ヤマハ株式会社

ヤマハ株式会社

7951
楽器業界
3,423Hamamatsu, Shizuoka1897年設立公式サイト

事業セグメント構成

楽器70%
音響機器30%
楽器 (70%)音響機器 (30%)

楽器製造で世界シェア首位。ピアノや管弦打楽器、音響機器に加え、音響半導体も手掛ける。卓越したブランド力と音に関する高い技術力が強み。

収益

2025年3月期

4,621億円

-0.2% 前年比

純利益

2025年3月期

134億円

-55.0% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

2.78%

ヤマハ株式会社とは — 会社解説

ヤマハは1897年創業、静岡県浜松市に本社を置く世界最大の楽器メーカーです。ピアノ、管弦打楽器、ギターなど幅広い楽器で世界トップシェアを誇るほか、プロオーディオ機器、音響IC、ネットワーク機器なども手掛けています。卓越したブランド力と音響技術を武器に、近年は車載音響(モビリティ)分野への進出を強化。中国市場の停滞や欧米の消費減退といった逆風に対し、不採算のゴルフ事業撤退など抜本的な構造改革で対応しています。

事業モデル・収益構造

高級ピアノや電子楽器を中心とした「楽器事業」が売上の約6割を占め、高いブランド価値によるプレミアム価格戦略を維持しています。また、ライブ音響や会議システムなどの「音響機器」が第2の柱です。これらに加え、自社開発の半導体技術を活かした車載スピーカーシステム等のBtoBビジネスを展開し、安定した収益基盤の構築を目指しています。

ヤマハの強み・特徴

  • ピアノや管楽器などで世界首位のシェアを持つ、圧倒的なブランド知名度と信頼性
  • アコースティック楽器の製作技術とデジタル音声処理技術を融合させた独自の製品開発力
  • 世界中に張り巡らされた販売網と、音楽教室を通じた独自の需要創出・教育エコシステム
  • 自己資本比率75%を超える盤石な財務基盤と、構造改革を断行できる経営体力

投資家が注目するポイント

  • 1不採算のゴルフ用品事業終了を決定。中核事業へのリソース集中による利益率改善に注目
  • 2中国市場の需要減退が本業の足かせ。市場回復のタイミングと、インド等他地域への分散が鍵
  • 3車載音響(モビリティ事業)の早期収益化が今後の成長シナリオにおける最重要項目
  • 42026年3月期Q3で純利益41%増を記録。一過性費用の剥落により利益面は底打ちの兆し

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収783.7万円と高水準。音楽や音響への情熱を持つプロフェッショナルが集まる文化
  • 2平均勤続年数18.5年と長く、ワークライフバランスとやりがいを両立しやすい環境
  • 3グローバル売上比率が高く、海外駐在や世界規模のプロジェクトに携わるチャンスが豊富
  • 4初任給263,000円。楽器だけでなくAI音響技術や半導体など、最先端の技術領域も広い

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

楽器

70%

ピアノ、管弦打楽器、電子楽器などの製造・販売を行う事業です。初心者からプロ用まで幅広いラインナップを展開し、世界トップクラスのシェアを誇る製品を数多く提供しています。

収益2,961億円営業利益221億円営業利益率7.5%

音響機器

30%

業務用PA機器、家庭用オーディオ、ICT会議システムなどの開発・販売を行う事業です。コンサートホールからオフィスまで、多様な空間における高品質な音響ソリューションを提供しています。

収益1,284億円営業利益118億円営業利益率9.2%

よくある質問(ヤマハについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

4,550億円

営業利益予想

400億円

純利益予想

285億円

事業環境は依然として先行きが不透明な状況が続いていますが、楽器事業の実質増収や、生産構造改革効果等による収益改善を織り込み、2026年3月期の通期業績予想は、売上収益4,550億円、事業利益400億円、親会社の所有者に帰属する当期利益285億円といたします。 なお、2025年4月以降に追加された米国相互関税の影響につきましては、現時点で不透明な要素が多く、業績予想には織り込んでおりません。 本予想における想定為替レートは、対USドル145円、対ユーロ160円です。

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#ヤマハ#楽器業界#純利益増加#ゴルフ事業撤退

ヤマハ・2026年3月期Q3、純利益41%増の201億円——ゴルフ事業撤退の構造改革へ、本業は需要減で足踏み

ヤマハが4日に発表した2026年3月期第3四半期累計決算は、売上収益が前年同期比 2.8%減 の 3,410億円 、親会社株主に帰属する四半期利益が同 41.3%増 の 201億円 となった。主力の楽器事業が中国市場の停滞や欧米の消費減退により苦戦し、実質的な本業の稼ぎを示す事業利益は 21.3%減 と大幅な減益を記録した。一方で、前年同期に計上した一過性の費用が剥落したことで営業利益・純利益は底打ちを見せており、経営資源の最適化に向けた ゴルフ用品事業の終了 という大きな決断を下した。

-2.8%売上+20.1%営業利益+41.3%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、40年以上の歴史を持つゴルフ事業からの撤退判断です。売上全体の1%未満に過ぎない事業ではありますが、赤字事業を整理し、楽器や音響といった中核事業に注力する姿勢を鮮明にしました。 - 実態としての「事業利益」が前年比で2割以上減っている点は、本業の苦戦を如実に示しており、投資家は表面的な純利益の伸びに惑わされない注意が必要です。 - 特に中国のピアノ市場の冷え込みは、同社にとって長期的な懸念材料です。中高価格帯のブランド力は健在ですが、消費マインドが冷え込む中でいかに需要を掘り起こすかが問われます。 - 財務基盤は依然として鉄壁(自己資本比率75%超)であり、構造改革のための「出血」を許容できる体力があるのは強みです。今後は車載音響(モビリティ)などの新領域がいかに早期に収益の柱へ育つかが、株価回復の鍵となるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
4,621億円207億円134億円5,913億円-0.2%
2024
通期
4,629億円290億円296億円6,668億円+2.5%
2023
通期
4,514億円465億円382億円5,942億円+10.6%
2022
通期
4,082億円493億円373億円5,807億円+9.5%
2021
通期
3,726億円350億円266億円5,576億円

従業員データ

平均年収

783.7万円

業界平均: 748.2万円

初任給

26.3万円

月額 263,000

平均年齢

43.6

平均勤続年数: 18.5

従業員数

3,423

2024年12月時点

給与・待遇

平均年収
783.7万円
初任給(月額)
263,000

社員データ

従業員数
3,423
平均年齢
43.6
平均勤続年数
18.5

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2024年12月)

※当サイトのデータは入力時の誤りを含む可能性があります。個人の参考としてご利用ください。当サイトはデータの正確性について一切の責任を負いません。