業界ダイジェスト
トヨタ自動車株式会社

トヨタ自動車株式会社

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自動車業界
71,515Toyota, Aichi1937年設立公式サイト

事業セグメント構成

自動車事業88%
金融事業9%
その他の事業3%
自動車事業 (88%)金融事業 (9%)その他の事業 (3%)

世界最大級の自動車メーカー。ハイブリッド車のパイオニアとして環境技術をリード。グローバルに展開し、年間900万台以上を販売。

収益

2025年3月期

48.0兆円

+6.5% 前年比

純利益

2025年3月期

4.8兆円

-3.6% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

13.60%

トヨタ自動車株式会社とは — 会社解説

トヨタ自動車は、1937年創業の日本を代表する世界最大級の自動車メーカーです。「ハイブリッド車のパイオニア」として知られ、世界170以上の国・地域で年間900万台以上の車両を販売しています。現在は「モビリティ・カンパニー」への変革を掲げ、BEV、HEV、FCEVなど多様な選択肢を提供する「マルチパスウェイ戦略」を推進。足元では米国の関税政策などの地政学リスクに直面しつつも、強固な販売網と金融事業を武器に、持続可能な移動社会の実現をリードしています。日本企業で初めて売上高30兆円、営業利益5兆円規模を達成した圧倒的な経営基盤を誇ります。

事業モデル・収益構造

主な収益源は、トヨタ・レクサスブランドの車両販売を中心とする自動車事業(売上比率約90%)です。これに加え、車両購入時のローンやリースを提供する金融事業が営業利益の重要な柱となっており、金利変動リスクをヘッジする役割も果たしています。近年はソフトウェアやコネクティッドサービスを通じた収益拡大も図っています。

トヨタの強み・特徴

  • トヨタ生産方式(TPS)による徹底した原価低減と、高品質なモノづくりの両立。
  • ハイブリッド車(HEV)における世界最高水準の技術力と、極めて高い収益性。
  • 世界販売台数トップクラスを誇る規模の経済と、強固なグローバル供給網。
  • 100兆円を超える総資産と、金融事業による多角的な収益ポートフォリオ。

投資家が注目するポイント

  • 1ROE 13.6%、EPS 359.56円と高い資本効率を維持し、積極的な株主還元を継続。
  • 2米関税政策による1.2兆円規模の減益影響など、地政学リスクが利益に与える影響に注視が必要。
  • 3自動車事業の利益が圧迫される中、営業利益率15.3%の金融事業が全体の下支えとして機能。
  • 4マルチパスウェイ戦略により、急激なEVシフトの停滞局面でも安定した収益を確保できる強み。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収982.6万円、平均勤続年数15.6年と、国内トップクラスの待遇と安定性。
  • 2「100年に一度の変革期」を迎え、ソフトウェアやAIなど異業種出身者の活躍の場が急拡大中。
  • 3愛知県豊田市を拠点としつつ、世界各地で活躍できるグローバルなキャリアパスが豊富。
  • 4「トヨタウェイ」に基づく徹底した人材育成。現場の改善力とリーダーシップが養われる環境。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

自動車事業

88%

四輪車や二輪車、商用車などの開発、製造、販売および保守部品の提供を行う、グループ収益の柱となる基幹事業です。

収益43.2兆円営業利益3.9兆円営業利益率9.1%

営業利益の減益は、諸経費の増加などによるものです。

金融事業

9%

車両の購入者や販売店を対象とした、自動車ローン、リース、クレジット販売などの金融支援サービスを展開する事業です。

収益4.5兆円営業利益6,835億円営業利益率15.3%

営業利益の増益は、融資残高の増加および金利スワップ取引などの時価評価による評価損が減少したことなどによるものです。

その他の事業

3%

主力のモビリティ事業以外の、住宅、船舶、航空機事業などの周辺領域や、将来の成長を見据えた新領域のビジネスを指します。

収益1.4兆円営業利益1.8兆円営業利益率125.2%

よくある質問(トヨタについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

48.5兆円

営業利益予想

3.8兆円

純利益予想

3.1兆円

為替レートは、通期平均で1米ドル=145円、1ユーロ=160円を前提としています。また、米国における関税政策の営業利益への影響については、4・5月分の減益影響見込みとして1,800億円を暫定的に織り込んでいます。

決算レポート

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2026年3月期 通期
#トヨタ自動車#決算発表#売上高50兆円#減益

トヨタ・2026年3月期通期、売上高50兆円突破も営業利益21.5%減の3兆7,662億円——米国関税1.3兆円が重石、今期も減益予想

トヨタ自動車が発表した2026年3月期決算は、連結売上高が前期比5.5%増の50兆6,849億円と過去最高を更新、初めて50兆円の大台を突破した。一方で、営業利益は3兆7,662億円(前期比21.5%減)と約1兆円の減益を記録した。これは、未来への投資に伴う諸経費の増加に加え、1兆3,800億円に上る米国関税の影響が利益を大きく圧迫したためだ。認証問題や供給余力の不足といった課題に直面する中、同社は「足場固め」を最優先する経営判断を下している。

+5.5%売上-21.5%営業利益-19.2%純利益

AIアナリスト視点

トヨタが売上50兆円という歴史的な数字を叩き出した一方で、営業利益が大幅に減少した今回の決算は、同社がいま極めて困難な「変革の踊り場」にいることを示唆しています。 注目すべきは、これまで利益の源泉であった北米セグメントが営業赤字に転落した点です。諸経費の増加だけでなく、1兆円を超える米国関税の影響が実数値として突きつけられたことは、今後のグローバル戦略において大きな不確実性となります。 しかし、財務基盤は盤石であり、豊田自動織機などのグループ持ち合い株の解消に踏み切ったことは、資本効率を重視する市場への強いメッセージとなります。今期予想も減益と保守的ですが、これは認証問題への反省と、未来に向けた「人への投資」を緩めない姿勢の表れとも言えます。投資家や学生にとっては、短期的な利益の浮沈よりも、損益分岐点をどこまで下げ、次世代の「モビリティカンパニー」への転換をどう完遂するか、その実行力が今後の焦点となるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
48.0兆円4.8兆円4.8兆円93.6兆円+6.5%
2024
通期
45.1兆円5.4兆円4.9兆円90.1兆円+21.4%
2023
通期
37.2兆円2.7兆円2.5兆円74.3兆円+18.4%
2022
通期
31.4兆円3.0兆円2.9兆円67.7兆円+15.3%
2021
通期
27.2兆円2.2兆円2.2兆円62.3兆円

従業員データ

平均年収

982.6万円

業界平均: 792.1万円

初任給

25.4万円

月額 254,000

平均年齢

40.7

平均勤続年数: 15.6

従業員数

71,515

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
982.6万円
初任給(月額)
254,000

社員データ

従業員数
71,515
平均年齢
40.7
平均勤続年数
15.6

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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