シャープ株式会社

シャープ株式会社

6753
電機業界
5,636Sakai, Osaka1912年設立公式サイト

事業セグメント構成

スマートオフィス31%
ディスプレイデバイス23%
スマートライフ&エナジー21%
ユニバーサルネットワーク15%
エレクトロニックデバイス9%
スマートオフィス (31%)ディスプレイデバイス (23%)スマートライフ&エナジー (21%)ユニバーサルネットワーク (15%)エレクトロニックデバイス (9%)

液晶パネルや太陽電池のパイオニア。テレビ、白物家電、複写機、電子デバイスを主力とし、AIoT技術の融合を推進。現在は台湾の鴻海精密工業グループ傘下。

収益

2025年3月期

2.2兆円

-7.0% 前年比

純利益

2025年3月期

361億円

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

24.40%

シャープ株式会社とは — 会社解説

シャープは大阪に本社を置く、1912年創業の歴史ある電機メーカーです。液晶パネルや太陽電池のパイオニアとして知られ、現在は台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業グループ傘下で経営再建と成長を進めています。最新の動向では、長年の赤字要因だった液晶パネル事業(SDP)の生産停止などの「アセットライト化」を断行。これにより、2026年3月期Q3決算では純利益675億円と大幅な黒字転換を達成しました。現在は「ブランドとソリューション」を軸に、家電、オフィス機器、AIoT技術の融合にリソースを集中させています。

事業モデル・収益構造

主力はオフィス向けの複合機やソリューションを提供する「スマートオフィス」と、プラズマクラスター等の白物家電を扱う「スマートライフ」事業です。かつての「自社でパネルを造り、テレビを売る」モデルから、パネルは外部調達に切り替え、ブランド力とソフトウェアで稼ぐモデルへ転換。B2Bのオフィス事業が営業利益の柱(利益率6.3%)となっており、高収益なブランドビジネスへの移行を推進しています。

シャープの強み・特徴

  • 「プラズマクラスター」や「AQUOS」といった、国内で極めて高い認知度と信頼を誇る家電ブランド。
  • 安定した収益源であるオフィス向け複合機事業と、それを支える強固な法人顧客基盤。
  • 鴻海グループとのシナジーによる、世界規模の調達力とコスト競争力、グローバルな生産体制。
  • 液晶事業からの撤退による固定費の大幅削減と、自己資本比率の回復(17.8%)による財務健全化。

投資家が注目するポイント

  • 1構造改革(アセットライト化)による純利益の大幅黒字転換(675億円)と利益重視経営へのシフト。
  • 2不透明だった液晶事業の損失リスクが消滅し、経常利益予想が上方修正されるなどポジティブな変化。
  • 3鴻海との連携による次世代通信(5G/6G)やAI関連デバイスへの展開加速。
  • 4自己資本の回復に伴う、今後の復配や成長投資に向けた余力への注目。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均勤続年数21.1年、平均年齢45.3歳と、ベテランが多く落ち着いた日本企業的な安定感と鴻海のスピード感が融合。
  • 2大幅な黒字転換を達成し、現在は「再成長フェーズ」にあるため、変革に携わるダイナミズムを経験できる。
  • 3平均年収753.2万円と製造業として高い水準を維持しつつ、ブランドビジネスを強化中。
  • 4AIoT(AI+IoT)を全社戦略に掲げており、家電のスマート化やDXに関心のある人材に最適。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

スマートライフ&エナジー

21%

白物家電などの生活家電に加え、太陽電池や蓄電池等のエネルギー関連製品を統合的に提供し、快適な住環境を実現する事業です。

収益4,614億円営業利益203億円営業利益率4.4%

スマートオフィス

31%

デジタル複合機やオフィス向けソリューションを軸に、ITインフラ構築や業務効率化を支援する次世代の事務環境を提供する事業です。

収益6,806億円営業利益426億円営業利益率6.3%

ユニバーサルネットワーク

15%

スマートフォンやパソコン等の通信端末、およびネットワーク関連機器を開発・提供し、人々の情報連携を深化させる事業です。

収益3,385億円営業利益187億円営業利益率5.5%

ディスプレイデバイス

23%

液晶パネルやOLEDなどのディスプレイパネルを製造し、テレビ、車載機器、モバイル端末向けに高度な映像表示技術を提供する事業です。

収益5,071億円営業利益-40,513百万円営業利益率-8.0%

エレクトロニックデバイス

9%

センサー、半導体、レーザー、カメラモジュール等の電子部品を開発し、多様な電子機器の性能向上と小型化に貢献する事業です。

収益2,023億円営業利益58億円営業利益率2.8%

よくある質問(シャープについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1.9兆円

営業利益予想

200億円

純利益予想

100億円

2026年3月期の為替レートは、1ドル145円を前提としております。

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#シャープ#黒字転換#構造改革#アセットライト化

シャープ・2026年3月期Q3、純利益675億円で大幅黒字転換——構造改革進み経常利益予想を上方修正

シャープが発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比 14.5%減 の 1兆4,176億円 となった一方、純利益は 675億円 (前年同期は35億円の赤字)と大幅な黒字転換を達成した。液晶パネル事業の生産停止や不採算事業の譲渡といった「アセットライト化」を柱とする構造改革が奏功し、収益性が急回復している。同社は構造改革の進展を背景に、通期の経常利益予想を従来の450億円から 520億円 へと上方修正した。

-14.5%売上+101.0%営業利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、長年の懸案であった液晶パネル事業(SDP)の切り離しを伴う「アセットライト化」が数字として成果に現れ始めた点です。 特に純利益が675億円と、売上高の減少に反して大幅なプラスとなったことは、同社が「規模の拡大」から「利益重視の経営」へ舵を切ったことを象徴しています。自己資本比率が17.8%まで急回復したことも、投資家や金融機関にとっての安心材料となるでしょう。 就職活動中の学生にとっても、現在のシャープは「パネルの会社」から「ブランドとソリューションの会社」へと再定義されている最中であり、変化の激しい、かつ再成長に向けたダイナミズムを感じられるフェーズにあると言えます。 今後は、売上を支えるスマートワークプレイス事業の安定性に加え、赤字が続くデバイス事業をいかに「車載・モバイル向け」の特定領域で強固な収益源に変えられるかが、真の復活を左右するポイントになります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2.2兆円273億円361億円1.5兆円-7.0%
2024
通期
2.3兆円1.6兆円-8.9%
2023
通期
2.5兆円1.8兆円+2.1%
2022
通期
2.5兆円847億円740億円2.0兆円+2.9%
2021
通期
2.4兆円831億円533億円1.9兆円

従業員データ

平均年収

753.2万円

業界平均: 876.5万円

初任給

26.9万円

月額 269,000

平均年齢

45.3

平均勤続年数: 21.1

従業員数

5,636

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
753.2万円
初任給(月額)
269,000

社員データ

従業員数
5,636
平均年齢
45.3
平均勤続年数
21.1

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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