業界ダイジェスト
株式会社SUBARU

株式会社SUBARU

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自動車業界
17,885Shibuya, Tokyo1953年設立公式サイト

事業セグメント構成

自動車98%
航空宇宙2%
その他0%
自動車 (98%)航空宇宙 (2%)その他 (0%)

水平対向エンジンと四輪駆動技術(AWD)を核とする自動車メーカー。北米市場で絶大な人気を誇り、高い安全性能と独自の走行性能を追求するブランド。

収益

2025年3月期

4.7兆円

-0.4% 前年比

純利益

2025年3月期

3,382億円

-12.2% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

12.80%

株式会社SUBARUとは — 会社解説

株式会社SUBARUは、水平対向エンジンと独自の四輪駆動技術(AWD)を核とする、日本を代表する個性派自動車メーカーです。かつての中島飛行機を源流に持ち、航空宇宙事業も手掛ける高い技術力が特徴です。特に北米市場での人気が絶大で、SUVモデルを中心に「安全性」と「走りの愉しさ」を両立したブランドイメージを確立しています。近年は、高度運転支援システム「アイサイト」の進化や、群馬製作所を拠点とした電気自動車(EV)専用ラインへの転換など、100年に一度の変革期に向けた大規模な事業再編を推進しています。

事業モデル・収益構造

収益の約97%を自動車事業が占めており、その大部分が北米市場での販売によるものです。高単価なSUVやクロスオーバー車に特化し、特定のファン層(スバリスト)に支持されることで、大手メーカーに比肩する高い営業利益率を維持するモデルです。また、ボーイング向け部品供給などを行う航空宇宙事業が第2の柱となっています。

SUBARUの強み・特徴

  • 独自の水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによる圧倒的な走行安定性
  • 高度運転支援システム「アイサイト」による世界トップクラスの安全性能評価
  • 北米市場における熱烈なファンコミュニティと強固なブランドロイヤリティ
  • 航空宇宙事業で培われた高度な生産技術と品質管理体制

投資家が注目するポイント

  • 1営業利益率8.65%と業界内で高い収益性を誇るが、直近では米国の追加関税が利益を圧迫
  • 2売上高の多くを米国に依存しており、為替変動や米国の貿易政策が業績に直結するリスク
  • 3EV専用工場の新設など、次世代車への投資フェーズによる一時的なキャッシュフローの変動
  • 4ROE 12.8%と資本効率が高く、厳しい環境下でも配当維持や自社株消却を行う株主還元姿勢

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収730.8万円、初任給25.2万円と製造業の中で安定した待遇水準
  • 2平均勤続年数15.9年と長く、群馬製作所を中心とした腰を据えて働ける環境
  • 3「モノをつくる前に人をつくる」という風土があり、技術者としての専門性を磨ける研修が充実
  • 4EVシフトに伴うソフトウェア開発や生産技術の変革に携われる、挑戦的なキャリアパス

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

自動車

98%

自動車・自動二輪車の輸出入、卸売・小売販売、製造、金融サービスなど、車両の一生涯を支えるバリューチェーンを展開します。

収益4.6兆円営業利益4,204億円営業利益率9.2%

航空宇宙

2%

航空機やヘリコプターの開発・製造、防衛関連機器の生産を行う事業です。高度な技術力を活かし、民間および官公庁向けの機体やエンジンの供給を担います。

収益1,116億円営業利益27億円営業利益率2.4%

その他

0%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益51億円営業利益37億円営業利益率71.7%

よくある質問(SUBARUについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#SUBARU#自動車業界#BEV投資#大幅減益

SUBARU・2026年3月期通期、営業利益9割減の401億円——BEV投資と環境規制対応が重荷も1,500億円の自社株買い発表

SUBARUが15日に発表した2026年3月期連結決算(IFRS)は、売上収益が前期比 2.1%増 の 4兆7,849億円 となった一方、営業利益は同 90.1%減 の 401億円 と大幅な減益を記録した。国内工場におけるBEV(電気自動車)生産ラインの整備に伴う一時的な稼働停止や、米国の追加関税、さらには環境規制クレジット関連費用の計上が利益を大きく押し下げた。厳しい決算内容となったが、同社はあわせて発行済株式の11.2%にあたる総額1,500億円の自社株買いを発表し、資本効率の向上と株主還元を重視する姿勢を鮮明にしている。

+2.1%売上-90.1%営業利益-73.1%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、営業利益が9割減少するという衝撃的な数字の裏にある、経営陣の「攻め」の姿勢です。 利益激減の主因がBEV(電気自動車)生産に向けた「工場の一時停止」と「規制クレジット費用」という将来への必要経費であるため、経営サイドはこれを「一時的な後退」と位置づけています。その証左が、利益が激減している中で発表された1,500億円という大規模な自社株買いです。 発行済株式の11%を超える取得枠は異例の規模であり、株価の下支えだけでなく、「2027年3月期以降の利益回復に強い自信がある」というメッセージと受け取れます。投資家にとっては、今期の低迷を「BEVシフトへの産みの苦しみ」として許容できるか、あるいは来期のV字回復予想の実現性をどう評価するかが判断の分かれ目となるでしょう。 就活生の視点では、同社がいよいよICE(内燃機関)からBEVへと本格的に舵を切った歴史的な転換点に立ち会っていると言えます。航空宇宙事業の黒字化も、事業ポートフォリオの安定化に寄与しており、同社の技術力の幅広さを示すポジティブな材料です。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
4.7兆円4,053億円3,382億円5.1兆円-0.4%
2024
通期
4.7兆円4,682億円3,851億円4.8兆円+24.6%
2023
通期
3.8兆円2,675億円2,004億円3.9兆円+37.5%
2022
通期
2.7兆円905億円700億円3.5兆円-3.0%
2021
通期
2.8兆円1,025億円765億円3.4兆円

従業員データ

平均年収

730.8万円

業界平均: 792.1万円

初任給

25.2万円

月額 252,000

平均年齢

39.8

平均勤続年数: 15.9

従業員数

17,885

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
730.8万円
初任給(月額)
252,000

社員データ

従業員数
17,885
平均年齢
39.8
平均勤続年数
15.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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