業界ダイジェスト
株式会社MARUWA

株式会社MARUWA

5344
ガラス・土石製品業界
651Owariasahi, Aichi1973年設立公式サイト

事業セグメント構成

セラミック部品事業87%
照明機器事業13%
セラミック部品事業 (87%)照明機器事業 (13%)

セラミック技術を核とする電子部品メーカー。放熱基板で世界トップシェアを誇り、半導体や5G通信などの先端技術分野で不可欠な存在。

収益

2025年3月期

718億円

+16.7% 前年比

純利益

2025年3月期

192億円

+26.5% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

16.23%

株式会社MARUWAとは — 会社解説

1973年創業、愛知県尾張旭市に本社を置くセラミック技術のスペシャリスト企業です。特に「熱を逃がす」放熱基板(セラミック基板)において世界トップシェアを誇ります。スマートフォン、5G基地局、EV(電気自動車)、そして生成AI向けサーバーなど、現代のハイテク機器が抱える「発熱問題」を解決する素材を提供しています。極めて高い技術力と独自の経営管理手法により、製造業としては異例の営業利益率30%以上を継続的に達成している超高収益企業として知られます。

事業モデル・収益構造

セラミック部品事業が売上の約87%を占める中核です。自社で材料配合から焼成、加工まで一貫して行うことで、顧客の要望に合わせた高精度のカスタマイズ製品を提供。高い参入障壁を築き、価格競争を避けつつ高単価・高利益を維持する「高付加価値モデル」を徹底しています。照明機器事業でもセラミック技術を活かした長寿命製品を展開しています。

MARUWAの強み・特徴

  • 次世代パワー半導体(SiC)や5G通信、AIサーバーに不可欠な放熱セラミック技術
  • 営業利益率37%超(2025年実績)という、グローバルハイテク企業に匹敵する圧倒的な収益性
  • 自己資本比率92.2%という驚異的な財務健全性と、無借金経営による機動的な投資余力
  • 材料開発から最終製品までを一貫して自社で完結させる「垂直統合型」のモノづくり

投資家が注目するポイント

  • 1生成AIの爆発的な普及に伴うデータセンター向け冷却部材の需要増加が強力な追い風
  • 2次世代通信や車載市場の回復を先読みし、建設仮勘定を激増させるなど過去最大級の設備投資を断行中
  • 3利益成長に合わせた連続増配を継続しており、高いROE(16%超)とともに株主重視の姿勢が鮮明
  • 4ニッチなハイテク市場を独占しているため、景気変動への耐性が強く、不況下でも高利益を維持しやすい

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収887.5万円、初任給30.3万円と、若手から非常に高い報酬を得られる給与体系
  • 2少数精鋭(従業員651人)で高い付加価値を生み出す組織であり、一人ひとりの貢献度が見えやすい
  • 3実力主義の側面が強く、世界一の技術を支えるプロフェッショナルとしての成長が求められる環境
  • 4無借金かつ超高収益という極めて安定した経営基盤により、研究開発に没頭できる

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

セラミック部品事業

87%

電子機器や産業機械、半導体製造装置に組み込まれる高精度なセラミック製パーツの製造および供給を専門的に担う事業です。

収益625億円営業利益271億円営業利益率43.3%

照明機器事業

13%

住宅、オフィス、店舗向けのLED照明器具や、特殊な産業用途・屋外で使用される照明システムの企画、製造、販売を展開しています。

収益94億円営業利益14億円営業利益率15.3%

よくある質問(MARUWAについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

768億円

営業利益予想

288億円

経常利益以下の各利益につきましては、主に為替要因で変動することが想定され、現時点では見通しが困難なことから、具体的な金額の予想は開示しておりません。

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#5344#MARUWA#増収減益#生成AI

MARUWA・2026年3月期通期、売上高は過去最高の744億円——次世代通信向け好調も、歩留まり低下で営業益7.2%減

高級セラミック基板で世界大手のMARUWAが発表した2026年3月期通期決算は、売上高が前期比3.7%増の744億7,600万円と過去最高を更新しました。生成AI関連の投資活発化を背景に次世代高速通信向けセラミック部品が業績を牽引した一方、営業利益は同7.2%減の249億7,600万円に留まりました。車載市場の弱含みや汎用メモリ向けの回復遅れに加え、新製品立ち上げ時の一時的な歩留まり低下が利益を押し下げた形ですが、次期は大幅な増収増益を見込みます。

+3.7%売上-7.2%営業利益-5.6%純利益

AIアナリスト視点

MARUWAの決算で特筆すべきは、営業利益率33.5%という製造業としては驚異的な収益性の高さです。今期は歩留まり低下などの一時的な要因で減益となりましたが、第4四半期単体でのV字回復を見る限り、成長シナリオに狂いはないと判断できます。 投資家的な視点では、90.5%という極めて高い自己資本比率に注目です。これほどのキャッシュリッチでありながら、配当性向を10%未満に抑えて設備投資に回す姿勢は、同社が依然として「成熟企業」ではなく「成長企業」としてアクセルを踏み続けていることの証左と言えます。 就活生の視点では、単なる「陶器・セラミックス」の会社ではなく、最先端の生成AIインフラを支えるキープレイヤーである点を理解することが重要です。データセンターの放熱問題が深刻化する中で、同社の放熱セラミックス技術は「独壇場」に近い地位を築いており、中長期的な競争優位性は極めて高いと感じます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
718億円269億円192億円1,423億円+16.7%
2024
通期
616億円198億円152億円1,225億円+4.7%
2023
通期
588億円201億円150億円1,080億円+8.2%
2022
通期
543億円182億円134億円959億円+31.1%
2021
通期
414億円102億円69億円781億円

従業員データ

平均年収

887.5万円

業界平均: 811.9万円

初任給

30.3万円

月額 303,200

平均年齢

43.8

平均勤続年数: 11.4

従業員数

651

2024年12月時点

給与・待遇

平均年収
887.5万円
初任給(月額)
303,200

社員データ

従業員数
651
平均年齢
43.8
平均勤続年数
11.4

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2024年12月)

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