アズビル株式会社

アズビル株式会社

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電機業界
5,052Chiyoda, Tokyo1906年設立公式サイト

事業セグメント構成

ビルディングオートメーション事業49%
アドバンスオートメーション事業35%
ライフオートメーション事業15%
ビルディングオートメーション事業 (49%)アドバンスオートメーション事業 (35%)ライフオートメーション事業 (15%)

計測・制御技術の国内大手。ビル空調制御で国内首位。工場自動化や生活インフラ分野にも強みを持ち、高度な自動化技術で省エネや環境負荷低減に貢献する。

収益

2025年3月期

3,004億円

+3.2% 前年比

純利益

2025年3月期

410億円

+35.6% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

17.90%

アズビル株式会社とは — 会社解説

1906年創業の計測・制御技術の国内最大手。ビルディングオートメーション(BA)で国内首位を走り、日本の大型ビル空調制御において圧倒的なシェアを誇ります。近年は「オートメーション技術で持続可能な社会に貢献する」を掲げ、脱炭素やDX需要を背景とした省エネソリューションに注力。2025年には不採算のライフサイエンス事業を売却し、収益性の高い中核事業へ資源を集中させる構造改革を断行しました。高い技術力と保守点検による安定した収益基盤を武器に、製造業の枠を超えたサービス業的側面も併せ持つ優良企業です。

事業モデル・収益構造

主要な収益源はビルや工場の計測・制御システムの設計・施工、および納入後の保守・メンテナンスサービスです。特にBA事業では、ストックビジネスとしての保守契約が安定収益を生む構造となっており、景気変動に強い耐性を持ちます。製品販売のみならず、エネルギー削減量に応じた成果報酬型モデルなども展開しています。

アズビルの強み・特徴

  • 国内の大型オフィスビルにおける空調制御システムで約8割という圧倒的なシェアを保持。
  • 施工から保守まで一貫して手掛ける体制により、利益率の高いメンテナンス収益を確保。
  • 独自のセンサー・制御技術により、ビルの消費電力を劇的に削減する高度な省エネ技術。

投資家が注目するポイント

  • 1事業売却による「量より質」への転換で、営業利益率14%超という高い収益性を実現。
  • 2ROE 17.9%と資本効率が極めて高く、150億円規模の自社株買いなど株主還元に積極的。
  • 3都市再開発ラッシュと老朽化ビルの脱炭素改修(グリーン化)という二大需要が追い風。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収833.7万円、平均勤続年数19.7年と、極めて高い定着率と安定した待遇を誇る。
  • 2脱炭素やカーボンニュートラルに直結する仕事であり、社会貢献を実感しやすい環境。
  • 3ワークライフバランスが重視されており、有給休暇取得や働き方改革への意識が非常に高い。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

ビルディングオートメーション事業

49%

オフィスビルや劇場の空調・照明制御、エネルギー管理システムを提供し、快適な空間創出と省エネを両立させています。

収益1,488億円営業利益244億円営業利益率16.4%

アドバンスオートメーション事業

35%

工場やプラント向けに計測・制御機器を提供し、製造工程の最適化や安全性、稼働率の向上を支援する産業用ソリューションです。

収益1,068億円営業利益160億円営業利益率15.0%

ライフオートメーション事業

15%

ガス・水道メーターや住宅向け全館空調、介護支援、生命科学の研究支援など、人々の生活に密着した自動化技術を提供しています。

収益466億円営業利益12億円営業利益率2.5%

よくある質問(アズビルについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2,970億円

営業利益予想

430億円

純利益予想

310億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#アズビル#増益決算#都市再開発#省エネ需要

アズビル・2026年3月期Q3、営業利益9.1%増の292億円——事業売却で減収も、BA事業の好調と価格転嫁で採算向上

計測・制御機器大手のアズビルが6日に発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比 4.5%減 の 2,080億5,500万円 、営業利益が同 9.1%増 の 292億2,600万円 となりました。ライフサイエンス分野の事業売却により売上高は減少したものの、主力のビルディングオートメーション(BA)事業が都市再開発や省エネ需要を背景に伸長し、営業利益ベースでは過去最高水準を更新しています。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前期に計上した事業売却益の反動により同 21.0%減 の 226億7,800万円 となりましたが、本業の稼ぐ力は着実に強化されています。

-4.5%売上+9.1%営業利益-21.0%純利益

AIアナリスト視点

アズビルの今決算は、まさに「量より質」への転換を象徴する内容でした。不採算や戦略的優先度の低かったスペインのテルスター社(ライフサイエンス)を売却したことで売上高は減少しましたが、残ったBA・AA事業の収益性は非常に高く、営業利益率が14%台に乗った点は評価に値します。 特にBA事業は、日本の都市再開発ラッシュと老朽化ビルの脱炭素改修という「二兎」を追える状況にあり、国内市場での圧倒的なシェアが強いキャッシュカウとして機能しています。また、1:4の株式分割と同時に150億円規模の自己株買いを断行するなど、資本効率向上への意志も非常に強く感じられます。 懸念点はAA事業におけるFA市場の回復の遅れですが、これも価格転嫁によってカバーできており、ビル管理という安定基盤があるため、製造業の景気循環に対する耐性は他社のFAメーカーよりも高いと言えるでしょう。就活生にとっても、安定性と成長性を兼ね備え、なおかつ構造改革を断行できる経営体質は魅力的に映るはずです。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3,004億円415億円410億円3,151億円+3.2%
2024
通期
2,909億円368億円302億円3,137億円+4.5%
2023
通期
2,784億円313億円226億円2,969億円+8.5%
2022
通期
2,566億円282億円208億円2,801億円+3.9%
2021
通期
2,468億円257億円199億円2,846億円

従業員データ

平均年収

833.7万円

業界平均: 876.5万円

初任給

28.5万円

月額 285,410

平均年齢

45.7

平均勤続年数: 19.7

従業員数

5,052

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
833.7万円
初任給(月額)
285,410

社員データ

従業員数
5,052
平均年齢
45.7
平均勤続年数
19.7

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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