業界ダイジェスト
東映アニメーション株式会社

東映アニメーション株式会社

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エンターテインメント業界
696Nakano, Tokyo1948年設立公式サイト

事業セグメント構成

版権事業50%
映像製作・販売事業37%
商品販売事業9%
その他事業4%
版権事業 (50%)映像製作・販売事業 (37%)商品販売事業 (9%)その他事業 (4%)

日本最大手のアニメ制作会社。「ドラゴンボール」や「ワンピース」など世界的IPを多数保有。版権事業を核にグローバルなビジネス展開を行う。

収益

2025年3月期

1,008億円

+13.7% 前年比

純利益

2025年3月期

236億円

+25.7% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

16.58%

東映アニメーション株式会社とは — 会社解説

1948年創立の日本最大手アニメーション制作会社です。『ドラゴンボール』『ワンピース』『プリキュア』など、世界的な知名度を誇る強力なIP(知的財産)を多数保有しています。かつては映像製作が主軸でしたが、現在はそれらの著作権を活用した「版権事業」を収益の柱とするグローバルなIPマネジメント企業へと進化を遂げました。2025年度は売上高1,000億円を突破し、海外市場の開拓によって特定の作品ヒットに左右されにくい、極めて高い収益性を実現しています。

事業モデル・収益構造

アニメ製作を起点に、放送・上映権の販売、動画配信、ゲーム化・商品化のライセンス許諾(版権事業)を行う多角的な収益モデルです。特に版権事業は営業利益率が50%を超え、製作した作品を長期間、世界中で二次利用することで、ストック型の高利益を生み出す構造を確立しています。

東映アニメの強み・特徴

  • 世界中に熱狂的なファンを持つ「ワンピース」「ドラゴンボール」等の巨大IP群を独占保有。
  • 版権事業の営業利益率が51.3%と極めて高く、低リスクで高収益を稼ぎ出す構造。
  • 北米・中国・欧州など、全世界に広がる配給・ライセンス供与のネットワーク。
  • 長年の歴史で蓄積された膨大な作品ライブラリー(数千エピソード以上)の活用力。

投資家が注目するポイント

  • 1劇場版の大ヒット反動(SLAM DUNK等)を海外版権の成長で相殺できる収益の安定性。
  • 2営業利益率32%超、ROE16.5%と、日本の上場企業の中でも際立った資本効率と収益力。
  • 3配当と業績の連動性が高く、成長投資と株主還元のバランスを重視する経営姿勢。
  • 4海外売上比率の上昇により、為替影響やグローバルな配信プラットフォームとの交渉力が鍵。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収827万円と業界最高水準。初任給も27万円超と、クリエイティブ業界で突出した待遇。
  • 2日本のアニメを世界へ届けるグローバルなキャリアパス。海外駐在や国際交渉の機会も豊富。
  • 3アニメ制作現場だけでなく、著作権管理、商品企画、デジタル戦略など幅広い職種が存在。
  • 4平均勤続年数は8.4年と、流動性の高いエンタメ業界の中では比較的安定した就業環境。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

映像製作・販売事業

37%

映画やテレビアニメの企画・製作、劇場公開の運営、およびDVD・Blu-ray等のパッケージ販売や配信権利の許諾を行う。

収益373億円営業利益104億円営業利益率27.8%

版権事業

50%

自社保有キャラクターや作品の著作権(IP)を、商品化や広告タイアップ、海外配信向けに外部へ貸与し許諾料を得る。

収益506億円営業利益259億円営業利益率51.3%

商品販売事業

9%

アニメやゲームのキャラクターを使用した玩具、フィギュア、衣類等の関連グッズの企画・製造および店舗・ECでの販売を行う。

収益92億円営業利益7億円営業利益率7.1%

その他事業

4%

住宅事業、産業機器、情報通信関連など、主要な自動車・金融セグメントに分類されない多角的な周辺事業が含まれます。

収益43億円営業利益2億円営業利益率4.1%

よくある質問(東映アニメについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

880億円

営業利益予想

260億円

純利益予想

191億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#東映アニメーション#4816#増益#ワンピース

東映アニメーション・2026年3月期通期、純利益6.1%増の250億円——海外配信の反動減響くも、次期売上1,000億円の大台へ

東映アニメーションが13日に発表した2026年3月期連結決算は、売上高が93,669百万円(前年同期比7.1%減)、営業利益が310,18百万円(同4.4%減)と減収減益となった。前期に世界的な大ヒットを記録した「THE FIRST SLAM DUNK」や「ドラゴンボール」関連の反動減が国内外で響いたものの、為替差益や投資有価証券売却益が寄与し、親会社株主に帰属する当期純利益は250億7,000万円(同6.1%増)と最終増益を確保した。次期は売上高1,000億円の大台突破を見込むが、戦略的な成長投資に伴い営業利益は大幅な減少を予想している。

-7.1%売上-4.4%営業利益+6.1%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、目先の減益を厭わずに「戦略投資270億円」を敢行する経営判断です。売上高1,000億円という一つの節目に到達するタイミングで、さらにその5倍となる5,000億円(2035年度)という壮大なビジョンに向けた足場固めに入りました。 強みは何といっても、「ワンピース」や「ドラゴンボール」といった世界的なIPを自社でコントロールしている点です。これにより、劇場公開、配信、ゲーム、商品化、イベントという多角的な収益サイクルを構築できています。特に今回「その他事業」が急成長したことは、キャラクターの接点をリアルな体験(イベント等)に広げ、ファンのエンゲージメントを深める戦略が成功している証拠でしょう。 懸念点としては、投資が利益を圧迫する期間がどこまで続くか、そして「SLAM DUNK」級の爆発的ヒットを継続的に生み出せるかという点です。自己資本比率80%超という驚異的なキャッシュリッチ体制を活かし、いかに効率よくIPの価値を最大化できるかが、VISION2030達成のカギとなります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1,008億円324億円236億円1,910億円+13.7%
2024
通期
887億円234億円188億円1,627億円+1.4%
2023
通期
875億円287億円209億円1,505億円+53.4%
2022
通期
570億円181億円128億円1,269億円+10.5%
2021
通期
516億円155億円111億円1,055億円

従業員データ

平均年収

827.3万円

業界平均: 881.3万円

初任給

27.2万円

月額 272,300

平均年齢

39.7

平均勤続年数: 8.4

従業員数

696

給与・待遇

平均年収
827.3万円
初任給(月額)
272,300

社員データ

従業員数
696
平均年齢
39.7
平均勤続年数
8.4

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報

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