業界ダイジェスト
株式会社竹内製作所

株式会社竹内製作所

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機械業界
732Sakaki, Nagano1963年設立公式サイト

事業セグメント構成

米国56%
日本31%
英国7%
フランス5%
中国0%
米国 (56%)日本 (31%)英国 (7%)フランス (5%)中国 (0%)

世界初のミニショベルを開発した小型建設機械のパイオニア。欧米市場を中心に高いシェアを誇り、海外売上比率が9割を超えるグローバル企業。

収益

2025年2月期

2,132億円

+0.3% 前年比

純利益

2025年2月期

261億円

-0.1% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年2月期

16.60%

株式会社竹内製作所とは — 会社解説

株式会社竹内製作所は、1963年に長野県で設立された小型建設機械のパイオニアです。世界で初めてミニショベルを開発したことで知られ、現在では「TAKEUCHI」ブランドは欧米市場で高級・高性能なミニショベルの代名詞となっています。売上高の9割以上を海外が占める真のグローバル企業であり、特に北米や欧州の住宅建設・都市再開発現場で圧倒的な支持を得ています。ニッチ市場でトップシェアを狙う戦略により、高い利益率を維持しています。

事業モデル・収益構造

主力製品はミニショベルとクローラーローダーです。これらを長野県などの国内拠点で生産し、北米、英国、フランスなどの海外現地法人を通じて世界中のディーラーへ販売しています。徹底した「現場主義」で顧客の要望を製品に反映させ、付加価値の高いプレミアムブランドとして価格競争を避けたビジネスモデルを展開しています。

竹内製作所の強み・特徴

  • 海外売上比率90%超を誇り、世界各地の建設需要を直接取り込むグローバル展開力
  • 「ミニショベルの元祖」としての高いブランド力と、厳しい環境でも故障しにくい信頼性
  • 原材料費や関税コストの上昇を製品価格へ転嫁できる、強い価格決定権
  • 特定の地域に依存せず、英国やオーストラリアなど多地域で成長を続けるポートフォリオ

投資家が注目するポイント

  • 1米国の関税影響を価格転嫁で吸収しており、マクロ環境への適応能力が高い
  • 2ROE 16.6%と製造業として高い水準を維持し、1株利益(EPS)も552.45円と高水準
  • 3北米での在庫調整が完了しつつあり、次期以降の生産正常化による業績回復に期待
  • 4脱炭素化に向けた電動ミニショベルの開発など、次世代の環境規制対応も進行中

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年齢36.6歳と若く、活気のある組織。若いうちから海外関連の業務に携わるチャンス
  • 2長野県に本社を置きながら、世界を舞台に戦うグローバルニッチトップ企業でのキャリア
  • 3初任給25.5万円、平均年収652.5万円と、地方拠点ながら高い給与水準を実現
  • 4ミニショベルという世界初の製品を生んだ独自の開発文化と、誇りを持てるブランド

事業セグメント別解説2025年2月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

日本

31%

国内における完成車の製造、販売、および研究開発活動を統括し、日本市場のニーズに応じた製品とサービスの提供を担当します。

収益671億円営業利益343億円営業利益率51.1%

米国

56%

米国市場における化学製品や産業ガスの製造・販売拠点を統括し、現地の旺盛な需要に応じた事業展開を行う地域セグメントです。

収益1,201億円営業利益109億円営業利益率9.1%

英国

7%

英国および欧州地域への玄関口として、現地での製品供給体制の維持、顧客への技術支援、および営業活動を統括するセグメントです。

収益145億円営業利益5億円営業利益率3.4%

フランス

5%

フランス国内の産業拠点に対し、自社製品の導入提案や細やかなメンテナンスサービスを提供し、地域に根ざした事業活動を展開しています。

収益113億円営業利益8億円営業利益率7.2%

中国

0%

中国全域におけるゲームのライセンス供与や、現地運営パートナーとの連携を通じたデジタルコンテンツの展開を担うセグメントです。

収益1億円営業利益3億円営業利益率247.5%

よくある質問(竹内製作所について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2,250億円

営業利益予想

420億円

純利益予想

292億円

決算レポート

2
2026年2月期 通期
#竹内製作所#建設機械#過去最高益#増配

竹内製作所・2026年2月期通期、売上高・各利益で過去最高を更新——北米インフラ需要が牽引、27年2月期は初の中間配当へ

中小型建設機械メーカーの竹内製作所が10日に発表した2026年2月期連結決算は、売上高が前期比 5.7%増 の 2,252億8,400万円 、純利益が 8.3%増 の 282億7,000万円 となり、すべての段階利益で過去最高を更新しました。米国での関税コスト増や為替のマイナス影響を、北米を中心とした堅調なインフラ・建設需要と製品価格への転嫁で跳ね返した格好です。あわせて、次期から中間配当の実施と増配(年間220円予想)も公表し、株主還元を一段と強化する姿勢を鮮明にしています。

+5.7%売上+1.5%営業利益+8.3%純利益

AIアナリスト視点

竹内製作所の決算からは、外部環境の荒波を「製品力」と「財務の厚み」で乗り越える強い企業体質が伺えます。特に、米国での追加関税という大きな減益要因がありながら過去最高益を叩き出した点は、同社製品の代替困難な価値を証明しています。 投資家・就活生への注目ポイントは以下の2点です。 - 資本政策の転換: 長年続けてきた期末一括配当から、中間配当を含む年2回配当へ切り替えたことは、機関投資家からの要望に応えつつ、経営への自信を示唆しています。 - 市場の質的変化: 住宅向けが苦戦しても非住宅・インフラ向け(クローラーローダー)でカバーできる製品ポートフォリオの強みがあります。今後はAI関連のインフラ整備が新たな追い風になる可能性が高いでしょう。 懸念材料はやはり米国の保護貿易的な動きですが、すでに 112億円 もの関税影響を次期予想に織り込んでおり、ここからの「ネガティブサプライズ」は限定的と見ることもできます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2,132億円371億円261億円2,177億円+0.3%
2024
通期
2,126億円353億円261億円1,982億円+18.8%
2023
通期
1,790億円212億円160億円1,588億円+27.0%
2022
通期
1,409億円178億円133億円1,372億円+25.5%
2021
通期
1,123億円132億円98億円1,155億円

従業員データ

平均年収

652.5万円

業界平均: 786.7万円

初任給

25.5万円

月額 255,300

平均年齢

36.6

平均勤続年数: 9.7

従業員数

732

2025年06月時点

給与・待遇

平均年収
652.5万円
初任給(月額)
255,300

社員データ

従業員数
732
平均年齢
36.6
平均勤続年数
9.7

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年06月)

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