業界ダイジェスト
インフロニア・ホールディングス株式会社

インフロニア・ホールディングス株式会社

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建設・不動産業界
102Chiyoda, Tokyo2021年設立公式サイト

事業セグメント構成

建築事業38%
舗装事業31%
土木事業17%
その他6%
機械事業5%
インフラ運営事業4%
建築事業 (38%)舗装事業 (31%)土木事業 (17%)その他 (6%)機械事業 (5%)インフラ運営事業 (4%)

前田建設工業、前田道路、前田製作所を統合した持株会社。建設から運営・維持管理までを一貫して手掛ける「総合インフラサービス」を推進し、コンセッション事業に強み。

収益

2025年3月期

8,475億円

+6.8% 前年比

純利益

2025年3月期

324億円

-0.5% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

8.55%

インフロニア・ホールディングス株式会社とは — 会社解説

前田建設工業、前田道路、前田製作所の経営統合により2021年に誕生した、総合インフラサービス企業です。従来の「請負(作る)」中心の建設業から脱却し、インフラの運営・維持管理までを一貫して手掛ける「インフラ運営事業(コンセッション等)」を成長の柱に据えています。2025年には三井住友建設を連結子会社化するなど、積極的なM&Aにより事業規模と収益基盤を拡大させています。有料道路や空港の運営権ビジネスにおいて国内トップランナーであり、建設業界の新しいビジネスモデルを提示しています。

事業モデル・収益構造

建築・土木・舗装の請負工事による収益に加え、空港や道路、下水道などのインフラ運営から得られる長期安定的な手数料・利用料収入が特徴です。インフラを「作り、直し、運営する」というバリューチェーンの全行程から収益を得るモデルを目指しています。

インフロニアの強み・特徴

  • 日本初の本格的な有料道路コンセッション等、インフラ運営の豊富な実績
  • 前田建設、前田道路、三井住友建設の統合による国内有数の施工能力
  • インフラ維持管理に必要な建設機械の製造から保守までカバーする多角性
  • 資産売却と再投資を繰り返す「資産効率重視」のポートフォリオ経営

投資家が注目するポイント

  • 1三井住友建設の連結化による非連続な売上・利益の拡大と相乗効果
  • 2配当予想を60円から92円へ大幅増額するなど、株主還元への強いコミット
  • 3インフラ運営事業の黒字化に向けた進捗と、請負依存からの脱却度合い
  • 4政策保有株の削減や資産売却を通じた、強固なキャッシュフロー創出力

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収1,100万円超。旧来のゼネコンイメージを覆す高待遇
  • 2「インフラを運営する」という、建設業の枠を超えたキャリアパス
  • 3M&Aや新規事業に積極的な、変革を恐れないダイナミックな企業文化
  • 4社会課題(インフラ老朽化等)の解決に直結する、安定性と公共性の高さ

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

建築事業

38%

オフィスビル、工場、病院、学校など多様な建築物の設計および施工を請け負う事業です。高度な建築技術を活用し、顧客のニーズに応じた最適な機能と空間を提供します。

収益3,207億円営業利益140億円営業利益率4.4%

土木事業

17%

道路、橋梁、トンネル、ダムなどの社会インフラ整備や防災工事を行う事業です。公共性の高い構造物の建設を通じて、安全で快適な国土の形成と維持を技術力で支えています。

収益1,420億円営業利益155億円営業利益率10.9%

舗装事業

31%

道路や空港、景観広場などのアスファルト舗装やコンクリート舗装を行う事業です。インフラの安全性維持に不可欠な施工技術を提供し、交通ネットワークを支えます。

収益2,631億円営業利益198億円営業利益率7.5%

機械事業

5%

産業用機械や製造装置の製造・販売を行うセグメントです。工作機械や射出成形機、印刷機械など、広範な産業インフラを支える基幹設備を提供し、モノづくりの現場を支援しています。

収益410億円営業利益23億円営業利益率5.5%

インフラ運営事業

4%

公共施設やインフラ設備のコンセッション、維持管理、運営代行を行う事業です。官民連携(PPP/PFI)を通じて、公共サービスの質向上と効率的な運営を推進します。

収益306億円営業利益-2,224百万円営業利益率-7.3%

その他

6%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益502億円営業利益25億円営業利益率4.9%

よくある質問(インフロニアについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

8,963億円

営業利益予想

549億円

純利益予想

334億円

決算レポート

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2026年3月期 通期
#インフロニア#三井住友建設#水ing#増収増益

インフロニア・2026年3月期通期、純利益136%増の765億円——三井住友建設の完全子会社化で規模急拡大

インフロニア・ホールディングスが発表した2026年3月期の通期決算は、売上高が前期比 32.7%増 の 1兆1,248億円 、親会社の所有者に帰属する当期利益は同 136.2%増 の 765億円 と驚異的な伸びを記録した。2025年12月に 三井住友建設を完全子会社化 したことが業績を大きく押し上げ、建築・土木の両請負事業が拡大したほか、東洋建設の株式譲渡に伴う利益計上も寄与した。同社は「総合インフラサービス企業」への転換を加速させており、水処理大手「水ing」の買収決定など、請負に依存しない独自の成長モデルを鮮明にしている。

+32.7%売上+60.8%営業利益+136.2%純利益

AIアナリスト視点

インフロニア・ホールディングスの今期決算は、まさに「攻めの経営」が結実した内容と言えます。前田建設工業、前田道路、前田製作所の統合から始まった同社が、三井住友建設という伝統的大手を飲み込み、さらに水インフラの雄である水ingまで手中に収めたことは、従来の「ゼネコン」という枠組みを超越しようとする強い意志を感じさせます。 注目すべきは、単なる規模の拡大ではなく、営業利益率が高い「インフラ運営(脱請負)」へのシフトです。建設業は景気や資材価格に左右されやすい「フロービジネス」ですが、インフラの運営・維持管理は安定した「ストックビジネス」です。今回の水ing買収は、まさにそのパズルの大きな欠片を埋めるものです。 懸念点は、短期間で拡大した組織のガバナンスと、三井住友建設が過去に抱えていた採算性の課題を完全に払拭できるかという点です。また、負債比率も上昇しているため、金利上昇局面での財務戦略も重要になります。とはいえ、既存の建設会社が守りに入る中で、これほど明確な成長シナリオを描き、実行に移している企業は稀有であり、投資家・就活生双方にとって「建設セクターの変革者」として非常に興味深い存在です。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
8,475億円471億円324億円1.5兆円+19.1%
2024
通期
7,118億円444億円335億円9,781億円+4.2%
2023
通期
6,829億円375億円267億円9,264億円

従業員データ

平均年収

1,105.5万円

業界平均: 992.4万円

平均年齢

42.8

平均勤続年数: 14.2

従業員数

102

2025年06月時点

給与・待遇

平均年収
1,105.5万円

社員データ

従業員数
102
平均年齢
42.8
平均勤続年数
14.2

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年06月)

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