業界ダイジェスト
株式会社デンソー

株式会社デンソー

6902
自動車業界
43,781Kariya, Aichi1949年設立公式サイト

事業セグメント構成

日本48%
アジア22%
北米21%
欧州8%
日本 (48%)アジア (22%)北米 (21%)欧州 (8%)

自動車部品の大手サプライヤー。世界有数の技術力を誇り、パワートレイン、安全、コネクテッド分野で革新的なソリューションを提供。

収益

2025年3月期

7.2兆円

+0.2% 前年比

純利益

2025年3月期

4,191億円

+34.0% 前年比

平均年収

863.1万円

業界平均: 792.1万円

株式会社デンソーとは — 会社解説

1949年にトヨタ自動車の電装部門から分離独立して以来、世界トップクラスのシェアを誇る自動車部品サプライヤー(Tier 1)です。パワートレイン、熱管理、先進安全(ADAS)、電動化などの広範な分野で革新的な技術を提供しており、トヨタグループに留まらず世界の主要メーカーと取引を行っています。近年は「ソフトウェア定義車両(SDV)」へのシフトを加速させており、車載ソフトウェアや半導体分野への巨額投資を通じて、モビリティ社会の変革を技術面からリードする存在として確固たる地位を築いています。

事業モデル・収益構造

主要な収益源は、自動車メーカー(OEM)に対する電子制御部品、電動化システム、安全デバイスなどの設計・製造・販売です。高度なシステムインテグレーション能力を活かし、単体部品だけでなく付加価値の高い「モジュール」として提供することで収益性を高めています。また、製品の保守やアフターマーケット向け部品供給も安定した収益基盤となっています。

デンソーの強み・特徴

  • 電動化・自動運転分野における1.4万件を超える圧倒的な特許保有数と開発力
  • 世界35ヶ国に展開するグローバルな製造・供給拠点網による地産地消の実現
  • トヨタ生産方式をベースとした極めて高い品質管理能力と生産効率の高さ
  • パワートレインから車体、半導体までを網羅する広範な製品ポートフォリオ

投資家が注目するポイント

  • 1約2,500億円規模の自社株買いを発表するなど、資本効率と株主還元を重視する経営姿勢
  • 2米国関税などの地政学リスクに対し、グローバルな生産最適化と合理化による高い耐性
  • 3将来の成長領域である車載半導体やソフトウェア開発への投資と利益回収のバランス
  • 47.25%の営業利益率を維持しつつ、次世代技術への投資を加速させる強固な財務体質

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収863.1万円、平均勤続年数23.1年という製造業屈指の安定性と好待遇
  • 2世界初・世界No.1技術の開発に携われる、エンジニアにとっての知的好奇心を満たす環境
  • 3グローバルなプロジェクトが多く、海外駐在や海外拠点との協業機会が豊富に存在
  • 4初任給27.5万円と若手への還元も手厚く、長期的なキャリア形成を支援する教育制度

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

日本

48%

国内における完成車の製造、販売、および研究開発活動を統括し、日本市場のニーズに応じた製品とサービスの提供を担当します。

収益4.2兆円営業利益2,205億円営業利益率5.2%

北米

21%

米国、カナダ、メキシコを含む北米全域での車両生産、地域販売、および現地での金融サービス提供を統合的に行うセグメントです。

収益1.9兆円営業利益981億円営業利益率5.3%

欧州

8%

欧州各国での車両販売や輸入、現地生産拠点を通じた製品供給、および現地の環境規制に合わせたブランド展開を担う事業単位です。

収益7,187億円営業利益87億円営業利益率1.2%

アジア

22%

中国やASEAN諸国を含むアジア地域において、現地の需要に即した車両の生産・販売、および地域密着型の事業展開を推進します。

収益1.9兆円営業利益1,695億円営業利益率8.7%

よくある質問(デンソーについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

7.0兆円

営業利益予想

6,750億円

純利益予想

5,150億円

為替前提を円高に置いたことによる為替換算差等を反映

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#デンソー#6902#自動車部品#過去最高益

デンソー・2026年3月期、売上高7.5兆円で過去最高更新——車両販売増が寄与、次期は投資強化で減益予想

自動車部品国内最大手のデンソーが発表した2026年3月期連結決算は、売上収益が前期比5.3%増の7兆5,399億円となり、過去最高を更新した。世界的な車両販売の好調に加え、生産現場での合理化努力が利益を押し上げ、営業利益は同6.5%増の5,525億円、純利益は同5.9%増の4,437億円を確保した。一方で、2027年3月期は将来の成長に向けた研究開発や投資の強化を優先し、営業利益を同9.5%減の5,000億円とする慎重な見通しを示している。

+5.3%売上+6.5%営業利益+5.9%純利益

AIアナリスト視点

今回のデンソーの決算は、過去最高の売上を叩き出しつつ、次期については「攻めの投資」による減益を辞さないという、強い成長意欲を感じさせる内容です。 注目すべきは、増益を確保しながらも日本国内セグメントでは投資とコスト増により利益が減少している点です。これは、CASE(電動化・自動運転等)への対応が国内の研究拠点に集中しており、将来の果実を収穫するための「仕込み」を最優先していることの裏返しと言えます。 また、配当の大幅な引き上げ予想と、決算と同時に発表された自己株の公開買付けは、トヨタグループ間での持ち合い解消の動きが進む中で、市場との対話を重視し、資本効率(ROE)を強く意識した経営へと舵を切ったことを明確に示しています。投資家にとっては、短期的には投資負担による減益リスクはあるものの、中長期的な資本政策への期待感が高まる決算と言えるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
7.2兆円5,190億円4,191億円8.1兆円+0.2%
2024
通期
7.1兆円3,806億円3,128億円9.1兆円+11.6%
2023
通期
6.4兆円4,261億円3,146億円7.4兆円+16.1%
2022
通期
5.5兆円3,412億円2,639億円7.4兆円+11.7%
2021
通期
4.9兆円1,551億円1,251億円6.8兆円

従業員データ

平均年収

863.1万円

業界平均: 792.1万円

初任給

27.5万円

月額 275,000

平均年齢

44.8

平均勤続年数: 23.1

従業員数

43,781

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
863.1万円
初任給(月額)
275,000

社員データ

従業員数
43,781
平均年齢
44.8
平均勤続年数
23.1

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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