業界ダイジェスト
日本光電工業株式会社

日本光電工業株式会社

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医療機器業界
3,893Shinjuku-ku, Tokyo1951年設立公式サイト

事業セグメント構成

日本65%
北米20%
その他の地域15%
日本 (65%)北米 (20%)その他の地域 (15%)

医療用電子機器の国内トップメーカー。生体情報モニターやAED、脳波計で高い市場シェアを誇り、独創的な技術力で世界の医療現場を支える。

収益

2025年3月期

2,254億円

+1.5% 前年比

純利益

2025年3月期

141億円

-17.2% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

7.82%

日本光電工業株式会社とは — 会社解説

1951年創業、医療用電子機器の国内最大手メーカーです。「病魔の克服と健康増進に先端テクノロジーで貢献する」を経営理念に掲げ、生体情報モニター、AED(自動体外式除細動器)、脳波計などで世界トップクラスのシェアを誇ります。パルスオキシメータの原理を発明した技術力を背景に、救急・集中治療領域から在宅医療まで幅広い製品を展開。現在は国内の安定した基盤に加え、北米市場での成長加速と、単なる機器販売からIT・サービスを組み合わせたソリューションビジネスへの転換を進めています。

事業モデル・収益構造

医療機器の開発・製造・販売が主軸です。病院のベッドサイドに設置されるモニターや検査機器などのハードウェア販売に加え、電極や記録紙などの消耗品、保守点検サービスといった「リカーリング(継続的)収益」が大きな割合を占めています。近年は病院経営を支援するITシステムの提供にも注力しています。

日本光電の強み・特徴

  • 生体情報モニターや脳波計で国内シェア首位。圧倒的なブランド力と信頼性を確立。
  • 全国を網羅する直販・サービス体制により、医療現場のニーズを迅速に製品開発へ反映。
  • パルスオキシメータの原理発明など、独創的な医療計測技術と高い研究開発能力。

投資家が注目するポイント

  • 1北米事業が二桁成長を遂げ、黒字化が進展。グローバルでの利益率改善が期待される。
  • 2IT企業(ドゥウェル社)の買収など、高利益率なソフトウェア・サービス事業へのシフト。
  • 3国内病院の予算抑制がリスク要因だが、消耗品やサービスなどの安定収益が下支え。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収925.7万円と非常に高く、医療という社会貢献性の高い分野で専門性を磨ける。
  • 2医療現場の最前線を支える使命感を持って働ける環境。社風は真面目で誠実な傾向。
  • 3海外売上比率の上昇に伴い、グローバルな活躍の場が拡大。特に北米展開に注力中。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

日本

65%

国内における完成車の製造、販売、および研究開発活動を統括し、日本市場のニーズに応じた製品とサービスの提供を担当します。

収益1,465億円営業利益219億円営業利益率15.0%

北米

20%

米国、カナダ、メキシコを含む北米全域での車両生産、地域販売、および現地での金融サービス提供を統合的に行うセグメントです。

収益449億円営業利益-941百万円営業利益率-2.1%

その他の地域

15%

日本、北米、欧州、中国などの主要市場以外の諸外国における製品の製造・販売活動を包括する地理的セグメントです。新興国市場などでの成長を担います。

収益340億円営業利益19億円営業利益率5.5%

よくある質問(日本光電について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2,400億円

営業利益予想

240億円

純利益予想

150億円

決算レポート

2
2026年3月期
#日本光電#医療機器#増収減益#海外展開

日本光電・2026年3月期、売上高2,350億円で増収も営業利益9.5%減——海外好調を国内のコスト増が相殺

日本光電工業の2026年3月期連結決算は、海外市場での大幅な伸長により売上高が前期比 4.3%増 の 2,350億9,900万円 となりました。一方で、国内での賃上げ対応や研究開発投資の拡充、さらに新生産拠点の稼働に伴う償却費の増加が重なり、営業利益は同 9.5%減 の 187億4,500万円 にとどまりました。海外事業が全地域で二桁成長を遂げる一方、国内市場の採算性確保と全社的な収益改革の断行が今後の焦点となります。

+4.3%売上-9.5%営業利益+2.9%純利益

AIアナリスト視点

日本光電の今期決算は、まさに「産みの苦しみ」と「グローバル化の加速」が同居した内容といえます。 注目すべきは、長年の課題だった海外事業の収益性改善です。特に北米が赤字を脱却し、全地域で二桁成長を実現したことは、ドメスティックな医療機器メーカーからの脱却が着実に進んでいることを示しています。 一方で、国内市場ではアボット社製品という巨大な売上源(他社仕入品)を失うという決断を下しました。これは短期的には減収要因となりますが、中長期的には「自社製品・サービスへの集中」による高収益化を狙った理にかなった戦略です。次期予想で売上が減っても営業利益を25%増やすという強気な計画は、この構造改革への自信の表れでしょう。 投資家にとっては、総還元性向70%という手厚い還元姿勢が下値を支える材料となります。就活生にとっては、デジタルヘルスや海外生産など、従来のハードウェア販売を超えた「ソリューション提供型企業」への変革期にある同社の動向は、非常に刺激的なキャリアの舞台に見えるはずです。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2,254億円207億円141億円2,572億円+1.5%
2024
通期
2,220億円196億円170億円2,332億円+7.4%
2023
通期
2,066億円211億円171億円2,167億円+0.7%
2022
通期
2,051億円310億円234億円2,102億円+2.7%
2021
通期
1,997億円271億円182億円1,930億円

従業員データ

平均年収

925.7万円

業界平均: 871.7万円

初任給

26.3万円

月額 263,000

平均年齢

42.5

平均勤続年数: 15.8

従業員数

3,893

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
925.7万円
初任給(月額)
263,000

社員データ

従業員数
3,893
平均年齢
42.5
平均勤続年数
15.8

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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