株式会社安川電機

株式会社安川電機

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電機業界
3,170Kitakyushu, Fukuoka1915年設立公式サイト

事業セグメント構成

モーションコントロール44%
ロボット44%
システムエンジニアリング7%
その他4%
モーションコントロール (44%)ロボット (44%)システムエンジニアリング (7%)その他 (4%)

産業用ロボットで世界屈指のシェアを誇る。モーション制御技術に強みがあり、サーボモーターやインバータで世界トップ級。メカトロニクスによる工場自動化を牽引。

収益

2025年2月期

5,377億円

-6.6% 前年比

純利益

2025年2月期

570億円

+12.4% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年2月期

13.72%

株式会社安川電機とは — 会社解説

株式会社安川電機は、1915年創業の北九州市に本社を置く日本を代表するメカトロニクスメーカーです。産業用ロボットやサーボモーター、インバータにおいて世界トップクラスのシェアを誇ります。1960年代に「メカトロニクス」という概念を世界で初めて提唱し、工場の自動化(FA)を牽引してきました。近年では、i³-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)を掲げ、データ活用による生産性向上を推進。製造業のデジタル・トランスフォーメーションを支えるグローバルリーダーとして、中国・米欧など世界各地で高い存在感を示しています。

事業モデル・収益構造

主にモーションコントロール(サーボモーター・インバータ)とロボットの2大事業を軸に収益を上げています。高性能なハードウェアの販売に加え、顧客の製造ラインに合わせたシステムエンジニアリングや、稼働後の保守・サービスを提供することで付加価値を高めています。売上の約7割以上が海外であり、世界の設備投資動向に連動するグローバルな収益構造を持っています。

安川電機の強み・特徴

  • サーボモーター、インバータ、産業用ロボットの3製品で世界トップ級の市場シェアを保持
  • 独自の「モーション制御技術」により、高速・高精度なロボット動作を実現する圧倒的な技術力
  • 世界30カ国近くに展開する強固な販売・サービス網によるグローバルな顧客サポート体制
  • ハードウェアからソフトウェアまで一気通貫で提供する「i³-Mechatronics」による高い提案力

投資家が注目するポイント

  • 1製造業の設備投資の先行指標(ドクター安川)として注目され、景気サイクルに対する感応度が高い
  • 2直近決算では中国・韓国の自動車向け需要が下支えし、モーションコントロール事業で増益を達成
  • 3ROE13.7%と高い資本効率を維持しつつ、自動化需要の取り込みにより利益率10%超の回復を目指す
  • 4米中対立や為替変動などの地政学リスクに対し、地産地消の生産体制強化で耐性を高めている

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収約870万円、平均勤続年数18.4年と、安定した高水準の待遇と働きやすさが両立
  • 2北九州から世界へ。グローバルでの活躍機会が豊富で、若手から海外拠点で働くチャンスがある
  • 3「メカトロニクス」の先駆者として、最先端のロボット技術やAI活用に携われる技術者冥利に尽きる環境
  • 4初任給25万円への引き上げなど、優秀な人材確保に向けた積極的な投資を継続している

事業セグメント別解説2025年2月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

モーションコントロール

44%

サーボモータやインバータを主軸に、高精度な動きを実現する制御技術を提供し、産業機械の高度な自動化を支えています。

収益2,388億円営業利益230億円営業利益率9.6%

ロボット

44%

製造業の自動化を牽引する多関節ロボットや協働ロボットの開発、販売、保守を行い、生産ラインの効率化と労働力不足解消に貢献する事業です。

収益2,374億円営業利益238億円営業利益率10.0%

システムエンジニアリング

7%

鉄鋼・プラント、社会インフラ向けの大規模な電気設備やシステム構築を行い、安定稼働とエネルギー効率の最適化を実現しています。

収益384億円営業利益46億円営業利益率12.0%

その他

4%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益232億円営業利益16億円営業利益率6.9%

よくある質問(安川電機について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

5,500億円

営業利益予想

600億円

純利益予想

465億円

決算レポート

1
2026年2月期 第3四半期
#安川電機#ロボット#半導体製造装置#中国市場

安川電機・2026年2月期Q3、売上高3,952億円で微増——中国・韓国の自動車向けロボットが牽引、利益は採算変動で小幅減

産業用ロボット大手の安川電機が発表した2026年2月期第3四半期累計決算は、売上収益が前年同期比 0.4%増の 3,952億円、営業利益が同 3.3%減の 331億円となった。AI関連の投資に支えられた半導体市場の回復や、中国・韓国での自動車向け設備投資が下支えしたものの、製品ミックスの変動が利益を押し下げた。純利益は前年同期に計上した資産売却益の反動により 43.8%減となったが、本業の収益性はほぼ計画通りに推移している。

+0.4%売上-3.3%営業利益-43.8%純利益

AIアナリスト視点

安川電機の今回の決算は、一見すると純利益の大幅減が目につきますが、実態は「前年の資産売却益というゲタが外れただけ」の、極めて堅実な内容です。製造業の先行指標とされる同社の業績において、以下の2点はポジティブに捉えられます。 - 1つ目は、主力のモーションコントロール事業で「減収でも増益」を達成したこと。これは高付加価値化とコストコントロールが効いている証拠であり、筋肉質な体質への転換を示しています。 - 2つ目は、中国・韓国の自動車市場でロボットの受注が底堅いこと。米中対立やEV市場の変調など不安要素は多いものの、現場の「自動化・省人化」という潮流は不可逆的であることを裏付けています。 懸念点は、ロボット事業の採算性(ミックス)の悪化です。案件を確保できているのは良い兆候ですが、今後はそれをいかに利益率の高い保守・サービスや高度なソリューションに繋げていけるかが、次期に向けた評価の分かれ目となるでしょう。就活生にとっては、世界トップシェアの技術力を持ちつつ、地政学リスクをダイレクトに受けるグローバル企業のダイナミズムを感じられる決算といえます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
5,377億円502億円570億円7,438億円-6.6%
2024
通期
5,757億円662億円507億円7,023億円+3.5%
2023
通期
5,560億円683億円518億円6,531億円+16.0%
2022
通期
4,791億円529億円384億円5,590億円+22.9%
2021
通期
3,897億円272億円189億円4,874億円

従業員データ

平均年収

869.9万円

業界平均: 876.5万円

初任給

25.0万円

月額 250,000

平均年齢

42

平均勤続年数: 18.4

従業員数

3,170

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
869.9万円
初任給(月額)
250,000

社員データ

従業員数
3,170
平均年齢
42
平均勤続年数
18.4

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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