株式会社豊田自動織機

株式会社豊田自動織機

6201
重工業業界
14,506Kariya, Aichi1926年設立公式サイト

事業セグメント構成

産業車両68%
自動車28%
繊維機械2%
その他1%
産業車両 (68%)自動車 (28%)繊維機械 (2%)その他 (1%)

繊維機械で創業、現在は産業車両・自動車部品が主力。トヨタグループの一員として、世界トップクラスのフォークリフトメーカー。

収益

2025年3月期

4.1兆円

+6.6% 前年比

純利益

2025年3月期

2,623億円

+14.5% 前年比

平均年収

842.2万円

業界平均: 852.8万円

株式会社豊田自動織機とは — 会社解説

1926年に豊田佐吉が創業した自動織機製作所を源流とする、トヨタグループの「本家」とも言える企業です。現在は繊維機械に加え、フォークリフトなどの産業車両、カーエアコン用コンプレッサー、エンジン等の自動車部品を主力としています。特にフォークリフトでは世界シェアトップを誇るグローバルリーダーです。2025年には認証不正問題に伴う巨額の和解金を計上しましたが、これを機にトヨタ自動車によるTOB(株式公開買付け)を通じた非公開化の方針を決定。グループ主導での経営再建と次世代物流・自動化への構造改革を急いでいます。

事業モデル・収益構造

産業車両事業が売上の約7割を占める最大の収益源です。世界中の物流拠点へフォークリフトや自動搬送システムを販売し、保守サービスを含めたストック型ビジネスも展開しています。自動車事業ではトヨタ自動車向けにエンジンや電子機器、コンプレッサーを供給。高度なモノづくり技術をベースに、ハードウェア販売と物流ソリューションの提供を組み合わせることで、5%台の安定した営業利益率を維持しています。

豊田織機の強み・特徴

  • フォークリフト等の産業車両で世界シェア第1位を維持する圧倒的な市場支配力。
  • トヨタ生産方式(TPS)を体現する極めて高い生産効率と品質管理能力。
  • 物流の自動化・DXを推進する子会社の傘下保有によるソリューション提案力。
  • トヨタグループの源流企業としての強固な財務基盤とグループ間連携の深化。

投資家が注目するポイント

  • 1トヨタ自動車によるTOB(1株18,800円)に伴う非公開化の進展と上場廃止リスク。
  • 2認証不正問題に関連する集団訴訟の和解金(775億円)による一時的な利益圧迫。
  • 3非公開化後のガバナンス刷新と、エンジンからEV・物流自動化への事業ポートフォリオ転換。
  • 4特殊要因を除いた実質的な営業利益は1,600億円規模であり、依然として高い稼ぐ力。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収842.2万円と製造業の中でもトップクラスの待遇面と、平均勤続18.3年の定着率。
  • 2非公開化により短期的な株価に左右されず、中長期的な抜本的改革に挑戦できる環境。
  • 3愛知県刈谷市を中心とした安定した就業環境と、世界に展開するグローバルなキャリアパス。
  • 4物流の2024年問題や自動運転など、社会課題を技術で解決する最前線のプロジェクト。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

自動車

28%

自動車・自動二輪車の輸出入、卸売・小売販売、製造、金融サービスなど、車両の一生涯を支えるバリューチェーンを展開します。

収益1.2兆円営業利益451億円営業利益率3.9%

産業車両

68%

フォークリフトなどの荷役・運搬車両の製造販売を通じ、物流センターや製造現場における荷役作業の効率化と自動化を推進する事業です。

収益2.8兆円営業利益1,667億円営業利益率6.0%

繊維機械

2%

織機や紡機といった繊維製造機械のパイオニアとして、最新の電子・メカトロニクス技術を駆使した高性能な生産設備を世界に提供しています。

収益800億円営業利益25億円営業利益率3.1%

その他

1%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益584億円営業利益77億円営業利益率13.1%

よくある質問(豊田織機について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

4.0兆円

営業利益予想

1,800億円

純利益予想

2,400億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#豊田自動織機#6201#トヨタグループ#TOB

豊田自動織機・2026年3月期Q3、営業利益52%減の859億円——認証問題の和解金775億円計上、トヨタ主導で非公開化へ

豊田自動織機が3日発表した2025年4〜12月期(第3四半期)連結決算は、売上高が前年同期比 4.8%増 の 3兆1,668億円 と増収を確保した一方、営業利益は同 52.5%減 の 859億円 と大幅な減益に沈みました。主力の産業車両事業や自動車事業での売上は堅調でしたが、フォークリフト用エンジンの認証不正問題に関連する米国集団訴訟の和解金等として775億円を計上したことが利益を大きく圧迫しました。また、同社は同日、トヨタ自動車グループ主導による株式の公開買付け(TOB)を通じた非公開化の方針を公表し、経営体制の抜本的な刷新を図る構えです。

+4.8%売上-52.5%営業利益-24.7%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算は、数字上の「大幅減益」以上に、「トヨタグループによる源流企業の非公開化」という歴史的転換点としての意味合いが極めて強いものです。 - 業績の質: 和解金775億円という巨額の特損的費用を除けば、営業利益は実質1,600億円規模であり、厳しい外部環境下でも稼ぐ力自体は維持されています。特に物流ソリューションの成長は、ハードウェア依存からの脱却を示唆しています。 - 戦略の意図: TOB価格18,800円は、不祥事による株価低迷期を脱しつつあるタイミングでの提示です。親子上場の解消とガバナンスの垂直統合を急ぐトヨタグループの強い意志が感じられます。 - 今後の焦点: 非公開化によって、同社が「トヨタのエンジン供給元」から「次世代物流・自動化のグローバルリーダー」へどう変貌を遂げるかが注目されます。就活生にとっては、上場廃止により「守られた環境」での抜本的改革が始まることを意味し、組織の若返りや変革に関われるチャンスとも捉えられます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
4.1兆円2,217億円2,623億円9.4兆円+6.6%
2024
通期
3.8兆円2,004億円2,288億円11.1兆円+13.4%
2023
通期
3.4兆円1,699億円1,929億円7.8兆円+24.9%
2022
通期
2.7兆円1,591億円1,803億円7.6兆円+27.7%
2021
通期
2.1兆円1,182億円1,367億円6.5兆円

従業員データ

平均年収

842.2万円

業界平均: 852.8万円

初任給

28.0万円

月額 280,000

平均年齢

41

平均勤続年数: 18.3

従業員数

14,506

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
842.2万円
初任給(月額)
280,000

社員データ

従業員数
14,506
平均年齢
41
平均勤続年数
18.3

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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