富士通株式会社

富士通株式会社

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電機業界
34,850Tokyo1935年設立公式サイト

事業セグメント構成

サービスソリューション62%
ハードウェアソリューション30%
ユビキタスソリューション8%
サービスソリューション (62%)ハードウェアソリューション (30%)ユビキタスソリューション (8%)

日本の大手IT企業。システムインテグレーション、クラウドサービス、テクノロジーソリューションを提供。グローバルに事業を展開。

収益

2025年3月期

3.6兆円

+2.1% 前年比

純利益

2025年3月期

2,198億円

+13.6% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

12.60%

富士通株式会社とは — 会社解説

1935年創立の富士通は、日本を代表するITサービス企業です。かつてのハードウェア中心の事業構造から、現在はデジタル変革(DX)やクラウドサービスを核とする「テクノロジーソリューション」企業への転換を完了させました。特に注力している「Fujitsu Uvance」ブランドでは、サステナブルな社会の実現に向けたクロスインダストリーのソリューションを展開。国内SI(システムインテグレーション)市場で圧倒的なシェアを誇るだけでなく、データ分析のブレインパッドを買収するなど、AIやデータ利活用分野でもグローバルな競争力を強化しています。

事業モデル・収益構造

主力のサービスソリューション事業(売上比率約62%)が収益の柱です。企業のITインフラ構築、保守、DXコンサルティングを月額課金やプロジェクト単位で提供。近年は不採算のハードウェア事業を切り離し、高付加価値なソフトウェアとサービスを組み合わせることで、営業利益率10%超を目指す高収益モデルへの移行を進めています。

富士通の強み・特徴

  • 国内SI市場におけるトップシェアと、官公庁から金融まで幅広い顧客基盤を有している点。
  • サービスソリューション部門の営業利益率13.1%に象徴される、サービス主体の高収益体質。
  • ブレインパッドの買収により内製化した、国内屈指のデータ分析・AI活用に関する専門技術。
  • デバイス事業の売却による財務体質の改善と、自己資本比率6割を超える強固な経営基盤。

投資家が注目するポイント

  • 1最新の営業利益率が8.6%まで向上し、構造改革の成果が実数値として明確に表れている点。
  • 22026年3月期の純利益予想を4,250億円へ上方修正するなど、サービス事業の成長力と収益性。
  • 3ROE 12.6%という高い資本効率を維持しつつ、配当や自社株買いによる株主還元を重視する姿勢。
  • 4生成AI特需を背景にした企業のDX投資拡大が、主力のFujitsu Uvanceに追い風となっている点。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収929.1万円と高く、平均勤続年数18.2年という安定性と高待遇を両立した職場環境。
  • 2「ジョブ型雇用」を早期に導入しており、自身のスキルや専門性を活かしたキャリア形成が可能。
  • 3テレワークの浸透やコアタイムのないフレックス制度など、ワークライフバランスを重視する文化。
  • 4最先端のAIやクラウド技術に触れる機会が多く、大規模な社会インフラ構築に携われるやりがい。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

サービスソリューション

62%

顧客の経営課題を解決するため、ITシステムのコンサルティング、設計、開発、運用保守までを一貫して提供する高付加価値なサービス事業です。

収益2.2兆円営業利益2,900億円営業利益率13.1%

ハードウェアソリューション

30%

サーバー、ストレージ、パソコン、周辺機器などのITハードウェア製品の設計・製造・販売を通じて、情報社会を支える基盤を提供する事業です。

収益1.0兆円営業利益613億円営業利益率5.8%

ユビキタスソリューション

8%

パソコン、モバイル端末、IoTデバイスなど、いつでもどこでもネットワークに繋がるための端末機器の開発、製造、および関連サービスの提供を行う事業です。

収益2,900億円営業利益314億円営業利益率10.8%

よくある質問(富士通について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

3.5兆円

営業利益予想

3,600億円

純利益予想

3,900億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#富士通#増収増益#上方修正#DX

富士通・2026年3月期Q3、営業利益99.4%増の2,110億円——サービス事業が牽引、通期純利益予想を上方修正

富士通が発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上収益が 2兆4,511億円 (前年同期比 +1.8% )、営業利益が 2,110億円 (同 +99.4% )と大幅な増益を記録しました。主力のサービスソリューション事業において、DX関連の 「Fujitsu Uvance」 が順調に拡大したほか、デバイスソリューション事業の非継続事業分類に伴う利益押し上げが寄与しました。これを受け、同社は親会社株主に帰属する通期純利益予想を従来の3,900億円から 4,250億円 へと上方修正しています。

+1.8%売上+99.4%営業利益+290.3%純利益

AIアナリスト視点

富士通の今回の決算は、長年進めてきた「ハードからサービスへ」の構造改革が、単なるスローガンではなく実数値として結実し始めたことを象徴しています。特に、デバイス事業(新光電気工業など)の切り離しを断行し、自己資本比率を6割超まで高めた財務的な潔さは評価に値します。 注目すべきは、買収したブレインパッドの存在です。単なる規模拡大ではなく、DXの核心である「データ分析」の専門集団を内製化したことで、競合他社(NTTデータや外資系コンサル)との差別化を明確にする戦略が見て取れます。通期純利益の上方修正も、一過性の利益に甘んじることなく、サービス事業の筋肉質な成長に自信を深めている証左でしょう。 一方で、今後は「Uvance」の海外展開において、現地のITコンサルとの競争にどこまで勝てるかが焦点となります。不採算プロジェクトの発生というIT業界共通のリスクをどう抑制し続けられるか、経営の手腕が引き続き問われます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3.6兆円2,651億円2,198億円3.5兆円+2.1%
2024
通期
3.5兆円1,493億円2,545億円3.5兆円-6.4%
2023
通期
3.7兆円3,356億円2,152億円3.3兆円+3.5%
2022
通期
3.6兆円2,192億円1,827億円3.3兆円-0.1%
2021
通期
3.6兆円2,663億円2,027億円3.2兆円

従業員データ

平均年収

929.1万円

業界平均: 876.5万円

初任給

27.4万円

月額 274,000

平均年齢

43.1

平均勤続年数: 18.2

従業員数

34,850

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
929.1万円
初任給(月額)
274,000

社員データ

従業員数
34,850
平均年齢
43.1
平均勤続年数
18.2

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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