業界ダイジェスト
ユニ・チャーム株式会社

ユニ・チャーム株式会社

8113
日用品業界
1,404Minato, Tokyo1961年設立公式サイト

事業セグメント構成

パーソナルケア82%
ペットケア17%
その他2%
パーソナルケア (82%)ペットケア (17%)その他 (2%)

ベビー・生理・介護用品でアジア首位。海外売上高比率が高く、アジアを中心としたグローバル展開に強み。不織布・吸収体加工技術を活かした高付加価値製品を展開。

収益

2025年12月期

9,453億円

-4.4% 前年比

純利益

2025年12月期

652億円

-20.3% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年12月期

8.30%

ユニ・チャーム株式会社とは — 会社解説

ユニ・チャーム株式会社は、ベビーケア、フェミニンケア、ヘルスケア(大人用おむつ)の3分野でアジア首位を誇る不織布・吸収体加工メーカーの最大手です。1961年の設立以来、高度な技術力を武器に高付加価値製品を展開し、売上高の多くを海外で稼ぐグローバル企業へと成長しました。近年はペットケア事業を第2の柱として強化しており、少子高齢化が進む日本国内のみならず、経済成長が著しいアジア全域や北米市場でのシェア拡大を加速させています。直近では中国・インドでの外部要因により一時的な減益となりましたが、次期売上高1兆円突破を目指す強気な姿勢を維持しています。

事業モデル・収益構造

不織布・吸収体加工技術を核とした消耗品の製造販売が主軸です。売上の約82%を占めるパーソナルケア事業(生理用品・おむつ等)と、利益率の高いペットケア事業(約17%)の二段構えで収益を上げます。一度ブランドが浸透すればリピート購入が見込める生活必需品を扱い、現地のニーズに合わせたローカライズ戦略によって、アジア諸国で高い市場シェアと安定したキャッシュフローを確立しています。

ユニ・チャームの強み・特徴

  • アジア市場における圧倒的なブランド力とシェア、特にベビー・生理用品での首位獲得。
  • 不織布・吸収体加工における特許技術を活かした、模倣困難な高付加価値製品の開発力。
  • 営業利益率15%を超える高収益なペットケア事業が、新たな成長エンジンとして定着。
  • 24期連続増配を継続する、極めて高い株主還元意識と強固な財務基盤。

投資家が注目するポイント

  • 12025年度に売上高1兆100億円という過去最高の更新を計画しており、成長回帰への期待が高い。
  • 2中国の風評被害やインドの税制改正といった一時的リスクを、北米や中東の好調さでカバーできるか。
  • 3DOE(自己資本配当率)指標の導入など、減益局面でも増配と自社株買いを断行する資本効率の高さ。
  • 4ベビー用から大人用、ペット用へのシームレスな事業ポートフォリオの転換スピード。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収862万円と業界トップクラスの給与水準に加え、初任給23.5万円と若手への待遇も手厚い。
  • 2平均勤続年数14.9年と長く、腰を据えてキャリアを築ける安定した就業環境が整っている。
  • 3海外売上高比率が高く、若いうちからグローバルな視点で事業に携わるチャンスが豊富。
  • 4「SAPS手法」と呼ばれる独自の経営管理モデルにより、目標達成に向けた緻密な戦略実行力を学べる。

事業セグメント別解説2025年12月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

パーソナルケア

82%

シャンプー、ボディソープ、スキンケア製品など、個人の身体の清潔維持や健康・美容をサポートする製品の製造・販売を行っています。

収益7,744億円営業利益832億円営業利益率10.7%

ペットケア

17%

ペットフードや排泄ケア用品、システムトイレなど、愛玩動物の健康維持と飼い主の快適な生活を支える製品を展開しています。

収益1,561億円営業利益241億円営業利益率15.4%

その他

2%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益148億円営業利益16億円営業利益率11.0%

よくある質問(ユニ・チャームについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1.0兆円

営業利益予想

1,360億円

純利益予想

865億円

決算レポート

2
2026年12月期 第1四半期
#ユニ・チャーム#8113#決算短信#増収増益

ユニ・チャーム・2026年12月期Q1、コア営業利益8.5%増の314億円——中国市場が底打ち、年間配当は4円増配へ

ユニ・チャームが5月8日に発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月)の連結決算は、本業の儲けを示すコア営業利益が前年同期比 8.5%増 の 314億7,900万円 となった。売上高も同 2.9%増 の 2,341億8,500万円 と増収を確保し、特に苦戦が続いていた中国市場で業績の底打ち感が出てきたことが好材料となった。一方で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同 20.7%減 の 197億5,800万円 に留まったが、これは前年同期にインド子会社の火災に伴う 保険金収入(約53億円)を計上していた反動 によるもので、実態としての収益力は堅調に推移している。

+2.9%売上+8.5%営業利益-20.7%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、主要指標として掲げる「コア営業利益」がしっかりと成長している点です。純利益のマイナスはあくまで前年のインドでの保険金受取という特殊要因によるもので、投資家はこれをネガティブに捉える必要はないでしょう。 特に明るい材料は、長らく懸念されていた中国市場での「底打ち感」への言及です。若年層の低価格志向という逆風の中でも、品質への信頼を武器にシェアを維持している点は、同社のブランド力の強さを物語っています。 また、配当と自己株買いを合わせた総還元性向の高さも評価ポイントです。就活生にとっても、少子高齢化が進む国内市場に依存せず、インドや東南アジア、北米といった成長市場で着実に「日本式モデル」を浸透させている同社の戦略は、グローバル企業としての安定性と成長性を示す魅力的な要素と言えます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
9,453億円652億円1.2兆円-4.4%
2024
通期
9,890億円952億円1.2兆円+5.0%
2023
通期
9,418億円861億円1.1兆円+4.9%
2022
通期
8,980億円676億円1.0兆円+14.7%
2021
通期
7,827億円727億円9,877億円

従業員データ

平均年収

862.1万円

業界平均: 782.2万円

初任給

23.5万円

月額 235,000

平均年齢

40.9

平均勤続年数: 14.9

従業員数

1,404

2024年12月時点

給与・待遇

平均年収
862.1万円
初任給(月額)
235,000

社員データ

従業員数
1,404
平均年齢
40.9
平均勤続年数
14.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2024年12月)

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