業界ダイジェスト
ヒューリック株式会社

ヒューリック株式会社

3003
建設・不動産業界
233Chuo, Tokyo1957年設立公式サイト

事業セグメント構成

不動産事業86%
ホテル・旅館事業7%
その他6%
保険事業1%
不動産事業 (86%)ホテル・旅館事業 (7%)その他 (6%)保険事業 (1%)

東京23区の駅近オフィスビルを中心に展開する不動産大手。賃貸事業を主軸に、観光、高齢者、健康の「3K」領域や環境配慮型ビル開発にも注力し、高い収益性を誇る。

収益

2025年12月期

7,274億円

+22.9% 前年比

純利益

2025年12月期

1,143億円

+11.7% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年12月期

13.00%

ROA: 5.20%

ヒューリック株式会社とは — 会社解説

1957年に日本橋興業として設立され、現在は東京23区の駅近オフィスビルを中心に展開する不動産大手です。旧富士銀行(現みずほ銀行)の店舗ビル管理から発展した経緯を持ち、好立地物件の保有比率が極めて高いのが特徴です。賃貸事業を主軸に、観光(ホテル)、高齢者住宅、健康の「3K」領域を重点戦略に掲げ、既存のオフィスビルに依存しない多角化を推進。不動産業界でも屈指の収益性と14期連続増配という圧倒的な株主還元姿勢で知られています。

事業モデル・収益構造

東京中心部の「駅徒歩5分以内」という希少性の高い物件の賃貸収入が安定収益の柱です。これに加え、物件のバリューアップ(建て替え・改修)による売却益や、投資家向け不動産証券化商品の提供により高い利益率を実現。また、こども教育(リソー教育)や介護、観光事業を組み合わせた、ライフサイエンス領域での新たな収益モデルの構築にも取り組んでいます。

ヒューリックの強み・特徴

  • 東京23区・駅近という資産価値が下がりにくい超一等地の物件ポートフォリオ
  • 営業利益率25.68%という、大手デベロッパーの中でも突出した収益性の高さ
  • 少数精鋭の組織(従業員約230名)による、一人当たり利益額の圧倒的な多さ
  • 14期連続増配を実現する、安定したキャッシュフロー創出力と経営スピード

投資家が注目するポイント

  • 114期連続増配中で、2025年12月期も増配を計画する極めて高い還元意欲
  • 2金利上昇リスクに対し、借入金の固定金利化や高い営業利益率によるカバー能力が強み
  • 3教育・高齢者・観光の「3K」事業が順調に拡大し、収益源の分散化が進展中
  • 4ROE13%を維持しており、不動産セクターの中でも資本効率の高さが際立つ

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収2,035.7万円という、国内全上場企業の中でもトップクラスの報酬水準
  • 2一人ひとりの裁量が大きく、若手から数千億円規模の案件に関与できる環境
  • 3中途採用比率が高く、金融や建設など多種多様なバックグラウンドを持つプロ集団
  • 4東京中心部勤務が主であり、転勤が少ない安定したライフスタイルの構築が可能

事業セグメント別解説2025年12月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

不動産事業

86%

オフィスビルや商業施設の賃貸、不動産の開発・管理・仲介を通じて、保有資産の有効活用や都市の利便性向上、安定的な収益基盤の構築を図る。

収益6,375億円営業利益1,981億円営業利益率31.1%

保険事業

1%

損害保険や生命保険の代理店業務、リスクコンサルティングを行う事業です。建設中の事故や完成後の建物損害に対する補償を通じて、顧客の資産と安心を保護します。

収益39億円営業利益11億円営業利益率27.7%

ホテル・旅館事業

7%

宿泊施設の企画、開発、運営、管理を行う事業です。観光やビジネス需要に応じたホスピタリティサービスの提供を通じて、地域の活性化と不動産価値の創出を目指します。

収益543億円営業利益17億円営業利益率3.1%

その他

6%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益456億円営業利益21億円営業利益率4.7%

よくある質問(ヒューリックについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

営業利益予想

2,100億円

純利益予想

1,210億円

当社は賃貸事業を中心とした安定的な事業構造を有していますが、販売用不動産の売買動向によっては、営業収益(売上高)が大きく変動いたします。この物件売買の成否は経済情勢や不動産市況に大きく影響を受ける状況にあり、現状では予測が困難であるため、営業収益の予想は記載しておりません。予測が可能となった時点で速やかに開示いたします。

決算レポート

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2026年12月期 第1四半期
#ヒューリック#3003#不動産#増収増益

ヒューリック・2026年12月期Q1、営業収益44.8%増の2,268億円——大型物件売却で大幅増収、特殊要因除けば実質増益

不動産大手のヒューリックが27日に発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月)の連結決算は、営業収益が前年同期比 44.8%増 の 2,268億4,100万円 と大幅な増収を記録した。主力である不動産事業において大型の販売用不動産の売却が順調に進んだほか、インバウンド需要の回復でホテル・旅館事業も好調に推移した。営業利益は 持分法適用会社リソー教育に係る追加的なのれん償却 という特殊要因により、前年同期比 2.0%減 の 311億7,100万円 となったものの、この影響を除いた実質的な収益力は一段と高まっている。

+44.8%売上-2.0%営業利益+5.6%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、見かけ上の営業微減に惑わされない「本業の強さ」です。リソー教育に関連する約70億円もの追加のれん償却というテクニカルな赤字要因を飲み込みながら、純利益で増益を確保した点は高く評価できます。 特に不動産セグメントの利益率20%超という水準は、単なる賃貸管理に留まらない、開発から売却までを最適化する「バリューアッド型ビジネス」の成熟を示しています。ホテル事業の好調も一過性のブームではなく、高単価な富裕層・インバウンド向けへシフトした同社のブランド戦略が結実した形と言えるでしょう。 就活生にとっても、安定した賃貸収入という「守り」と、物件開発・M&Aという「攻め」の両輪が機能している点は、同社のダイナミックな事業展開を理解する上で重要なポイントとなります。今後は金利上昇局面での資金調達コストのコントロールが焦点となりますが、現在の高い収益力であれば十分な耐性を持っていると推察されます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
7,274億円1,868億円1,143億円3.5兆円+23.0%
2024
通期
5,916億円1,634億円1,023億円3.0兆円+32.5%
2023
通期
4,464億円1,462億円946億円2.5兆円-14.7%
2022
通期
5,234億円1,261億円792億円2.3兆円+17.1%
2021
通期
4,471億円1,145億円696億円2.2兆円

従業員データ

平均年収

2,035.7万円

業界平均: 992.4万円

初任給

33.0万円

月額 330,000

平均年齢

38.9

平均勤続年数: 6.8

従業員数

233

2024年12月時点

給与・待遇

平均年収
2,035.7万円
初任給(月額)
330,000

社員データ

従業員数
233
平均年齢
38.9
平均勤続年数
6.8

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2024年12月)

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