業界ダイジェスト
住友重機械工業株式会社

住友重機械工業株式会社

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機械業界
4,410Shinagawa, Tokyo1934年設立公式サイト

事業セグメント構成

ロジスティックス&コンストラクション36%
メカトロニクス25%
インダストリアル マシナリー21%
エネルギー&ライフライン17%
その他1%
ロジスティックス&コンストラクション (36%)メカトロニクス (25%)インダストリアル マシナリー (21%)エネルギー&ライフライン (17%)その他 (1%)

住友グループの総合機械メーカー。変減速機やプラスチック射出成形機、建設機械で高いシェアを誇る。ナノテクノロジーから大型船舶まで幅広い技術力を保有。

収益

2025年12月期

1.1兆円

-0.4% 前年比

純利益

2025年12月期

309億円

+300.7% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年12月期

4.70%

住友重機械工業株式会社とは — 会社解説

住友グループの中核を担う総合機械メーカーです。1934年の設立以来、ナノテクノロジーから大型船舶まで「動かし、制御する」技術を軸に事業を拡大してきました。世界トップクラスのシェアを誇る変減速機やプラスチック射出成形機に加え、建設機械やエネルギー設備など、社会インフラを支える幅広い製品群を有しています。近年は低収益事業の譲渡や構造改革を断行しており、単なる規模の拡大から、資本効率を重視した「筋肉質な高収益体質」への転換を急ピッチで進めているのが最大の特徴です。

事業モデル・収益構造

多様な産業機械の製造・販売を主軸とし、製品納入後のメンテナンスや部品供給によるアフターサービスで安定収益を稼ぐモデルです。メカトロニクスや建設機械など、景気変動の影響が異なる複数のセグメントを持つことで、グループ全体の収益安定化を図っています。最近ではデジタル技術を活用したソリューション提供にも注力しています。

住友重機の強み・特徴

  • 精密減速機やプラスチック射出成形機で世界トップクラスの市場シェアを保持
  • ナノ単位の超精密機械から巨大造船まで、極めて幅広い領域の技術力を保有
  • 住友グループの強固な顧客基盤と、グローバルな製造・販売ネットワーク
  • エネルギー部門の黒字化や不採算事業整理による、収益構造の劇的な改善

投資家が注目するポイント

  • 12025年12月期に純利益が前期比4倍と急回復し、構造改革の成果が数字に現れている
  • 2100億円を上限とする自己株式取得と20円の増配を発表するなど、株主還元に積極的
  • 3ROE(自己資本利益率)の改善を経営指標に掲げ、資本効率を重視する姿勢を鮮明化
  • 4受注高が前年比20%以上伸びており、次期以降の成長に向けた強力な先行指標となっている

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収835.3万円と業界内でも高水準であり、初任給も27.5万円と魅力的な待遇
  • 2平均勤続年数13.5年、平均年齢43.2歳と、落ち着いた環境で長期的なキャリア形成が可能
  • 3メカトロニクスから医療、エネルギーまで事業が幅広く、多様な専門性を活かせる環境
  • 4不採算事業の売却など「選択と集中」が進んでおり、成長分野へのリソース投入が期待できる

事業セグメント別解説2025年12月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

メカトロニクス

25%

機械工学と電子工学を融合させ、精密制御機器や自動化システムを開発・製造する事業です。産業用ロボットや半導体製造装置などの高付加価値製品を扱います。

収益2,712億円営業利益190億円営業利益率7.0%

インダストリアル マシナリー

21%

プレス機械や成形機、圧縮機など、工場の生産活動を支える大型の産業機械を提供する事業です。多様な製造プロセスの効率化と自動化を推進します。

収益2,226億円営業利益42億円営業利益率1.9%

ロジスティックス&コンストラクション

36%

物流倉庫の自動搬送システムや建設現場で用いられる重機を提供する事業です。物流の効率化と建設作業の省力化・安全性の向上に寄与します。

収益3,889億円営業利益121億円営業利益率3.1%

エネルギー&ライフライン

17%

発電設備や上下水道、送電網などの社会インフラを支える機械設備を提供する事業です。安定したエネルギー供給と人々の生活基盤の維持を担います。

収益1,776億円営業利益140億円営業利益率7.9%

その他

1%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益65億円営業利益21億円営業利益率31.9%

よくある質問(住友重機について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1.1兆円

営業利益予想

600億円

純利益予想

340億円

為替レートは1ドル=145円、1ユーロ=170円を前提としております。

決算レポート

2
2026年12月期 第1四半期
#住友重機械工業#増収増益#受注高急増#増配

住友重機械工業・2026年12月期Q1、営業利益19.6%増の133億円——受注高は22%増と大幅伸長、全セグメント黒字化

住友重機械工業が発表した2026年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比 5.8%増 の 2,555億円、営業利益が同 19.6%増 の 133億円 となった。主力のメカトロニクス部門が半導体需要の回復を受けて好調に推移したほか、エネルギー関連での大型受注が寄与し、前年同期に赤字だったセグメントも 全報告セグメントで黒字 を達成した。特筆すべきは受注高が 3,184億円(同 22.4%増)と大幅に伸びており、将来の収益基盤となる受注残高も積み上がっている。

+5.8%売上+19.6%営業利益+21.8%純利益

AIアナリスト視点

住友重機械工業の今期決算は、数字以上に「質の高い受注」が積み上がっている点がポジティブです。特にエネルギー部門の受注高が前年比2倍近い伸びを見せたことは、数年先までの収益視界を明るくしています。 注目すべきは「メカトロニクス」の利益率(9.3%)の高さです。同社が強みとする精密制御技術が半導体製造装置(極低温冷凍機)を通じて高付加価値化している証左と言えます。一方で、ロジスティックス部門でのコスト高による利益圧迫は、グローバル展開するメーカー共通の課題でもあります。今後は受注した大型案件をいかに高い採算性で完工させるか、その実行力が問われるフェーズに入ります。投資家にとっては、増配と自己株買いを組み合わせた総還元性向の高さも魅力的なポイントでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1.1兆円515億円309億円1.3兆円-0.4%
2024
通期
1.1兆円551億円77億円1.3兆円-1.0%
2023
通期
1.1兆円744億円327億円1.2兆円+14.6%
2022
通期
9,440億円657億円441億円1.1兆円

従業員データ

平均年収

835.3万円

業界平均: 786.7万円

初任給

27.5万円

月額 275,000

平均年齢

43.2

平均勤続年数: 13.5

従業員数

4,410

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
835.3万円
初任給(月額)
275,000

社員データ

従業員数
4,410
平均年齢
43.2
平均勤続年数
13.5

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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