業界ダイジェスト
住友金属鉱山株式会社

住友金属鉱山株式会社

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非鉄金属業界
3,067Minato, Tokyo1950年設立公式サイト

事業セグメント構成

製錬71%
材料17%
資源12%
製錬 (71%)材料 (17%)資源 (12%)

資源開発、製錬、材料の3事業を統合展開する非鉄金属のリーディングカンパニー。ニッケルや金、銅に強みを持ち、車載電池用部材などの高機能材料でも高いシェアを誇る。

収益

2025年3月期

1.6兆円

+10.2% 前年比

純利益

2025年3月期

165億円

-71.9% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

0.91%

住友金属鉱山株式会社とは — 会社解説

住友金属鉱山は、別子銅山の開鉱以来430年以上の歴史を誇る住友グループの源流企業です。「資源開発」「非非鉄金属製錬」「材料」の3事業を垂直統合で展開する世界屈指のビジネスモデルを確立しています。銅、ニッケル、金などの資源権益を自社で持ち、高度な製錬技術で製品化するだけでなく、車載用電池材料などの高機能材料分野でも世界トップクラスのシェアを誇ります。近年はテスラ向け等のEV電池用正極材で成長を加速させており、伝統的な資源企業から先端材料メーカーへと変貌を遂げているリーディングカンパニーです。

事業モデル・収益構造

資源、製錬、材料の3事業が連携する「3事業連携」が収益の柱です。自社鉱山から原料を調達し、効率的な製錬工程を経て地金を生産。さらにその中間製品を用いて二次電池材料などの付加価値の高い機能性材料を製造します。この一気通貫の体制により、市況変動のリスクを分散しつつ、原材料から製品まで一貫した品質管理と高い利益率を実現しています。

住友鉱の強み・特徴

  • 世界トップクラスの生産量を誇るニッケル事業と金鉱山の優良権益
  • 資源・製錬・材料の3事業を統合展開する唯一無二のビジネスモデル
  • EV向け車載用電池材料(正極材)における世界的な技術力とシェア
  • 営業利益率11.9%を達成する高収益な製錬・資源ポートフォリオ

投資家が注目するポイント

  • 1銅・金価格の国際的な高騰を直接的な利益拡大に取り込める収益構造
  • 2配当性向40%以上を掲げ、直近では大幅な増配を決定するなど株主還元に積極的
  • 3ニッケル市況やEV需要の波はあるが、2030年ビジョンに向けた成長投資を継続
  • 4自己資本比率が高く、ROE向上に向けた資本効率の改善が今後の注目点

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収790.1万円、平均勤続年数16.7年と業界内でも屈指の安定した待遇
  • 2世界各地の鉱山や拠点でのプロジェクトに携われるグローバルなキャリアパス
  • 3初任給27.5万円と高く、福利厚生も充実した「人を大切にする」企業文化
  • 4脱炭素社会に不可欠な素材を供給するという社会貢献性の高い仕事

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

資源

12%

石油、天然ガス、石炭、金属鉱石等の天然資源の権益獲得、開発、生産、供給を担う、総合商社の基幹事業の一つです。

収益2,107億円営業利益1,018億円営業利益率48.3%

製錬

71%

鉱石から不純物を取り除き、純度の高い銅、金、銀などの地金を抽出・製造する。高度な分離精製技術により、産業用素材の品質を担保する中核工程を担う。

収益1.2兆円営業利益-7,147百万円営業利益率-0.6%

材料

17%

二次電池材料や磁性材料、機能性粉体などの特殊な材料を開発・提供する。電動化が進む自動車分野やデジタル機器の性能向上に寄与する素材を取り扱う。

収益2,965億円営業利益-54,231百万円営業利益率-18.3%

よくある質問(住友鉱について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1.5兆円

純利益予想

580億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#住友金属鉱山#非鉄金属#増収増益#大幅増配

住友金属鉱山・2026年3月期通期、純利益が約11倍の1,762億円に急拡大——銅・金価格の上昇とカナダ新鉱山が寄与、大幅増配も発表

住友金属鉱山が11日に発表した2026年3月期の連結決算は、最終的な儲けを示す親会社株主に帰属する当期純利益が前期比 969.3%増 (約10.7倍)の 176,290百万円 となった。主力の銅や金相場が歴史的な高値圏で推移したことに加え、カナダのコテ金鉱山の操業が軌道に乗ったことが利益を大きく押し上げた。前期に計上した多額の 減損損失の一巡 も増益の大きな要因となり、業績の急回復を受けて年間配当は前期の104円から124円増となる 228円 と大幅な増配に踏み切った。

+9.3%売上+714.7%営業利益+969.3%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算は、まさに「投資フェーズから回収フェーズへの転換」を象徴する内容となりました。特にカナダのコテ金鉱山が期待通りの成果を出したことは、今後の同社の収益構造において非常に大きな意味を持ちます。 注目すべきは、単なる市況高騰による増益にとどまらず、200億円規模の自己株買いと大幅増配を同時に発表した点です。これは、かつて「キャッシュを溜め込む」と揶揄された日本の資源大手が変わろうとしている証左でもあります。次期予想で減益を見込んでいるものの、前提となる金属価格はかなり保守的であり、市況が現在の水準を維持すれば、期中での上方修正も十分に期待できる「含み」を持たせた計画と言えるでしょう。 就活生の視点では、同社が「素材の会社」から「エネルギー・環境・高度通信を下支えする資源供給のエコシステム」へと自己定義をアップデートしようとしている点に注目すべきです。資源・製錬・材料という3事業の連携が、かつてないほど強固になっていることが決算数値からも読み取れます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1.6兆円165億円3.1兆円+10.2%
2024
通期
1.4兆円586億円3.0兆円+1.6%
2023
通期
1.4兆円1,606億円2.7兆円+13.0%
2022
通期
1.3兆円2,810億円2.3兆円+36.0%
2021
通期
9,261億円946億円1.9兆円

従業員データ

平均年収

790.1万円

業界平均: 756.1万円

初任給

27.5万円

月額 275,000

平均年齢

40.5

平均勤続年数: 16.7

従業員数

3,067

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
790.1万円
初任給(月額)
275,000

社員データ

従業員数
3,067
平均年齢
40.5
平均勤続年数
16.7

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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