業界ダイジェスト
JFEホールディングス株式会社

JFEホールディングス株式会社

5411
鉄鋼業界
55Chiyoda, Tokyo2002年設立公式サイト

事業セグメント構成

鉄鋼63%
商社27%
エンジニアリング11%
鉄鋼 (63%)商社 (27%)エンジニアリング (11%)

国内第2位の鉄鋼メーカーグループ。世界トップクラスの鉄鋼生産能力と技術力を持ち、エンジニアリング事業も展開。カーボンニュートラル製鉄の実現に向けた開発を推進。

収益

2025年3月期

4.9兆円

-6.1% 前年比

純利益

2025年3月期

919億円

-53.5% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

3.68%

JFEホールディングス株式会社とは — 会社解説

JFEホールディングス株式会社は、2002年に日本鋼管(NKK)と川崎製鉄が経営統合して誕生した、国内第2位の鉄鋼グループです。事業持株会社として、中核の「JFEスチール」、インフラ・環境分野を担う「JFEエンジニアリング」、商社機能の「JFE商事」を傘下に持ちます。世界最高水準の製鉄技術を誇り、現在はカーボンニュートラル(CN)製鉄の実現に向けた大規模投資や、成長著しいインド市場への戦略的進出を加速させています。日本を代表する重厚長大企業として、世界の産業基盤を支えています。

事業モデル・収益構造

鉄鉱石から鋼材を一貫生産して自動車・造船・建設業界へ販売する鉄鋼事業が収益の約7割を占めます。これに加え、橋梁や廃棄物処理発電などのエンジニアリング事業、国内外の物流・販売を担う商社事業が連携し、バリューチェーン全体で利益を創出しています。

JFEの強み・特徴

  • 世界トップクラスのエネルギー効率を誇る高度な製鉄プロセス技術
  • インド最大手のJSWスチールへの出資・提携によるグローバル成長基盤
  • 脱炭素社会に貢献するエンジニアリング事業(廃棄物発電等)の成長性
  • 国内生産拠点の集約(東日本製鉄所京浜地区の高炉休止等)による構造改革の断行

投資家が注目するポイント

  • 1原料価格(鉄鉱石・原料炭)の変動を製品価格へ反映させる「スプレッド」の改善力が焦点
  • 2インド市場への2,700億円規模の大型投資による、将来的な収益上積みへの期待
  • 3PBR(株価純資産倍率)1倍割れ解消に向けた、資本効率の向上と株主還元の強化
  • 4電気炉への転換や水素製鉄技術開発など、脱炭素化に伴う巨額投資の採算性

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1ホールディングス単体の平均年収は1,264万円と極めて高い(少数精鋭の管理組織のため)
  • 2平均勤続年数22.9年、離職率が低く、長期的なキャリア形成が可能な日本型優良企業の代表格
  • 3カーボンニュートラルという国家規模の課題に最前線で取り組む、社会的意義の大きい仕事
  • 4手厚い住宅補助や福利厚生、海外駐在チャンスなど、グローバルな活躍フィールド

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

鉄鋼

63%

粗鋼から各種鋼材のトレーディング、加工センター運営、在庫管理、物流まで、鉄鋼流通の全プロセスをカバーする事業です。

収益3.4兆円営業利益363億円営業利益率1.1%

エンジニアリング

11%

製鉄プラント建設で培った技術を応用し、環境・エネルギー施設や都市インフラの整備、廃棄物処理施設の運営を行う。社会課題の解決に向けた高度なエンジニアリング力を提供する。

収益5,698億円営業利益193億円営業利益率3.4%

商社

27%

鉄鋼製品、原料、資機材の輸出入および国内販売を担います。国内外の広範なネットワークと物流機能を活かし、顧客ニーズに応じた最適な資材供給を行います。

収益1.4兆円営業利益479億円営業利益率3.3%

よくある質問(JFEについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

4.8兆円

営業利益予想

1,400億円

純利益予想

750億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#JFEホールディングス#5411#鉄鋼業界#インド展開

JFE・2026年3月期通期、売上高4.5兆円で減収減益もインド事業を本格強化——鋼材市況悪化をコスト削減で補い、来期は大幅増益を予想

JFEホールディングスが発表した2026年3月期通期決算は、売上収益が前年同期比 6.6%減 の 4兆5,392億円 、親会社の所有者に帰属する当期利益が同 23.6%減 の 701億円 となりました。中国経済の減速や世界的な金融引き締めを背景とした鉄鋼需要の低迷が響いたものの、徹底したコスト削減により本業の稼ぐ力を示す事業利益は前年並みを維持しました。同社は成長の軸足をインド市場へ移しており、来期は海外子会社の連結化やスプレッド改善を見込み、純利益で前期比 2.1倍 の大幅な回復を計画しています。

-6.6%売上0.0%営業利益-23.6%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、見かけ上の減益に惑わされず、「インド市場へのシフト」という構造転換が着実に進んでいる点です。 - 表面的には前期の土地売却益がなくなったことで純利益が減っていますが、本業の事業利益を維持したコスト削減能力は評価に値します。 - 特筆すべきは来期の強気な予想です。純利益が2倍以上に跳ね上がる背景には、インド市場の成長を直接取り込むという執念が見えます。国内需要の減少を海外、特に成長著しいインドで補う戦略は、鉄鋼業界の生き残り策として極めて合理的です。 - 就活生や投資家にとっては、同社がもはや「国内の鉄鋼会社」ではなく、「アジア・インドを主戦場とするグローバル素材メーカー」に変貌しつつあるという文脈を理解することが、将来性を評価する鍵となるでしょう。今後の焦点は、インド事業の連結化に伴う利益貢献が、当初の計画通りスムーズに発現するかどうかに集まります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
4.9兆円1,651億円919億円5.6兆円-6.1%
2024
通期
5.2兆円2,870億円1,974億円5.8兆円-1.8%
2023
通期
5.3兆円2,251億円1,626億円5.5兆円+20.7%
2022
通期
4.4兆円4,002億円2,881億円5.3兆円+35.3%
2021
通期
3.2兆円76億円4.7兆円

従業員データ

平均年収

1,264.3万円

業界平均: 905.1万円

初任給

30.0万円

月額 300,000

平均年齢

47

平均勤続年数: 22.9

従業員数

55

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
1,264.3万円
初任給(月額)
300,000

社員データ

従業員数
55
平均年齢
47
平均勤続年数
22.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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