業界ダイジェスト
ヒロセ電機株式会社

ヒロセ電機株式会社

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電機業界
1,012Yokohama, Kanagawa1937年設立公式サイト

事業セグメント構成

多極コネクタ90%
同軸コネクタ7%
その他3%
多極コネクタ (90%)同軸コネクタ (7%)その他 (3%)

コネクタ専業の国内最大手。スマートフォンや自動車、産業機器向けに高付加価値な製品を展開。高い技術力と開発力を背景に圧倒的な収益性を誇る。

収益

2025年3月期

1,894億円

+14.4% 前年比

純利益

2025年3月期

330億円

+24.7% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

9.00%

ヒロセ電機株式会社とは — 会社解説

ヒロセ電機株式会社は、1937年創業のコネクタ専業における国内最大手メーカーです。横浜市に本社を置き、「HRS」ブランドとして世界的に認知されています。同社の最大の特徴は、製造業としては驚異的な20%を超える営業利益率を維持し続ける「圧倒的な収益性」にあります。スマートフォン、自動車、産業機器向けに、超小型・高性能なコネクタを提供。多品種少量生産と高い技術開発力を武器に、ニッチな市場で高いシェアを確保する高付加価値経営を実践しています。

事業モデル・収益構造

特定の顧客に依存しすぎない「多品種少量生産」と、高付加価値製品への特化による高利益モデルです。売上の9割を占める多極コネクタを中心に、設計開発に特化しながらも効率的な生産体制を構築。自己資本比率が極めて高く、景気変動に強い強固な財務体質を維持しています。

ヒロセ電機の強み・特徴

  • 20%以上の営業利益率を誇る、極めて効率的で高付加価値な経営体質
  • 小型化・高速伝送技術における圧倒的な特許数と開発スピード
  • スマホ、車載、産業機器、医療など多岐にわたる顧客基盤
  • 自己資本比率88%を超える、国内屈指の鉄壁の財務基盤

投資家が注目するポイント

  • 1最新決算では営業利益率20.8%を記録。製造業平均を大きく上回る収益性は、同社のビジネスモデルの正しさを証明している。
  • 2次世代の柱である「同軸コネクタ」が80%以上の利益成長を見せており、通信インフラや車載向けでの成長が期待される。
  • 3スマホ向けの比率を相対的に下げ、産業用機器や自動車向けへのポートフォリオ転換が着実に進んでいる点を高く評価。
  • 4キャッシュリッチな財務を背景に、M&A(エス・イー・アール買収等)による非連続な成長余力も備えている。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収808.4万円、平均年齢40.8歳と、若手から高年収を狙えるバランスの良い環境。財務が盤石であるため、雇用安定性も非常に高い。
  • 2「少数精鋭」を掲げており、若手社員でも裁量権を持って大きなプロジェクトや新製品開発に携わることができる。
  • 3神奈川(横浜)を拠点としながら、世界中の大手メーカーと仕事をするグローバルな視点が養える。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

多極コネクタ

90%

スマートフォンや車載機器、産業機器向けに、多くの信号を一度に伝送するための高密度なコネクタを開発・製造しています。

収益1,708億円営業利益394億円営業利益率23.1%

同軸コネクタ

7%

無線通信や高周波信号の伝送に不可欠な同軸コネクタを提供し、通信インフラや車載アンテナなどの安定した通信を支えています。

収益137億円営業利益34億円営業利益率24.7%

その他

3%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益49億円営業利益-97百万円営業利益率-2.0%

よくある質問(ヒロセ電機について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1,910億円

営業利益予想

385億円

純利益予想

280億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#ヒロセ電機#コネクタ#過去最高売上#増収増益

ヒロセ電機・2026年3月期通期、売上収益11.5%増の2,112億円で過去最高——産業用・自動車向け堅調、積極的な株主還元も継続

コネクタ大手のヒロセ電機が発表した2026年3月期の連結決算は、売上収益が前期比 11.5%増 の 2,112億6,400万円 となり、過去最高を更新しました。産業用機器や自動車向けビジネスが世界的に伸長したほか、新たに連結化した半導体テスト製品事業も寄与し、増収を牽引しました。利益面では原材料価格高騰の影響を受けたものの、営業利益は 429億9,500万円 (前期比 0.8%増 )と、微増ながら 最高益圏での推移 を維持しています。

+11.5%売上+0.8%営業利益+0.3%純利益

AIアナリスト視点

ヒロセ電機の決算は、売上高が過去最高を更新するなど、非常に力強いトップラインの成長を示しました。特に注目すべきは、単なるコネクタメーカーからの脱却を図るべく、ヒロセSER(旧エス・イー・アール)の買収を通じて半導体検査分野へ領域を広げている点です。 投資家目線では、自己資本比率87.7% という圧倒的な財務の安全性と、それに基づいた DOE 5%目標 という強固な株主還元姿勢が大きな魅力です。利益率が一時的に低下している点は懸念材料ですが、原材料費の高騰という外部要因が主であり、同軸コネクタのような高成長・高付加価値分野の比率が高まれば、再び20%台後半の営業利益率への復帰も視野に入るでしょう。 就職活動中の学生にとっても、特定の業界(スマホなど)に依存せず、自動車、産業機器、医療、通信とポートフォリオが分散されている点は、安定性と成長性の両面から高く評価できるポイントです。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1,894億円427億円330億円4,169億円+14.4%
2024
通期
1,655億円340億円265億円4,035億円-9.7%
2023
通期
1,832億円468億円346億円4,014億円+11.9%
2022
通期
1,637億円408億円314億円3,948億円+22.6%
2021
通期
1,335億円279億円199億円3,705億円

従業員データ

平均年収

808.4万円

業界平均: 876.5万円

初任給

27.5万円

月額 275,000

平均年齢

40.8

平均勤続年数: 13.6

従業員数

1,012

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
808.4万円
初任給(月額)
275,000

社員データ

従業員数
1,012
平均年齢
40.8
平均勤続年数
13.6

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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