宝ホールディングス株式会社

宝ホールディングス株式会社

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食品・飲料業界
201Kyoto, Kyoto1925年設立公式サイト

事業セグメント構成

宝酒造インターナショナルグループ53%
宝酒造34%
タカラバイオグループ13%
宝酒造インターナショナルグループ (53%)宝酒造 (34%)タカラバイオグループ (13%)

焼酎・和酒の国内最大手。「タカラ缶チューハイ」や清酒「松竹梅」などのブランドを展開。海外でも和食ブームを背景に日本食卸と和酒事業を拡大中。

収益

2025年3月期

3,627億円

+6.9% 前年比

純利益

2025年3月期

162億円

+0.2% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

6.84%

宝ホールディングス株式会社とは — 会社解説

宝ホールディングスは、1925年創業の京都に本社を置く大手酒類・バイオ企業です。国内では「タカラ缶チューハイ」や焼酎、清酒「松竹梅」で知られるトップメーカーですが、近年は世界的な日本食ブームを背景に、海外での日本食材卸事業を急拡大させています。現在は売上の約半分以上を海外事業(宝酒造インターナショナル)が占めるまでになっており、酒類・調味料の製造から食材卸、さらに最先端のバイオ技術までを手掛ける多角的なグローバル企業として変貌を遂げています。

事業モデル・収益構造

国内での酒類・調味料の製造販売(宝酒造)、海外での和酒製造と日本食卸売ネットワークの運営(宝酒造インターナショナル)、そして研究用試薬や再生医療等製品の開発(タカラバイオ)の3本柱で構成されます。特に海外卸事業は、現地のレストランや小売店へ直接販売する高成長モデルとなっています。

宝HDの強み・特徴

  • 和酒・焼酎市場における圧倒的なブランド力と国内トップシェアの販売網
  • 世界最大級の日本食卸ネットワークを保有し、海外の和食需要を直接取り込む力
  • PCR技術や遺伝子解析で先行するタカラバイオの高度な技術・知財力
  • 100年近い歴史の中で培われた発酵・醸造技術と、多様な製品ラインナップ

投資家が注目するポイント

  • 1海外食材卸事業が20%近い増収を記録しており、グループ全体の成長エンジンとなっている
  • 2タカラバイオの業績が研究開発費増により足元で重石となっており、黒字化のタイミングが焦点
  • 3原材料費高騰に対する国内製品の値上げ浸透度と、利益率の改善状況を注視
  • 4安定的な配当に加え、記念配当や自己株買いを通じた株主還元に積極的な姿勢

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均勤続年数が24年と極めて長く、腰を据えて長く働ける安定した社風が特徴
  • 2平均年収は760万円前後と高く、初任給も25万円台とメーカーの中で高い水準にある
  • 3伝統的な企業文化を持ちつつ、海外拠点での勤務やバイオ研究など挑戦的なフィールドがある
  • 4「和」を重んじる京都企業らしい落ち着いた雰囲気で、ワークライフバランスも重視されている

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

宝酒造

34%

日本国内における日本酒、焼酎、みりん等の酒類および調味料の製造・販売を行う事業です。

収益1,197億円営業利益50億円営業利益率4.2%

宝酒造インターナショナルグループ

53%

海外における日本食卸売事業および日本酒などの輸出・現地製造販売をグローバルに展開します。

収益1,858億円営業利益117億円営業利益率6.3%

タカラバイオグループ

13%

遺伝子治療や試薬、受託サービス、医薬品開発などのバイオテクノロジー関連事業を担います。

収益450億円営業利益23億円営業利益率5.0%

よくある質問(宝HDについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

4,010億円

営業利益予想

219億円

純利益予想

163億円

2026年3月期は、全ての主要セグメントで増益となる見通しです。

決算レポート

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2026年3月期 第3四半期
#宝ホールディングス#増収減益#タカラバイオ#海外日本食材卸

宝ホールディングス・2026年3月期Q3、売上高9.2%増も営業益15%減の126億円——海外食材卸が牽引、バイオの赤字拡大が重石に

宝ホールディングスが13日に発表した2026年3月期第3四半期(2025年4〜12月)連結決算は、売上高が前年同期比9.2%増の2,915億2,900万円と増収を確保した。一方で、営業利益は同15.3%減の126億3,200万円と、増収減益の結果となった。海外日本食材卸事業の好調が全体を牽引したものの、タカラバイオグループでの研究開発費増やM&A関連費用の計上、さらに国内酒類事業での原材料費高騰などが利益を押し下げた。

+9.2%売上-15.3%営業利益-18.8%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、宝ホールディングスの「事業構造の激変」です。かつての焼酎・清酒を主軸とした国内企業から、売上高の6割以上を海外で稼ぐ「グローバル食材卸・酒類メーカー」へと完全に変貌を遂げました。特に海外日本食材卸事業の20%増収は、世界的な日本食ブームを背景とした強力な成長エンジンとなっています。 一方で、成長のもう一つの柱であったバイオ事業が足元で大きなブレーキとなっています。空間解析という最先端領域への投資(Curio社の買収)は将来性は高いものの、短期的には赤字幅を拡大させており、投資家にとっては「成長のための産みの苦しみ」を許容できるかが焦点となります。 財務面では、記念配当を維持しつつ自己株買いを行うなど、株主還元への姿勢は崩していません。今後の焦点は、海外食材卸の利益率向上と、タカラバイオにおける「のれん」に見合う収益化のタイミングに移るでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3,627億円206億円162億円4,776億円+6.9%
2024
通期
3,394億円222億円162億円4,375億円-3.2%
2023
通期
3,507億円379億円212億円3,992億円+16.5%
2022
通期
3,009億円434億円208億円3,624億円+8.1%
2021
通期
2,784億円216億円106億円3,069億円

従業員データ

平均年収

762.9万円

業界平均: 899.1万円

初任給

25.3万円

月額 252,590

平均年齢

49.5

平均勤続年数: 24

従業員数

201

2024年12月時点

給与・待遇

平均年収
762.9万円
初任給(月額)
252,590

社員データ

従業員数
201
平均年齢
49.5
平均勤続年数
24

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2024年12月)

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