業界ダイジェスト
カルビー株式会社

カルビー株式会社

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食品・飲料業界
2,290Chiyoda, Tokyo1949年設立公式サイト

事業セグメント構成

国内スナック菓子64%
海外食品製造販売事業23%
国内シリアル食品8%
国内その他5%
国内スナック菓子 (64%)海外食品製造販売事業 (23%)国内シリアル食品 (8%)国内その他 (5%)

スナック菓子で国内最大手の食品メーカー。「ポテトチップス」や「じゃがりこ」など圧倒的シェアのブランドを多数保有。北米や中国など海外市場も強化中。

収益

2025年3月期

3,226億円

+6.4% 前年比

純利益

2025年3月期

209億円

+5.0% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

10.50%

カルビー株式会社とは — 会社解説

1949年創業、国内スナック菓子市場で約5割の圧倒的シェアを誇る最大手メーカーです。「ポテトチップス」「じゃがりこ」「かっぱえびせん」など、世代を超えて愛されるメガブランドを多数保有しています。現在は「Next Calbee」を掲げ、従来の菓子メーカーから「食と健康」を軸としたライフスタイル提案企業への変革を推進中。原材料のジャガイモ調達から製造・販売まで垂直統合された強固なサプライチェーンを強みに、北米や中国を中心とした海外市場の拡大に注力しています。直近では新工場の稼働や戦略的M&Aなど、次なる成長への投資フェーズにあります。

事業モデル・収益構造

高品質な農産物(主に馬鈴薯)の安定調達を基盤とした、スナック菓子およびシリアル食品の製造販売が主軸です。売上の約7割を国内スナック菓子が占めますが、海外事業(構成比24.6%)の収益化を加速させています。卸売業者を通じた小売展開に加え、地域限定商品の開発や、DtoC(直接販売)によるファン層の拡大など、多角的なチャネル戦略を展開しています。

カルビーの強み・特徴

  • 国内スナック菓子市場で50%超のシェアを維持する圧倒的なブランドポートフォリオ
  • 全国の契約農家との連携による、良質な原料ジャガイモの安定的な調達・開発体制
  • 「じゃがりこ」や「フルグラ」に代表される、独自の製法技術を用いた高付加価値商品の開発力
  • 北米・中国市場における積極的なM&Aと現地生産体制の構築によるグローバル展開加速

投資家が注目するポイント

  • 12025年FY売上高は6.4%増と堅調。将来の成長に向けた広島工場の減価償却費等で一時的な利益圧迫はあるが、成長投資は継続中。
  • 2ROE 10.5%と資本効率が高く、約100億円の自社株買いや増配など、株主還元に対して非常に積極的な姿勢を示している。
  • 3原材料費や労務費の高騰に対し、価格改定や内容量調整を適切に実施し、営業利益率9%台の維持を目指す収益管理能力。
  • 4北米での戦略的M&Aによるシナジー創出が今後の焦点。海外売上比率の向上が中長期的な株価評価の鍵を握る。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収819.9万円と食品業界内でも高水準。初任給も23.5万円と競争力があり、安定した待遇が期待できる。
  • 2平均勤続年数13.9年、平均年齢39.6歳と、若手からベテランまでバランス良く活躍できる健全な組織環境。
  • 3「Next Calbee」への変革期にあり、既存の枠にとらわれない新商品開発や海外事業への挑戦機会が豊富。
  • 4フレックスタイム制やモバイルワークの導入など、柔軟な働き方を推奨する先進的な企業文化が浸透している。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

国内スナック菓子

64%

日本国内においてポテトチップスやコーンスナック、小麦系スナックなどの製造・販売を行い、ブランド力を背景に高い市場シェアを維持しています。

収益2,254億円営業利益0百万円営業利益率0.0%

国内シリアル食品

8%

「フルグラ」等のシリアル製品の国内向け製造・販売を担い、健康志向の高まりを捉えた朝食習慣の提案を通じて市場の拡大を図っています。

収益294億円営業利益0百万円営業利益率0.0%

国内その他

5%

食品事業以外の国内子会社が手掛ける、広告、エンジニアリング、分析等の多様なサービスです。

収益169億円営業利益0百万円営業利益率0.0%

海外食品製造販売事業

23%

北米、アジア、欧州などの海外市場において、現地の味覚や文化に合わせた食品の製造と販売を展開し、グローバルな成長を牽引する事業です。

収益794億円営業利益0百万円営業利益率0.0%

よくある質問(カルビーについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

3,450億円

営業利益予想

298億円

純利益予想

205億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#カルビー#増収減益#過去最高売上#海外展開

カルビー・2026年3月期通期、売上高5.5%増の3,401億円で過去最高——新工場の減価償却響き営業利益は10%減

カルビーが発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比5.5%増の3,401億円となり、過去最高を更新しました。一方で、営業利益は同10.0%減の261億円にとどまり、増収減益の着地となっています。「せとうち広島工場」の本格稼働に伴う減価償却費の増加や、原材料価格の高騰を背景としたコスト増が利益を圧迫した形ですが、海外事業の成長や国内の価格・規格改定が売上を力強く牽引しました。

+5.5%売上-10.0%営業利益-17.0%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算は、将来の成長に向けた「先行投資の痛み」が鮮明に出た内容といえます。売上高が過去最高を更新している点は、値上げを受け入れられるブランド力の強さを示していますが、営業利益が10%減少したのは新工場の減価償却費という固定費負担が主因です。 特筆すべきは資本政策です。ASR(一括取得型自己株式取得)による100億円規模の自社株買いや、減益局面での大幅増配は、投資家に対する強いコミットメントを感じさせます。また、北米でのHodo, Inc.買収に見られるように、ポテトチップス一辺倒から「食と健康」領域へシフトしようとする意思が読み取れます。 今後の焦点は、せとうち広島工場の稼働率向上による「生産性改善」が、いつ減価償却費を上回る利益を生み出すか、そして気候変動リスクをいかに克服して安定的な原料調達を実現できるかに集約されるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3,226億円291億円209億円3,192億円+6.4%
2024
通期
3,030億円273億円199億円2,922億円+8.5%
2023
通期
2,793億円222億円148億円2,391億円+13.8%
2022
通期
2,454億円251億円181億円2,366億円-8.0%
2021
通期
2,667億円271億円177億円2,390億円

従業員データ

平均年収

819.9万円

業界平均: 899.1万円

初任給

23.5万円

月額 235,000

平均年齢

39.6

平均勤続年数: 13.9

従業員数

2,290

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
819.9万円
初任給(月額)
235,000

社員データ

従業員数
2,290
平均年齢
39.6
平均勤続年数
13.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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