コニカミノルタ株式会社

コニカミノルタ株式会社

4902
精密機器業界
3,922Chiyoda, Tokyo1936年設立公式サイト

事業セグメント構成

デジタルワークプレイス事業55%
プロフェッショナルプリント事業25%
インダストリー事業11%
画像ソリューション事業9%
デジタルワークプレイス事業 (55%)プロフェッショナルプリント事業 (25%)インダストリー事業 (11%)画像ソリューション事業 (9%)

オフィス用複合機や商業印刷機を主軸に、ヘルスケア、産業用センシング、高機能材料を展開する精密機器メーカー。光学技術と画像処理技術に強みを持つ。

収益

2025年3月期

1.1兆円

+1.8% 前年比

純利益

2025年3月期

-47,484百万円

-1150.3% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

-9.50%

コニカミノルタ株式会社とは — 会社解説

カメラ・フィルムで培った光学技術と画像処理技術をコアとする精密機器メーカーです。現在はオフィス用複合機(MFP)や商業印刷機を主力とする「デジタルワークプレイス」から、高収益な産業用センシングや高機能材料を中心とした「インダストリー事業」への転換を急いでいます。2026年3月期には、不採算事業の撤退や2,400名規模の早期退職を含むグローバル構造改革により、純利益214億円の黒字転換を果たし、経営再建の道筋が見え始めています。

事業モデル・収益構造

複合機等のハードウェア販売に加え、消耗品や保守サービスによる継続的なストック収益が柱です。これに加え、産業分野ではディスプレイ測定器や検査機器といった高付加価値な計測器の販売、ITサービスへのシフトによるソリューション提供を行っています。不採算だったプレシジョンメディシン事業を切り離すなど、利益率重視のポートフォリオへ再編中です。

コニカミノルタの強み・特徴

  • 世界トップクラスのシェアを誇るディスプレイ色度測定器など、圧倒的な光学・計測技術
  • 世界約150カ国に広がる強固な顧客基盤と、オフィス・商業印刷分野での高いブランド認知度、保守ネットワーク
  • 構造改革による徹底した固定費削減(従業員数の適正化)で実現した、損益分岐点の引き下げ
  • 液晶パネル用VAタックフィルムなどの高機能材料分野における独自の素材技術

投資家が注目するポイント

  • 1構造改革後の営業利益率の改善継続性と、インダストリー事業の成長による収益の質的向上
  • 2プレシジョンメディシン事業などの非継続事業分類に伴う財務リスクの解消とキャッシュフロー改善
  • 3自己資本比率40%台への回復を背景とした、次期中期経営計画での株主還元(増配等)の再開期待
  • 4中国・欧米市場における複合機需要の減退に対し、ITサービスや産業用印刷でどう補うかという戦略

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収821.2万円と製造業の中でも高水準であり、20.8年という非常に長い平均勤続年数が示す働きやすさ
  • 2「画像」を軸としたAI・DXソリューションへの転換期にあり、ITエンジニアやデータサイエンティストの活躍の場が拡大
  • 3グローバル構造改革を経て、より筋肉質な組織への変化と、若手への裁量権移譲が進む文化

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

デジタルワークプレイス事業

55%

複合機を軸に、ITサービスやクラウド連携を組み合わせてオフィス業務の効率化やDXを推進し、顧客の最適な働き方を支援する事業です。

収益6,163億円営業利益139億円営業利益率2.3%

プロフェッショナルプリント事業

25%

商業印刷や産業印刷向けに、デジタル印刷機や関連ソフトを提供し、多品種少量印刷や高付加価値なプリントビジネスを支援する事業です。

収益2,846億円営業利益-13,100百万円営業利益率-4.6%

インダストリー事業

11%

産業用計測機器や光学コンポーネント、半導体関連部材などを展開し、製造プロセスの自動化や品質向上、先端技術開発を支える事業です。

収益1,192億円営業利益-12,700百万円営業利益率-10.7%

画像ソリューション事業

9%

医療用画像診断システムや監視カメラ、放送用レンズなどの光学技術を核とした機器・サービスを提供し、安心・安全な社会インフラを支える事業です。

収益1,069億円営業利益-25,900百万円営業利益率-24.2%

よくある質問(コニカミノルタについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1.1兆円

営業利益予想

480億円

純利益予想

240億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#コニカミノルタ#黒字転換#構造改革#事業譲渡

コニカミノルタ・2026年3月期Q3、純利益214億円で黒字転換——構造改革と事業売却で収益性が大幅改善

コニカミノルタが5日に発表した2026年3月期第3四半期決算は、親会社の所有者に帰属する四半期利益が 214億円 (前年同期は133億円の赤字)となり、劇的な黒字転換を果たした。売上高は前年同期比 6.1%減 の 7,811億円 となったものの、収益性の低い事業の整理やグローバル構造改革による固定費削減が利益を大きく押し上げた。特に プレシジョンメディシン事業の非継続事業分類 や不採算領域からの撤退という「選択と集中」の経営判断が、V字回復の主因となっている。

-6.1%売上

AIアナリスト視点

コニカミノルタの今回の決算は、長らく苦しんできた不採算事業の膿を出し切り、ようやく「攻め」に転じる準備が整ったことを印象づける内容です。 注目すべきは、売上高が減少しているにもかかわらず、営業利益が大幅に改善している点です。これは、単なるコストカットだけでなく、利益率の低いプレシジョンメディシン事業やマーケティング事業を切り離したことによる「事業ポートフォリオの質の向上」が如実に現れています。特に従業員数を1年で約3,500人削減した決断は、固定費の重い製造業において非常に強力な収益改善インパクトをもたらしています。 一方で、主力であるデジタルワークプレイス(複合機等)のハード販売が米中で苦戦している点は懸念材料です。今後は、今回増益を牽引したインダストリー事業(計測器・光学部品)のような高付加価値領域をどれだけ伸ばせるか、そしてITサービスへのシフトを加速できるかが、真の「持続的成長」への鍵となります。財務体質も自己資本比率40%台まで回復しており、どん底を脱したといえる決算でした。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1.1兆円-64,014百万円-47,484百万円1.2兆円+1.8%
2024
通期
1.1兆円275億円45億円1.4兆円-2.0%
2023
通期
1.1兆円1.4兆円+24.0%
2022
通期
9,114億円1.3兆円+5.6%
2021
通期
8,634億円1.3兆円

従業員データ

平均年収

821.2万円

業界平均: 814.3万円

初任給

25.9万円

月額 258,550

平均年齢

46.3

平均勤続年数: 20.8

従業員数

3,922

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
821.2万円
初任給(月額)
258,550

社員データ

従業員数
3,922
平均年齢
46.3
平均勤続年数
20.8

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

※当サイトのデータは入力時の誤りを含む可能性があります。個人の参考としてご利用ください。当サイトはデータの正確性について一切の責任を負いません。