浜松ホトニクス株式会社

浜松ホトニクス株式会社

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電機業界
4,262Hamamatsu, Shizuoka1953年設立公式サイト

事業セグメント構成

光半導体事業37%
電子管事業34%
画像計測機器事業15%
レーザ事業10%
その他3%
光半導体事業 (37%)電子管事業 (34%)画像計測機器事業 (15%)レーザ事業 (10%)その他 (3%)

光検出器や光源の世界的大手。特に光電子増倍管で世界シェア約9割を誇り、カミオカンデ等の学術研究から産業・医療分野まで幅広く光技術を提供。

収益

2025年9月期

2,121億円

+4.0% 前年比

純利益

2025年9月期

142億円

-43.5% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年9月期

4.40%

浜松ホトニクス株式会社とは — 会社解説

浜松ホトニクスは、静岡県浜松市に本社を置く、光検出器および光源の世界的なリーディングカンパニーです。1953年の設立以来、光の可能性を追求し続け、特に光電子増倍管(PMT)では世界シェア約9割を独占しています。その技術は、ノーベル物理学賞を受賞したカミオカンデなどの巨大学術プロジェクトから、医療用PET装置、半導体検査装置、産業用レーザまで、現代社会の不可欠な基盤を支えています。現在は生成AI向けサーバー検査需要の恩恵を受ける一方で、レーザ事業の苦戦が課題となっており、次世代光技術への投資を強化しています。

事業モデル・収益構造

光子(フォトン)を捉える「電子管」「光半導体」の製造販売が中核です。B2B(企業間取引)が主で、医療、産業、分析、計測といった幅広い分野の装置メーカーにキーデバイスとして提供しています。高度なカスタマイズ対応や小ロット多品種生産に強みを持ち、参入障壁の高いハイエンド市場で高い利益率を確保するモデルです。

浜松ホトニクスの強み・特徴

  • 光電子増倍管で世界シェア約9割を誇り、科学研究において代替不可能なポジションを確立。
  • 光の検出から発光までカバーする広範な製品群と、年間150億円規模を投じる強力な研究開発力。
  • 生成AI普及に伴うデータセンター向け検査需要など、先端技術トレンドに連動した成長ポテンシャル。

投資家が注目するポイント

  • 1レーザ事業の赤字拡大(Q1で約20億円)の底打ち時期が焦点。顧客の投資抑制をどう打開するかが鍵。
  • 2営業利益率が一時的に低下しているが、約80億円の大規模な自己株買いを断行するなど、株主還元姿勢は積極的。
  • 3生成AI関連の特需が、従来の主力である医療・計測分野の停滞をどこまで補填できるかが中長期的な評価を左右。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年齢39.8歳と活気がありながら、平均勤続年数15.9年と長く働ける、地元密着型かつグローバルな企業文化。
  • 2「光」という深遠なテーマを扱い、ノーベル賞級の科学研究を支える社会的意義と誇りを持てる仕事環境。
  • 3初任給258,800円と、静岡県内のみならず全国的にも高い給与水準。研究開発に没頭できる風土が醸成されている。

事業セグメント別解説2025年9月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

電子管事業

34%

光電子増倍管(PMT)や光源装置を開発・製造し、医療検査、物理学実験、環境分析などの精密計測分野を支えています。

収益719億円営業利益190億円営業利益率26.4%

光半導体事業

37%

フォトダイオードやLED、固体受像素子などの光検出器を製造し、光通信や民生用機器、産業用センサ向けに展開しています。

収益795億円営業利益126億円営業利益率15.8%

画像計測機器事業

15%

科学研究用・産業用の高感度カメラや画像処理システムを提供し、バイオ・医療、半導体検査などの高度な画像解析を支援します。

収益327億円営業利益97億円営業利益率29.7%

レーザ事業

10%

半導体レーザや固体レーザ、波長変換レーザなどの開発・製造を行い、加工用、計測用、医療用の光源として幅広く提供しています。

収益223億円営業利益-4,365百万円営業利益率-19.6%

その他

3%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益57億円営業利益9億円営業利益率15.2%

よくある質問(浜松ホトニクスについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2,220億円

営業利益予想

172億円

純利益予想

143億円

決算レポート

1
2026年9月期 第1四半期
#浜松ホトニクス#6965#決算短信#生成AI

浜松ホトニクス・2026年9月期Q1、営業利益43.9%減の24億円——生成AI需要増もレーザ事業の苦戦が重石に

光技術の世界的リーダーである浜松ホトニクスが5日に発表した2026年9月期第1四半期(2025年10〜12月)決算は、売上高が前年同期比 2.6%増 の 519億1,000万円 と増収を確保した一方、営業利益は同 43.9%減 の 24億300万円 と大幅な減益となった。生成AI普及に伴うデータサーバー向けの検査需要が寄与したものの、レーザ事業における一部顧客の投資抑制や、将来の成長に向けた研究開発費・人件費の負担が利益を押し下げた。同社は通期の業績予想を据え置いたが、主力事業の回復時期が今後の焦点となる。

+2.6%売上-43.9%営業利益-33.5%純利益

AIアナリスト視点

浜松ホトニクスの今期Q1決算は、売上高こそ増収を確保したものの、利益面での苦戦が際立つ内容となりました。 特に注目すべきはセグメント別の明暗です。生成AIブームの恩恵を受ける「電子管」や「光半導体」の一部は堅調ですが、利益の柱であったこれら主力セグメントの利益率が低下し、かつレーザ事業の赤字が前期比で倍増(-9.7億→-19.8億)したことが全体の足を引っ張っています。 一方で、この厳しい収益環境下で約80億円の自己株買いを断行した点は、株主還元への強い意思表示として評価できます。総資産の増加(リース資産の計上等)からは、将来の成長に向けたインフラ投資を緩めていない姿勢が伺えます。今後は、投資抑制が続くレーザ分野の底打ち時期と、高付加価値な光技術をいかに価格転嫁し利益率を戻せるかが、株価回復の焦点となるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2,121億円162億円142億円4,550億円+4.0%
2024
通期
2,040億円321億円251億円4,346億円-7.9%
2023
通期
2,214億円567億円428億円4,029億円+6.1%
2022
通期
2,088億円570億円413億円3,662億円+23.5%
2021
通期
1,690億円343億円251億円3,017億円

従業員データ

平均年収

728.5万円

業界平均: 876.5万円

初任給

25.9万円

月額 258,800

平均年齢

39.8

平均勤続年数: 15.9

従業員数

4,262

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
728.5万円
初任給(月額)
258,800

社員データ

従業員数
4,262
平均年齢
39.8
平均勤続年数
15.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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