業界ダイジェスト
株式会社マキタ

株式会社マキタ

6586
電機業界
3,431Anjo, Aichi1915年設立公式サイト

事業セグメント構成

合計46%
欧州27%
日本11%
その他8%
北米6%
アジア2%
合計 (46%)欧州 (27%)日本 (11%)その他 (8%)北米 (6%)アジア (2%)

電動工具の国内最大手かつ世界トップクラスのメーカー。強力なリチウムイオンバッテリー技術を強みに、プロ用工具から園芸機器まで170カ国以上でグローバルに展開。

収益

2025年3月期

7,531億円

+1.6% 前年比

純利益

2025年3月期

793億円

+81.6% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

8.80%

株式会社マキタとは — 会社解説

株式会社マキタは、電動工具の国内最大手であり、世界でもトップクラスのシェアを誇るグローバル企業です。世界約50カ国に直営の営業拠点を持ち、170カ国以上で販売・アフターサービスを展開しています。同社の最大の特徴は、強力なリチウムイオンバッテリー技術にあります。プロ用工具から園芸用機器(OPE)まで、同一のバッテリーで駆動する広大な製品エコシステムを構築。エンジン式から充電式へのパラダイムシフトを主導しており、高いブランド力と財務健全性を有しています。

事業モデル・収益構造

高機能な充電式電動工具および園芸機器の製造販売が主軸です。一度特定のバッテリーシリーズ(18Vや40Vmax等)を購入したユーザーが、次もマキタ製品を選ぶ「囲い込み戦略」が機能しています。世界中に張り巡らされた販売・修理ネットワークにより、過酷な現場で働くプロユーザーのニーズを即座に製品開発へフィードバックし、高単価・高頻度な買い替えを促進しています。

マキタの強み・特徴

  • 世界170カ国以上で展開し、海外売上比率が約85%に達する強固なグローバル販売網。
  • エンジン式に匹敵するパワーを実現した「XGT」シリーズなど、業界をリードする充電技術。
  • 自己資本比率84.2%という、実質無借金経営に近い極めて強固な財務体質。
  • プロユーザーから絶大な支持を得る「壊れにくさ」と、迅速なアフターサービス体制。

投資家が注目するポイント

  • 1営業利益が前年比61.8%増と急回復。円安の恩恵に加え、在庫調整の進展と価格改定が寄与。
  • 2北米市場での住宅投資低迷がリスク要因。金利動向が業績に与える影響を注視する必要がある。
  • 3エンジン式園芸機器(草刈機等)からの撤退を完了し、成長領域であるOPE(屋外用作業機)の充電化にリソースを集中。
  • 4高い内部留保を背景とした安定的な配当維持と、次世代バッテリー技術への先行投資が鍵。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収695.1万円、平均年齢39.9歳。愛知県安城市を拠点としながら、世界を舞台に活躍できる環境。
  • 2年間休日が125日前後と多く、ワークライフバランスと高い給与水準を両立しやすい優良企業として知られる。
  • 3「修理のマキタ」と呼ばれるほどサービスを重視しており、技術職・営業職ともに顧客志向が強い社風。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

日本

11%

国内における完成車の製造、販売、および研究開発活動を統括し、日本市場のニーズに応じた製品とサービスの提供を担当します。

収益1,465億円営業利益277億円営業利益率18.9%

欧州

27%

欧州各国での車両販売や輸入、現地生産拠点を通じた製品供給、および現地の環境規制に合わせたブランド展開を担う事業単位です。

収益3,748億円営業利益376億円営業利益率10.0%

北米

6%

米国、カナダ、メキシコを含む北米全域での車両生産、地域販売、および現地での金融サービス提供を統合的に行うセグメントです。

収益868億円営業利益-19百万円営業利益率-0.0%

アジア

2%

中国やASEAN諸国を含むアジア地域において、現地の需要に即した車両の生産・販売、および地域密着型の事業展開を推進します。

収益317億円営業利益288億円営業利益率91.0%

合計

46%

各報告セグメントの数値を合算した、企業全体の連結業績を示すための集計値です。

収益6,398億円営業利益941億円営業利益率14.7%

その他

8%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益1,134億円営業利益73億円営業利益率6.4%

よくある質問(マキタについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

7,000億円

営業利益予想

740億円

純利益予想

540億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#マキタ#6586#増収増益予想#配当増額

マキタ・2026年3月期通期、売上高3.2%増の7,776億円——欧州・アジア堅調も販促費増で営業微減益、配当性向50%へ大幅引き上げ

電動工具大手のマキタが28日に発表した2026年3月期の連結決算(IFRS)は、売上収益が前期比3.2%増の7,776億円、営業利益は同2.2%減の1,047億円となりました。円安による押し上げ効果や、主力の「40Vmax」リチウムイオンバッテリシリーズの拡販が寄与した一方、北米市場の停滞や、競争激化に伴う広告宣伝費・人件費の増加が利益を圧迫しました。経営面では、「連結配当性向50%以上」への基本方針変更を打ち出し、株主還元を大幅に強化する姿勢を鮮明にしています。

+3.2%売上-2.2%営業利益+0.1%純利益

AIアナリスト視点

マキタの今回の決算は、実質的な業績以上に「資本政策の劇的な転換」が大きなインパクトを持っています。長年、高い自己資本比率を背景とした財務の安定性が特徴でしたが、PBR(株価純資産倍率)が1.3倍程度に留まっていた現状を打破すべく、市場の期待に応える形で配当性向を大幅に引き上げました。 業績面では北米の減速が懸念材料ですが、エンジン式から充電式へのシフトという「製品のパラダイムシフト」において同社は圧倒的なシェアとバッテリプラットフォームを有しており、中長期的な競争力は揺らいでいません。今後は、増えた販促費や人件費が、金利低下局面での需要回復時にどれだけレバレッジとなって利益に跳ね返ってくるかが、投資家にとっての注目ポイントになるでしょう。 就職活動中の学生にとっては、グローバル売上比率が8割を超える「真のグローバル企業」であること、そして脱炭素社会に向けた製品開発(脱エンジン)を経営の柱に据えている成長性が魅力的に映るはずです。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
7,531億円1,070億円793億円1.1兆円+1.6%
2024
通期
7,414億円662億円437億円1.1兆円-3.0%
2023
通期
7,647億円282億円117億円1.1兆円+3.4%
2022
通期
7,393億円917億円648億円1.0兆円+21.5%
2021
通期
6,083億円885億円620億円8,129億円

従業員データ

平均年収

695.1万円

業界平均: 876.5万円

初任給

26.0万円

月額 260,000

平均年齢

39.9

平均勤続年数: 16.5

従業員数

3,431

2025年06月時点

給与・待遇

平均年収
695.1万円
初任給(月額)
260,000

社員データ

従業員数
3,431
平均年齢
39.9
平均勤続年数
16.5

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年06月)

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