業界ダイジェスト
石油資源開発株式会社

石油資源開発株式会社

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エネルギー・資源業界
972Chiyoda, Tokyo1955年設立公式サイト

事業セグメント構成

日本72%
北米14%
中東9%
欧州5%
日本 (72%)北米 (14%)中東 (9%)欧州 (5%)

国内外で石油・天然ガスの探鉱・開発・生産を手掛けるエネルギー企業。強固な国内ガス供給網に加え、カナダ等の海外事業やCCSなど脱炭素分野にも注力。

収益

2025年3月期

3,891億円

+19.4% 前年比

純利益

2025年3月期

812億円

+51.2% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

15.70%

石油資源開発株式会社とは — 会社解説

1955年、石油・天然ガスの探鉱・開発を目的とした国策会社として設立。現在は「エネルギーの安定供給」を掲げ、国内外で原油・ガスの探鉱・生産から、国内ガス供給網の運営、発電、脱炭素分野(CCS/CCUS)までを手掛ける総合エネルギー企業です。近年は、リスクの高い英国資産を売却し、安定収益が見込める米国のタイトオイル権益へ約2,000億円を投じるなど、ポートフォリオの大胆な再編を断行中。自己資本比率約80%という盤石な財務基盤を背景に、次世代エネルギーへの転換を進めています。

事業モデル・収益構造

原油・天然ガスの「探鉱・開発・生産(アップストリーム)」と、生産したガスを自社のパイプラインで供給・販売する「中・ダウンストリーム」を統合したモデルです。これに加えて、海外でのプロジェクト投資や、持分法適用会社からの投資利益、為替差益が収益に大きく寄与します。近年は太陽光や風力などの再生可能エネルギー事業も拡大中です。

石油資源の強み・特徴

  • 強固な国内ガス基幹網:新潟から仙台へと続く自社パイプラインを持ち、国内へのエネルギー供給において不可欠なインフラを保有。
  • 鉄壁の財務基盤:自己資本比率79.1%を誇り、巨額投資が必要な資源開発の世界において、外部環境に左右されない投資余力を持つ。
  • アセット入れ替えの機動力:英国資産の早期売却や米国での大型買収など、市況や税制変化に即応するダイナミックな経営判断力。
  • 脱炭素技術の蓄積:日本を代表するCCS(二酸化炭素回収・貯留)プロジェクトを牽引し、脱炭素社会における新たな収益源を育成。

投資家が注目するポイント

  • 1成長戦略の明確化:米国タイトオイル権益への巨額投資により、中長期的なキャッシュフロー創出能力の向上が期待される。
  • 2持分法利益と為替の恩恵:本業の営業利益だけでなく、海外プロジェクトからの持分法投資利益や円安による為替差益が経常利益を押し上げる構造。
  • 3株主還元への注目:PBR改善を意識し、DOE(自己資本配当率)に基づいた安定配当と、機動的な自社株買いによる総還元性向の向上に注力。
  • 4商品価格リスク:原油・ガス価格の変動が業績に直結するため、市況に対する感応度が高い点には留意が必要。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1日本トップクラスの給与待遇:平均年収1031.5万円。初任給も31.2万円と極めて高く、福利厚生も充実している。
  • 2社会貢献度と規模感:国家レベルのエネルギー供給という使命感と、一案件数千億円規模のグローバルなビジネスを経験できる。
  • 3長期的なキャリア形成:平均勤続年数14.7年と長く、人を育てる文化が根付いている。安定と挑戦の両立が可能。
  • 4エネルギー変革への挑戦:化石燃料だけでなく、水素やCCSといった最先端のグリーンエネルギー分野でキャリアを積むチャンスがある。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

日本

72%

国内における完成車の製造、販売、および研究開発活動を統括し、日本市場のニーズに応じた製品とサービスの提供を担当します。

収益2,799億円営業利益450億円営業利益率16.1%

北米

14%

米国、カナダ、メキシコを含む北米全域での車両生産、地域販売、および現地での金融サービス提供を統合的に行うセグメントです。

収益557億円営業利益211億円営業利益率37.9%

欧州

5%

欧州各国での車両販売や輸入、現地生産拠点を通じた製品供給、および現地の環境規制に合わせたブランド展開を担う事業単位です。

収益192億円営業利益56億円営業利益率29.2%

中東

9%

中東地域での油田・ガス田の開発・生産への参画や、産油国との連携を通じた原油・エネルギー資源の安定的な調達と供給を担っています。

収益343億円営業利益42億円営業利益率12.1%

よくある質問(石油資源について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

3,324億円

営業利益予想

280億円

純利益予想

300億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#石油資源開発#減収減益#M&A#北米事業

石油資源開発・2026年3月期通期、純利益34%減の534億円——資源価格下落が響くも、北米大型買収で成長基盤を再構築

石油資源開発(JAPEX)が発表した2026年3月期通期の連結決算は、売上高が3,403億3,600万円(前年同期比12.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が534億2,700万円(同34.2%減)と大幅な減収減益となりました。世界的な原油・天然ガス価格の下落に加え、液化天然ガス(LNG)の販売数量減少が業績を下押ししました。一方で、北米での大型買収の完了や北海道のガス事業譲渡の決定など、ポートフォリオの抜本的な組み換えを加速させています。

-12.5%売上-37.2%営業利益-34.2%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算は、資源価格の下落という外部要因をモロに受けた形ですが、中身を見ると非常に「動いている」印象を受けます。 特に注目すべきは「守りの構造改革」と「攻めの投資」の対比です。不採算や戦略的優先順位の低い英国や北海道のガス下流事業を切り離す(守り)一方で、北米のVRIH社買収によって収益の源泉を再確保する(攻め)という、ポートフォリオの入れ替えが明確です。 - イラクの停止リスクを北米で補うという地域分散が奏功しつつある点 - 営業外利益(為替や持分法)に助けられた経常利益の底堅さ - 株式分割と配当性向の維持による株主意識の高さ これらは評価ポイントです。ただし、売上高の減少傾向が続いており、買収資産がどれだけ早期にキャッシュフローを創出できるかが、今後の株価と信頼回復の鍵になるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3,891億円620億円812億円6,816億円+19.4%
2024
通期
3,259億円552億円537億円6,609億円-3.2%
2023
通期
3,365億円621億円674億円5,682億円+35.1%
2022
通期
2,491億円198億円4,719億円+3.8%
2021
通期
2,401億円42億円6,248億円

従業員データ

平均年収

1,031.5万円

業界平均: 1,082.5万円

初任給

31.3万円

月額 312,500

平均年齢

40.1

平均勤続年数: 14.7

従業員数

972

2024年12月時点

給与・待遇

平均年収
1,031.5万円
初任給(月額)
312,500

社員データ

従業員数
972
平均年齢
40.1
平均勤続年数
14.7

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2024年12月)

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