カシオ計算機株式会社

カシオ計算機株式会社

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電機業界
2,200Shibuya, Tokyo1957年設立公式サイト

事業セグメント構成

時計63%
コンシューマ31%
その他3%
システム2%
時計 (63%)コンシューマ (31%)その他 (3%)システム (2%)

耐衝撃ウオッチ『G-SHOCK』や電子辞書、電卓などで高い世界シェアを誇る電子機器メーカー。独創的な技術による製品開発で新たな市場を創造する強みを持つ。

収益

2025年3月期

2,618億円

-2.6% 前年比

純利益

2025年3月期

81億円

-32.3% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

3.58%

カシオ計算機株式会社とは — 会社解説

カシオ計算機株式会社は、1957年の設立以来、「創造 貢献」を理念に掲げ、世界初の純電気式計算機や耐衝撃ウオッチ『G-SHOCK』など、既成概念を覆す製品を世に送り出してきた独創的メーカーです。現在は『G-SHOCK』を中心とした時計事業が売上・利益の柱となっており、世界中で熱狂的なファンを有しています。また、教育用関数電卓や電子楽器、ハンディターミナルなど、ニッチながら高いシェアを誇る製品群を展開し、デジタル技術を活用した付加価値創造に強みを持ちます。

事業モデル・収益構造

時計事業が売上構成比の約63%を占め、かつ営業利益率12.2%を叩き出す最大の収益源です。特に『G-SHOCK』のブランド力による高単価・高利益率な販売モデルが特徴。これに加え、世界の教育現場でデファクトスタンダードとなっている関数電卓(コンシューマ事業)が安定収益を支えています。近年は「CASIO WATCH」アプリによるエコシステム構築など、ハードウェアとサービスの融合によるリピート率向上を図っています。

カシオの強み・特徴

  • 『G-SHOCK』という、唯一無二の耐衝撃性能とファッション性を兼ね備えた世界的人気ブランド
  • 100カ国以上の教育現場で採用され、参入障壁が非常に高い関数電卓の圧倒的シェア
  • 小型化・省電力化・高密度実装など、計算機開発から続く独自のデジタル技術力
  • 在庫管理の徹底と高付加価値化により、時計事業で安定的に2桁の営業利益率を維持する稼ぐ力

投資家が注目するポイント

  • 12026年3月期Q3で営業利益61.7%増を達成。時計事業の復活と「CASIO WATCH」の好調が牽引
  • 2純利益予想を前期比2.1倍の170億円へ大幅上方修正し、あわせて50億円の自社株買いを発表
  • 3中国市場の低迷を他地域(日本・北米・欧州)の成長でカバーできており、リスク分散が進展
  • 4ROE 3.58%からの改善が課題だが、構造改革による筋肉質な経営体質への移行が進んでいる

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収814.4万円と高く、渋谷(神泉)の本社勤務という好立地も魅力
  • 2「0から1を創り出す」社風があり、自由な発想で新製品を企画・開発したい人に向いている
  • 3平均勤続年数15.9年、平均年齢44.9歳と、老舗メーカーらしい落ち着いた就業環境
  • 4G-SHOCKなど自社製品に愛着を持つ社員が多く、ブランドとともに成長できる実感を得やすい

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

時計

63%

腕時計、クロック、精密時計部品の企画・製造を行うセグメントです。クオーツ技術やソーラー充電、GPS電波受信などの独自技術を活かし、世界中で愛用されるウォッチブランドを展開しています。

収益1,661億円営業利益203億円営業利益率12.2%

コンシューマ

31%

個人向けにスマートフォン等の移動通信、固定通信サービスを提供し、コンテンツやECと連携した多様なライフスタイルサービスを展開しています。

収益821億円営業利益22億円営業利益率2.6%

システム

2%

法人や自治体向けのITインフラ、基幹システム、ソフトウェア開発を担います。業務効率化やデジタルトランスフォーメーションを支援するシステム統合ソリューションを包括的に提供しています。

収益64億円営業利益-394百万円営業利益率-6.2%

その他

3%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益71億円営業利益-1,627百万円営業利益率-22.8%

よくある質問(カシオについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2,700億円

営業利益予想

240億円

純利益予想

165億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#カシオ計算機#増収増益#G-SHOCK#上方修正

カシオ計算機・2026年3月期Q3、営業利益61.7%増の181億円——時計事業の好調と年末商戦の成功で通期予想を上方修正

カシオ計算機が29日に発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)連結決算は、売上高が 2,080億円(前年同期比 +6.2%)、営業利益が 181億円(同 +61.7%)と大幅な増益を達成しました。主力の時計事業において「G-SHOCK」の新製品や「CASIO WATCH」がグローバルで支持を集め、年末商戦を的確に捉えたことが業績を強力に牽引しました。好調な進捗を踏まえ、同社は通期の親会社株主に帰属する当期純利益予想を前期比 2.1倍 となる 170億円 へ上方修正し、同時に 上限50億円の自社株買い も発表しました。

+6.2%売上+61.7%営業利益+261.6%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、時計事業の「稼ぐ力」の完全復活です。一時期の勢い停滞から、レトロトレンドの波を掴んだ「CASIO WATCH」や、高機能な「G-SHOCK」新製品によって、ブランド価値を利益に転換するサイクルが再確立されています。 特に、純利益が前年同期比で3倍以上に膨らんだ点は、構造改革による「筋肉質な経営」への移行を裏付けています。純利益予想の大幅な上方修正に加え、50億円規模の自社株買いを即座に決定したスピード感は、投資家にとって非常にポジティブなメッセージです。 懸念される中国市場についても、他セグメントや他地域でのカバーが効いており、全社的なポートフォリオの安定感が増しています。今後は、サウンド事業の黒字化定着と、システム事業再編後の「その他」セグメントの底打ちが、さらなる株価評価の焦点になるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2,618億円142億円81億円3,316億円-2.6%
2024
通期
2,688億円142億円119億円3,499億円+1.9%
2023
通期
2,638億円182億円131億円3,352億円+4.6%
2022
通期
2,523億円220億円159億円3,373億円+10.9%
2021
通期
2,274億円154億円120億円3,320億円

従業員データ

平均年収

814.4万円

業界平均: 876.5万円

初任給

27.6万円

月額 276,000

平均年齢

44.9

平均勤続年数: 15.9

従業員数

2,200

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
814.4万円
初任給(月額)
276,000

社員データ

従業員数
2,200
平均年齢
44.9
平均勤続年数
15.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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