平均的な水準だが、初任給25万円と若手を優遇
  • 3少数精鋭の組織(従業員約700人)であり、若いうちから大きなプロジェクトを任される
  • 4中途採用も活発で、IT、小売、金融など多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

国内事業(銀行業その他)

65%

国内における預金・融資業務に加え、リースやコンサルティングなど、銀行本体およびグループ会社が手がける付随的な金融サービスを含みます。

収益1,395億円営業利益272億円営業利益率19.5%

クレジットカード・電子マネー事業

15%

クレジットカードの発行や加盟店業務、電子マネーの運営を行い、キャッシュレス決済インフラの提供を通じて手数料収益や利息収益を得る事業です。

収益325億円営業利益27億円営業利益率8.3%

海外事業

20%

海外市場において現地の商習慣に合わせた金融サービス、投資活動、および多様な事業展開をグローバルに推進します。

収益436億円営業利益4億円営業利益率0.8%

よくある質問(セブン銀行について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2,160億円

純利益予想

160億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#セブン銀行#8410#増収減益#ATM利用件数

セブン銀行・2026年3月期、経常収益は過去最高の2,200億円——ATM利用増もクレカ事業の減損で純利益26%減

セブン銀行が8日に発表した2026年3月期の連結決算は、本業の収益力を示す経常収益が前年比 2.6%増 の 220,025百万円 となり、過去最高を更新した。キャッシュレス決済への現金チャージ取引が堅調に推移し、ATMの総利用件数が拡大したことが寄与した。一方で、子会社のクレジットカード事業において将来の収益性を見直し、 8,456百万円 の 減損損失 を特別損失として計上。これにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前年比 26.0%減 の 13,476百万円 と大幅な減益となった。

+2.6%売上-0.4%営業利益-26.0%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、純利益の減少そのものではなく、その背景にある「膿出し」と「資本構造の変革」です。クレジットカード事業での減損損失計上は、将来の懸念を今のうちに処理した格好であり、むしろ本業のATM事業が過去最高の収益を上げている点に強みを感じます。 - 強み: キャッシュレス化が進む中でも、QR決済などへの現金チャージ窓口としてATMが再定義されており、利用件数が伸び続けている点は競合銀行にない強みです。 - 注目ポイント: セブン&アイから「自立」し、伊藤忠商事という新たなパートナーを得たことで、セブン-イレブン店舗以外への設置拡大や新サービスの展開に自由度が増した点は、就活生にとっても「変化する銀行」として魅力的に映るでしょう。 - 今後の焦点: 2027年3月期の予想で経常利益が微減となっている点は、新サービスの先行投資や償却費が続くことを示唆しており、これがいつ利益貢献に転じるかが投資判断のポイントになります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2,144億円182億円1.5兆円+8.4%
2024
通期
1,979億円320億円1.7兆円+27.7%
2023
通期
1,550億円189億円1.3兆円+13.4%
2022
通期
1,367億円208億円1.2兆円-0.4%
2021
通期
1,373億円259億円1.2兆円

従業員データ

平均年収

694.7万円

業界平均: 991万円

初任給

25.0万円

月額 250,000

平均年齢

41.2

平均勤続年数: 7.2

従業員数

703

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
694.7万円
初任給(月額)
250,000

社員データ

従業員数
703
平均年齢
41.2
平均勤続年数
7.2

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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