業界ダイジェスト
横河電機株式会社

横河電機株式会社

6841
電機業界
2,242Musashino, Tokyo1915年設立公式サイト

事業セグメント構成

制御94%
測定器5%
新事業他1%
制御 (94%)測定器 (5%)新事業他 (1%)

産業制御・計測機器の世界大手。プロセス制御システムで世界有数のシェアを誇り、石油・化学などの大規模プラントの自動化を支援。

収益

2025年3月期

5,624億円

+4.1% 前年比

純利益

2025年3月期

521億円

-15.5% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

11.50%

横河電機株式会社とは — 会社解説

横河電機は、1915年創業の計測・制御・情報の分野で世界をリードする独立系メーカーです。特に、大規模プラントの運転を制御する「分散型制御システム(DCS)」において世界トップクラスのシェアを誇り、石油、化学、電力などの社会インフラを支えています。近年は、デジタル技術を活用した企業の生産性向上を支援するDX事業や、再生可能エネルギー、ライフサイエンス分野への投資を強化しており、持続可能な社会の実現に向けたソリューションプロバイダーへの転換を急ピッチで進めています。

事業モデル・収益構造

収益の約94%を占める「制御事業」が柱です。大規模プラントへの制御システム納入だけでなく、導入後の保守・点検、運用最適化支援といった「サービス・ソリューション」によるストック型ビジネスが安定した収益源となっています。また、測定器事業では20%を超える高い営業利益率を維持しており、最先端のR&D需要を確実に取り込むビジネスモデルを確立しています。

横河電機の強み・特徴

  • プロセス制御分野における世界的なブランド力と、ミッションクリティカルな環境で信頼される高い技術。
  • 営業利益率14.85%を誇る高収益体質。特に測定器事業は利益率20.8%と極めて高い競争力を保持。
  • 世界中のインフラ企業との長年にわたる強固な顧客基盤と、保守・運用サービスによる安定したキャッシュフロー。

投資家が注目するポイント

  • 12026年3月期Q3決算では、円高の逆風を本業の受注増で跳ね返し、純利益が前年比15.9%増と好調。
  • 2株主還元の強化。通期予想の上方修正に伴い、年間配当を当初予想から20円増額する方針を発表しています。
  • 3再エネやライフサイエンスなど、脱炭素・成長分野への戦略的投資が着実に実を結びつつあります。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収926.7万円と、国内製造業の中でもトップクラスの給与水準。福利厚生も非常に充実しています。
  • 2平均勤続年数17.1年、平均年齢44.6歳と、腰を据えて専門性を磨ける落ち着いた企業文化が特徴。
  • 3武蔵野市の中央本社を拠点としつつ、世界各地のプラントプロジェクトに従事できるグローバルなキャリアパス。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

制御

94%

製造業やプラントにおけるプロセス制御、計測、監視を自動化するシステムを提供し、産業現場の安全性と効率性を最大化する事業です。

収益5,283億円営業利益776億円営業利益率14.7%

測定器

5%

電圧、電流、光、周波数などを精密に測定・解析する計測機器を提供し、研究開発や品質管理の現場における信頼性を支える事業です。

収益299億円営業利益62億円営業利益率20.8%

新事業他

1%

既存の枠組みにとらわれない新規領域の探索、研究開発成果の事業化、および他の主要セグメントに属さない附帯業務を行う事業です。

収益42億円営業利益-282百万円営業利益率-6.8%

よくある質問(横河電機について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

5,600億円

営業利益予想

800億円

純利益予想

525億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#横河電機#6841#過去最高売上#増収増益

横河電機・2026年3月期、売上高6,048億円で過去最高更新——純利益11.5%増、300億円の自社株買いも発表

横河電機が発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比7.5%増の6,048億2,900万円に達し、過去最高を更新しました。営業利益は戦略的案件に伴う一過性の損失引当金の影響で825億5,500万円(前期比1.2%減)と微減しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は581億1,300万円(同11.5%増)と二桁の伸びを記録しています。同社は積極的な利益還元策として、発行済株式の3.5%に相当する上限300億円の自社株買いと、前期比20円増配となる年間78円の配当を決定しました。

+7.5%売上-1.2%営業利益+11.5%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、売上高が過去最高を更新しながらも、営業利益が微減した「成長の質」の部分です。背景には、シェア拡大や新領域確保を狙った「戦略的受注」に伴う一過性の損失引当金があり、横河電機の強い攻めの姿勢と、それに伴う管理コストのせめぎ合いが見て取れます。 一方で、投資家にとってポジティブなのは、300億円規模の自社株買いと大幅増配を同時に打ち出してきた点です。純利益がしっかり伸びているため、配当性向を維持しながら還元を強化できています。就活生にとっても、エネルギー・トランジションという巨大な社会課題をビジネスチャンスに変え、財務的な安定感を持ちつつ成長投資を続ける同社の姿勢は、長期的なキャリアを考える上で魅力的なポイントになるでしょう。 今後の焦点は、2027年3月期予想で掲げた「営業利益3.0%増」を、コスト増をこなしつつ確実に達成できるか、そして制御事業以外の測定器・新事業がどこまで利益貢献を厚くできるかにあります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
5,624億円835億円521億円7,183億円+4.1%
2024
通期
5,402億円788億円617億円6,729億円+18.3%
2023
通期
4,565億円444億円389億円6,186億円+17.1%
2022
通期
3,899億円307億円213億円5,560億円+4.2%
2021
通期
3,742億円316億円192億円5,191億円

従業員データ

平均年収

926.7万円

業界平均: 876.5万円

初任給

26.0万円

月額 260,000

平均年齢

44.6

平均勤続年数: 17.1

従業員数

2,242

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
926.7万円
初任給(月額)
260,000

社員データ

従業員数
2,242
平均年齢
44.6
平均勤続年数
17.1

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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